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株式会社トップカルチャー: TOP CULTURE Co.,Ltd.)は、新潟県新潟市西区に本社を置く、書籍文具、雑貨等の販売と音楽・映像ソフトの販売およびレンタルを行う企業。カルチュア・コンビニエンス・クラブ株式会社(TSUTAYA)のフランチャイズ加盟会社の中では最大規模のメガフランチャイジーで、持分法適用会社である。

概要 種類, 市場情報 ...
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概要

実兄である清水泰明が経営するひらせいホームセンターの専務取締役だった清水秀雄が設立[3][4]

主に書籍、文具、雑貨等の販売と音楽・映像ソフトの販売およびレンタルを展開する複合書店『蔦屋書店[注 1]』を運営。他社から譲受した店舗については譲受前の屋号(『TSUTAYA』など)を継承していることもある。

カルチュア・コンビニエンス・クラブも直営でライフスタイル提案型書店『蔦屋書店』を展開しているがトップカルチャーとは無関係であり、両者のロゴは異なる。

CD・DVDやコミックのレンタルが主力であったが、動画・音楽配信市場の急成長を受けレンタルの売り上げが低迷[6]2021年(令和3年)7月に当社がレンタル事業から撤退することを発表。ニュースの見出しなどからカルチュア・コンビニエンス・クラブ(TSUTAYA)全体でレンタル事業から撤退するように誤認してしまう事態が発生し、一部ニュースサイトでは誤解を招かないように注意を促していた[7]
しかし、レンタルのニーズがある一部店舗は継続するとし、レンタルを終了した店舗、またはレンタルスペースの半分程度を別の売り場に切り替えた店舗等が混在し、当初発表していたレンタル事業の完全撤退には至っていない[6]。ただ、「全体的に見れば今後も最適化していく」とした[6]。既にこれまでレンタルだったスペースなどには、DAISO、子会社トップブックスが運営するゲーム・トレーディングカード販売の「ふるいち」、バンダイナムコアミューズメントのカプセル玩具「ガシャポン」を導入し始めている[6]。新店では最初から書籍を軸にした売り場作りを進めるとした[6]

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沿革

  • 1986年(昭和61年)12月12日 - 新潟県新潟市女池株式会社トップカルチャーを設立。
  • 1987年(昭和62年)5月2日 - カルチュア・コンビニエンス・クラブ株式会社とフランチャイズ契約を締結し、第1号店「蔦屋書店県庁前店」(後の女池インター店)開店。
  • 1996年(平成8年)
    • 11月22日 - 新潟県外出店および長野県第1号店「蔦屋書店諏訪中洲店」開店。
    • 12月 - 本社を新潟市小針に移転。
  • 1997年(平成9年)7月 - 700坪の大型店舗、「蔦屋書店南万代フォーラム店」(現・蔦屋書店新潟万代)を出店。
  • 1999年(平成11年)11月 - 株式会社新潟みちのり会を形式上の存続会社とし、株式額面変更のための合併を行い、同日付で商号を株式会社トップカルチャーに変更。
  • 2000年(平成12年)
    • 4月 - 日本証券業協会に株式を店頭登録。初めて公募により新株式を発行。
    • 10月 - 株式会社テイツーと共同出資により株式会社トップブックスを設立し、中古書籍・CD売買事業に進出。
  • 2001年(平成13年)10月19日 - 東京証券取引所市場第二部に上場。
  • 2002年(平成14年)12月7日 - 関東地方出店および神奈川県第1号店「蔦屋書店厚木戸室店」開店。
  • 2003年(平成15年)
  • 2005年(平成17年)
    • 4月1日 - 東京証券取引所市場第一部に指定替え。
    • 4月8日 - 埼玉県第1号店「TSUTAYA深谷店」開店。
    • 10月4日 - カルチュア・コンビニエンス・クラブ株式会社を引受先とした第三者割当増資を実行。
    • 10月26日 - 同日付でカルチュア・コンビニエンス・クラブ株式会社より、東京都および神奈川県内直営店4店舗(「TSUTAYAサンストリート亀戸店」・「TSUTAYA横山店」・「TSUTAYA港北荏田店」・「TSUTAYA鴨居店」)を譲受。
  • 2007年(平成19年)
    • 2月 - スポーツ関連事業を目的として株式会社グランセナフットボールクラブを設立。スポーツ関連事業を開始。
    • 7月20日 - 横浜市都筑区にある「TSUTAYA港北荏田店」を移転し、同区内に神奈川県最大規模の「蔦屋書店港北ミナモ店」開店。
  • 2008年(平成20年)9月1日 - 同日付で神奈川県内FC店1店舗(「TSUTAYA座間店」)を譲受。
  • 2009年(平成21年)
    • 7月31日 - 創業店舗「蔦屋書店女池インター店」を移転し、「蔦屋書店新潟中央インター店」を開店。
    • 11月2日 - 同日付で東京建物株式会社より株式会社アンフォルマの全株式を取得し、完全子会社化。
  • 2010年(平成22年)
    • 5月1日 - 同日付で子会社の株式会社アンフォルマを吸収合併。
    • 7月23日 - 「蔦屋書店西長岡店」および「蔦屋書店北長岡店」を移転統合し、新潟県内最大規模(当時)の「蔦屋書店長岡古正寺店」を開店。
  • 2011年(平成23年)8月 - 売場面積1,800坪の「蔦屋書店前橋みなみモール店」を開店、超大型複合書店の出店を開始。
  • 2012年(平成24年)
    • 3月17日 - 売場面積2,300坪の「蔦屋書店フォレオ菖蒲店」を埼玉県久喜市に開店。
    • 11月17日 - 茨城県第1号店である北関東最大の複合書店「蔦屋書店ひたちなか店」を開店。
  • 2013年(平成25年)3月16日 - 宮城県第1号店である「蔦屋書店仙台泉店」を開店。本店舗は「TSUTAYA」「蔦屋書店」の中でも、日本最大の売場面積、日本最大の書籍在庫冊数を誇る。
  • 2015年(平成27年)3月6日 - 千葉県第1号店である「蔦屋書店茂原店」を開店。
  • 2016年(平成28年)3月6日 - 店舗維持管理事業を目的として株式会社ワーグルスタッフサービスを設立。
  • 2018年(平成30年)
    • 4月1日 - 同日付で株式会社TSUTAYAより、岩手県、東京都および静岡県内直営店6店舗(「MORIOKA TSUTAYA」・「TSUTAYA新大久保店」・「TSUTAYA府中駅前店」・「TSUTAYA練馬春日町店」(後に改装で「蔦屋書店練馬春日町店」)・「TSUTAYAすみや静岡本店」(後に改装で「蔦屋書店静岡本店」)・「TSUTAYAすみや静岡平和町店」(後に改装で「蔦屋書店静岡平和町店」))を譲受。これにより、出店地域を岩手県および静岡県に拡大。
    • 6月1日 - 同日付で株式会社TSUTAYAより、岩手県直営店1店舗(「蔦屋 緑ヶ丘店」)を譲受。
    • 9月 - 子会社である株式会社ワーグルスタッフサービスにて「脳とこころの訪問看護ステーション」を開業。訪問看護事業を開始。
  • 2020年令和2年)11月 - 蔦屋書店河渡店内にコワーキングスペース「クロスラウンジプラス」オープン[8]
  • 2021年(令和3年)
    • 7月15日 - 中期経営計画を策定し、2023年10月までにTSUTAYAのレンタル事業からの撤退を発表[9]
    • 8月 - 事業転換の新規事業として蔦屋書店 新潟万代「SHARE LOUNGE」と「サカナノバーガー新潟万代店」オープン[10]
  • 2022年(令和4年)
    • 2月 - 蔦屋書店 寺尾店にARスポーツ「HADO(ハドー)」が体験できるフィールドを開設[11]
    • 4月 - 東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所の市場第一部からスタンダード市場に移行
    • 9月 - 同月29日にプレオープンする蔦屋書店 佐久平店においてTポイントと競合する楽天ポイントを導入[12]。今後同社が運営する蔦屋書店・TSUTAYA64店舗において楽天ポイントを順次導入予定と発表していたが、2024年現在佐久平店以外での導入実績はない。
    • 11月 - 事業転換の新規事業として100円ショップの「DAISO長野南バイパス店」を蔦屋書店 長野川中島店(長野県)店内にオープン
  • 2023年(令和5年)
    • 4月 - 事業転換の新規事業として株式会社バンダイカプセルトイブランドであるガシャポンの専門店「ガシャポンバンダイオフィシャルショップ」を、埼玉県内の蔦屋書店 東松山店と蔦屋書店 本庄早稲田店にオープン
    • 6月 - タリーズコーヒーのフランチャイズ運営の株式会社メソッドカイザーを子会社化[13]
    • 9月 - 株式会社トーハンを割当予定先とする第三者割当による新株式の発行を行い、株式会社トーハンが筆頭株主となる。
  • 2024年(令和6年)
    • 10月31日 - 株式会社トップカルチャーが蔦屋書店静岡本店を営業譲渡した。静岡県にある2店舗が閉店および営業譲渡をした為、事実上静岡県から事業を撤退した。
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子会社

  • 株式会社トップブックス(65.0%) - 中古販売事業「ふるいち・古本市場トップブックス」の店舗運営。テイツーの持分法適用関連会社
  • 株式会社グランセナフットボールクラブ(97.7%) - サッカークラブ「グランセナ新潟FC」およびサッカースクール「グランセナサッカースクール」、スポーツ施設「グランセナ新潟サッカースタジアム」、保育園「グランセナ保育園」の運営
  • 株式会社ワーグルスタッフサービス(94.3%) - 精神疾患・認知症に特化した訪問看護ステーション「脳とこころの訪問看護ステーション」の運営
  • 株式会社メソッドカイザー - タリーズコーヒーのフランチャイズ運営

店舗

要約
視点
Thumb
蔦屋書店の店舗例(新潟・南笹口店)
  • 営業中の店舗に関しては店舗情報を参照(子会社含む。)。

かつてあった店舗

さらに見る 店舗名, 備考 ...

他業態との融合

近年は『BOOK & cafe』の業態を推進。以下の店舗に展開をしている。

さらに見る 店舗名, テナント ...
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脚注

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関連項目

外部リンク

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