Remove ads
ウィキペディアから
ウェザーニューズのサポーター参加型企画(ウェザーニューズのサポーターさんかがたきかく)とは、株式会社ウェザーニューズの提供するコンテンツサービスにウェザーニュース会員が参加し、天気予報などの改善に役立てていく企画の事。
ウェザーニューズ社への会員登録を行うことでウェザーリポーターとなることができ、現在の天気や雲の様子、自然現象、体感、気温・湿度・気圧などの“見たまま”を、ウェザーニューズ社の携帯サイト(ウィルコムを除く)またはAndroid・iPhone・iPod touch用天気予報アプリ「ウェザーニュース」[註 1]から投稿できる[2]。写真または動画を添付することも可能。
投稿されたリポートの閲覧はWebサイト・アプリの両方とも可能で、現在は同社のインターネットサイト用動画コンテンツ『ウェザーニュースLiVE』、各地のCATVなどの動画番組、テレビ朝日などの地上波民間放送局のニュース・情報番組・データ放送でも投稿した内容が採用されることがある[3]。投稿回数等に応じポイントが加算され、獲得ポイント数に応じた特典が用意されている。
開始当初、投稿は原則として有料のウェザーニュース会員のみで、1人1日2通に制限されていたが、異常気象時には時間や地域を区切って投稿数の制限を解除し、リポーターからの情報を逐次送信できるよう対応する場合もあり、その際には24時間生放送『SOLiVE24』の放送中に「(対象地域)では三通制限を解除しています」の告知が随時なされていた。
2010年時点で有料のウェザーニュース会員は約160万人[4]。リポーター申込者は310,000人を数える(2011年6月17日現在[5])[註 2]。
2005年の雨プロジェクト終了まで、梅雨時期などに断続的に行っていたリポート募集を、同年11月1日より毎日募集の常時実施企画へと移行。2009年現在、全国で天候に障害のない日で、1日平均3,000通のリポートが投稿されており、2009年1年間に寄せられたレポートは925,000通、2010年1月31日には累計レポート数が200万通に達した。また、平成21年台風第18号が日本列島を縦断した2009年10月7日・8日には、2日間で24,400通のリポートが寄せられ、ウェザーニューズでは現地からの実況中継を希望するウェザーレポーター約1,000人に放送機材などを提供したほか[6]、両日は非会員からも特設電話でリポートを受付し、約200本の電話が寄せられた[註 3]。
また、2010年4月27日よりウェザーリポートの制度がリニューアルし、以前は仲間のリポートへは「追記&共感」の機能しかなかったが、リニューアル後は「お気に入り」機能が追加される。また、お互いにお気に入り登録したリポーター同士が「質問」できるようになる機能も追加されるなど仲間とのコミュニケーションがさらに取れるようになった[7]。なお、この制度はリニューアル後にウェザーリポーターへのアンケート調査を実施し、要望が多かった部分の再変更を2010年5月11日に実施している[8]。
2010年8月10日頃から26日にかけて、携帯電話事業者のフィルタリング規制サービスにより、一時的に一部の携帯電話において、ウェザーリポートが閲覧・投稿できなくなる事態が発生した(詳しくはウェザーニューズ#フィルタリング規制を参照)。
2010年9月30日からグローバルリポートのカテゴリを新設し、海外からのウェザーリポートも投稿できるようになった。ただし、海外からの画像投稿(送信)は高額の通信料金が課せられる恐れがあるため、ウェザーニューズでは海外パケット定額制度利用を推奨している[9]。
2010年11月1日にウェザーニューズのPCサイトで「ウェザーリポートCh.」を開設し、全国各地からのウェザーリポートを閲覧できるようになった。また、ウェザーニュースのトップページがこれまでの「天気予報Ch.」から「ウェザーリポートCh.」に変更になった[10]。
2012年7月29日には、ウェザーリポートの送信が無料化された。これは、2011年3月11日に起きた東北地方太平洋沖地震を踏まえての実施である。また、1日3通までの3通制限が廃止された。これに伴い、同社の「ウェザーニュース タッチ」(現・「ウェザーニュース」)もバージョンアップした。
2014年、ウェザーリポートのサービス開始9周年となった11月1日には、日本記念日協会より「ウェザーリポーターの日」との認定を受ける。記念日登録証授与式の模様はSOLIVE24内で配信・放送され、YouTubeライブ、ニコニコ生放送にても同時生中継された。
2015年下半期より、自社のデータベース処理に「NoSQL」を採用した。[11]
有料会員は、「スパロー(すずめ)」(30ポイント)・「スワロー(つばめ)」(100ポイント)・「カイト(とんび)」(200ポイント)・「ファルコン(はやぶさ)」(1000ポイント)・「イーグル(わし)」(2000ポイント)・「ソラヨミマスターフェニックス(不死鳥)」(5000ポイント)となる。また、5000ポイントで会費が無料になるGOLD会員も廃止された。[15] ただし、GOLD会員を引き続き利用することは可能である。[16]GOLD会員の無料特典を終了し、有料会員登録をするとソラヨミマスターフェニックスになるとともに、今までの情報を引き継ぐことが可能である。
ウェザーニューズによる、同様のサービスは海外でも行われており、韓国では、韓国国内からの気象状況が韓国の携帯電話最大手のSKテレコムと共に展開する、リアルタイム自動翻訳システムを介した携帯電話向け掲示板サイト「ソラトモ」に投稿される。また、中国でも中国国内からの気象状況が中国の最大手携帯電話事業者のチャイナ・モバイルが運営する携帯ポータルサービス「モンターネット」を通じて、ウェザーニューズの中国サイトに投稿される[17]。これらのサイトに投稿されたウェザーリポートの一部は、SOLiVE24で放送されている『SOLiVE Asia』でも紹介される場合があった。
ソラトモパーティーは、2008年から2013年まで年1回開催。株主総会とその付帯イベント(詳しくはウェザーニューズ#株主総会を参照)に対して、こちらは、ウェザーリポート投稿者や、携帯サイト加入者などの、いわゆる同社サポーター(一般ユーザー)に向けて実施されている、無料参加のイベント。当初は同社が韓国の携帯電話最大手のSKテレコムと共に展開する、リアルタイム自動翻訳システムを介した携帯電話向け掲示板サイト「ソラトモ」の名を冠しており、韓国の気象や文化も紹介する趣向となっていた。
SOLiVEサタデーが事実上終了した後、これに代わる形で開催されたのが、2013年から2014年夏にかけて冬を除く春・梅雨・夏・秋に各季節毎開催されたパーティーであった(2014年秋はウェザーリポート秋の祭典として特番方式だった)。パーティーへはソラウタネットスポンサーなった人がチケット購入が出来、ネットからでもネットスポンサーであればチャットでパーティーに参加することができた。
3月22日に初台DOORSで開催。
6月15日に前年までのSOLiVEサタデーと同じ、東京都港区芝にある日本生命赤羽橋ビル1階(ウェザーニューズ本社・当時)のCポート1号店で開催。
8月14日由比ヶ浜OTODAMAで開催。
10月19日に船橋港に停泊している元南極観測船、SHIRASEで開催。
4月4日に昨年の春パーティーに続き、初台DOORSで開催。
6月1日に、観客等呼ばずインターネット限定でパーティを開催。
8月15日に新木場1stRINGで開催。
ソラトモパーティに代わる大型イベントとして、2014年から2018年にかけて開催されたイベント。
Seamless Wikipedia browsing. On steroids.
Every time you click a link to Wikipedia, Wiktionary or Wikiquote in your browser's search results, it will show the modern Wikiwand interface.
Wikiwand extension is a five stars, simple, with minimum permission required to keep your browsing private, safe and transparent.