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ティルダ・スウィントン

イギリスの女優 ウィキペディアから

ティルダ・スウィントン
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ティルダ・スウィントン(Tilda Swinton, 1960年11月5日 - )は、イギリス女優2007年公開の『フィクサー』でアカデミー助演女優賞を受賞した。

概要 ティルダ・スウィントン Tilda Swinton, 本名 ...
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生い立ち

ロンドンにて、キャサリン・マチルダ・スウィントン(Katherine Mathilda Swinton)として生まれる。父方の祖先はスコットランドの名家[1]、母親はオーストラリア[2][3]。1983年にケンブリッジ大学を卒業(専攻は政治学社会学)。

キャリア

大学卒業後、ロイヤル・シェイクスピア・カンパニーで演劇を学ぶ。長身、クールな風貌と知的な演技が評価され、魔女や天使、女王、ボスなどキーマン的な存在感ある役柄が多い。

1980年代に映画監督のデレク・ジャーマンと知り合い、1986年に同監督作品の『カラヴァッジオ』で映画デビュー。以後、ジャーマン作品の常連となる。1991年公開の『エドワードII』でヴェネツィア国際映画祭 女優賞を受賞。

1999年公開の『ザ・ビーチ』でハリウッド進出を果たし、2001年公開の『ディープ・エンド』でゴールデングローブ賞 主演女優賞 (ドラマ部門)にノミネート。2005年公開の『ナルニア国物語/第1章:ライオンと魔女』では白の魔女を演じた。

2007年公開の『フィクサー』でアカデミー助演女優賞英国アカデミー賞 助演女優賞を受賞。

1988年にはベルリン国際映画祭の、1998年にはヴェネツィア国際映画祭の、2004年にはカンヌ国際映画祭の審査員を務め、2009年のベルリン国際映画祭では審査委員長を務めた。

2020年、第77回ヴェネツィア国際映画祭栄誉金獅子賞が授与され、2025年2月には第75回ベルリン国際映画祭金熊名誉賞を受賞[4]

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私生活

スコットランド北部在住。芸術家兼劇作家のジョン・バーン英語版との間に1997年に男女の双子(ザビエルとオナー)を儲けているが、バーンとは結婚はしていない。2004年からニュージーランドの画家サンドロ・コップとの関係が続いている[5]

2021年に「自分はクィアであると認識している」と語った[6]

宮崎駿を敬愛しており、自身の選ぶベスト映画に『となりのトトロ』を挙げている[7][8]

ルッツ・エバースドルフ名義

2018年公開の『サスペリア』では特殊メイクを施して3役をこなしたが、その中の心理学者、ジョセフ・クレンペラー役に関しては、制作サイドの意向でルッツ・エバースドルフ(Lutz Ebersdorf)という老俳優が演じているとマスコミに発表され、公式サイトとパンフレットでもそう紹介された。その際、エバースドルフは1936年ドイツ・ミュンヘン生まれ、との設定も作られている。経歴については、ナチスから逃れるために2歳頃から家族とともにヨーロッパ各地を移動、若い頃に役者を志すも1964年に引退、その後1969年にベルリンで精神分析を勉強し、博士号を取得してクライン派の精神分析医としてベルリンで開業、となっており、IMDbにも登録されたうえ、撮影前のオフショット写真まで制作されているという手の込みようであった[9]。ベネチア国際映画祭には欠席し、ティルダ・スウィントンが彼からの手紙を「代読」をするというパフォーマンスも披露された[10]。また、エバースドルフは撮影後に亡くなったという設定も当初は検討されており、エンドロール前に「本作をルッツ・エバースドルフに捧げる」というテロップを入れることも検討されていた。

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出演作品

映画

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WEBシリーズ

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参考文献

外部リンク

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