Loading AI tools
2014年に発売されたゲームソフト ウィキペディアから
『ゼルダ無双』(ゼルダむそう、英題:Hyrule Warriors)は、コーエーテクモゲームスより2014年8月14日に発売されたWii U用アクションゲーム。同社の無双シリーズと任天堂の「ゼルダの伝説シリーズ」とのコラボレーション作品。多くの敵キャラを蹴散らす爽快アクションに「注目」、アイテムを使った攻撃などの要素が加えられている[4]。
ジャンル | アクションゲーム |
---|---|
対応機種 |
Wii U ニンテンドー3DS(ハイラルオールスターズ) Nintendo Switch(ハイラルオールスターズ DX) |
開発元 | コーエーテクモゲームス(オメガフォース、Team NINJA) |
発売元 |
コーエーテクモゲームス 任天堂 |
プロデューサー |
鯉沼久史(総合プロデューサー) 早矢仕洋介(開発プロデューサー) 青沼英二(スーパーバイザー) |
シリーズ |
ゼルダの伝説シリーズ 無双シリーズ |
人数 |
[Wii U/Switch] 1 - 2人 [3DS] 1人 |
発売日 |
[Wii U] 2014年8月14日 2014年9月19日 2014年9月20日 2014年9月26日 [3DS] 2016年1月21日 2016年3月25日 2016年3月26日 [Switch] 2018年3月22日[1] 2018年5月18日 |
対象年齢 |
CERO:B(12才以上対象) ESRB:T(13歳以上) PEGI:12 ACB:M |
コンテンツアイコン |
[CERO] セクシャル、暴力 [ESRB] Fantasy Violence,Suggestive Themes |
売上本数 |
[Wii U]約13万本[2] 100万本(出荷数)[3] |
2016年1月21日にはWii U版をベースに独自の機能を備えたニンテンドー3DS版『ゼルダ無双 ハイラルオールスターズ』が、2018年3月22日にはWii U版と3DS版の全要素に新要素を加えた『ゼルダ無双 ハイラルオールスターズ DX』が発売された。以降、特記のない限りオリジナル版であるWii U版について記述する。
本作はWii U GamePadとテレビ画面、それぞれに表示されたキャラクターを操作するマルチプレイが可能である[5]。
世界観に関して、他のシリーズ作品とのつながりは言及されていないが、黒の魔女シアの力によって時空が歪められ、異なる世界・時代が召喚されたとされており、往年のシリーズ作品から『時のオカリナ』『トワイライトプリンセス』『スカイウォードソード』のキャラクターやステージが多数登場する[注 1]。
戦闘の仕組みとして、プレイヤーキャラは各戦場で戦う軍勢の指揮官となり、敵兵軍団と戦いながら各戦場で与えられたミッションをこなしていく。ステージ上の勝利条件を満たせばステージクリア。プレイヤーキャラの体力が0になる・ミッション失敗・制限時間オーバー・味方本拠地陥落・味方側総大将敗走のいずれかでゲームオーバーとなる。
各キャラクターが扱う武器には炎、水、雷、光、闇の5つの属性があり、それぞれ異なる特定のコマンドで属性付き攻撃を行うことができる。一部の武器は他の属性の攻撃を繰り出せるコマンドもある。また、敵として登場するプレイヤーキャラクターやその他の部隊長、巨大魔獣はそれぞれ固有の弱点属性を持つ。
以下の巨大魔獣は特定の攻撃をヒットさせることでダウンし、ウィークポイントゲージが出る(ただし、DLCの「ガノンパック」に登場するダーク巨大魔獣はいかなる方法を用いてもウィークポイントゲージを出さない)。いずれも過去のゼルダの伝説シリーズで大ボスとして登場したモンスター。
敵または味方側の兵士として相手と戦うキャラクターたち。
一部を除き、砦ボス及び拠点兵長はやや大型の個体。
これらの部隊長とは敵として戦う場合、特定の攻撃後にウィークポイントが出る。また、味方隊長の体力が減ってくるとプレイヤーに救援要請が入る。また敵味方どちらかの部隊長が相手側戦力によって撃破されるか敗走させられるとその旨が表示される。
本作のメインとなるレジェンドモードは決められたミッションをこなしてシナリオを進めていく。それぞれのシナリオはプレイヤーキャラクターが決まっている(一部は複数から選択)。
ある朝のこと、ハイラル王女ゼルダのもとに護衛のインパがやってくる。不吉な夢を見たというゼルダが訓練兵を視察していたところ、ハイラルに魔物の大群が押し寄せてくる。それを聞きつけた訓練兵のリンクは戦いに加勢するため城から出撃する。
バトルによって使用される戦場は異なるが、どの戦場にも10前後の砦と、その間に多数の拠点がある。
アドベンチャーモードは初代「ゼルダの伝説」をモチーフにしたマップを探検する。ハイラル全体は東西16、南北8の128エリアからなり、1エリアに1つのステージが割り当てられ、ステージをクリアして探索範囲を広げたり、報酬で新たなキャラクターや武器などを解禁していき、どこかに潜む闇の支配者を倒すことが目的となる。
各ステージではクリア成績のランク付けがあり(クリアタイム、クリアまでの撃破数、被ダメージで計算される)、Sランク獲得報酬があるなどやりこみ要素が強い。また、マップ探索では怪しい個所を対応するアイテムカードを使って調べることでステージクリア報酬を解禁したり、隠れている敵を出現させたり、新たなエリアへの進路を開通させることができる。
有料ダウンロードコンテンツでは表マップと同じ地形でミッションを新たに配分し直した「裏アドベンチャーマップ」や、トワイライトプリンセスをモチーフにした「黄昏マップ」、ムジュラの仮面をモチーフにした「タルミナマップ」が購入でき、表マップ同様の方法で探索していく。
プレイヤーキャラクターのみで指定されたミッションをこなすバトル。以下の12種類がある。 「チャレンジモード」に似たルールが多い。
レジェンドモードのように、味方キャラクターとともに敵軍と戦うバトル。
レジェンドモードにない要素として以下の点がある。
アドベンチャーバトルは最初のミッションで以下のように大別される。これらのうちいずれかに成功すれば敵本拠地が開門し敵総大将と対決できるようになり、敵総大将を倒せばクリアとなる。なお、「大決戦!●●に潜みし●●を撃破せよ!」では敵総大将撃破後に巨大魔獣1体が召喚され、それを倒すと勝利になる。
開発のきっかけは、任天堂キャラクターで無双系ゲームを作ろうと考えていた、オメガフォースのチームリーダーでコーエーテクモゲームスの副取締役である鯉沼久史に、Team NINJAのプロジェクトリーダーの早矢仕洋介が「ゼルダで無双を作ったら面白くなるのでは?」と声をかけたことによるものである[7][8]。企画を任天堂に持ち込んだところ[9]「アクションゲームに特化したゼルダを作ってほしい」との声が返ってきたためコラボレーションが実現した[10]。ガンダム無双開発以降さまざまなコラボ無双を作ってきたが、社内一丸で作らないと無理だろうと考え、オメガフォースとTeam NINJAとで本作のための開発チームを編成[11]。さらに任天堂側から青沼英二がスーパーバイザーとして参加した[12]。
『ゼルダ無双 ハイラルオールスターズ』(ゼルダむそう ハイラルオールスターズ、英題:Hyrule Warriors Legends)は、コーエーテクモゲームスより2016年1月21日に発売されたニンテンドー3DS用アクションゲーム。ダウンロードコンテンツを含めたWii U版の内容に新要素を加えて3DS用に移植された。
以下のキャラクターは3DS版に同梱されているキャラクター追加コードを入力するか、配信中の「Newキャラクターパック」を購入することでWii U版でも使用可能。
『ゼルダ無双 ハイラルオールスターズ DX』(ゼルダむそう ハイラルオールスターズ デラックス)は、コーエーテクモゲームスより2018年3月22日に発売されたNintendo Switch用アクションゲーム。Wii U版とニンテンドー3DS版のDLCを含む全ての内容を統合し、後述の新規要素が加えられている[1]。
Seamless Wikipedia browsing. On steroids.
Every time you click a link to Wikipedia, Wiktionary or Wikiquote in your browser's search results, it will show the modern Wikiwand interface.
Wikiwand extension is a five stars, simple, with minimum permission required to keep your browsing private, safe and transparent.