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クイーンのスタジオ盤 ウィキペディアから
『イニュエンドウ』 (Innuendo) は、イギリスのロックバンド・クイーンの14枚目のアルバムである。ボーカルのフレディ・マーキュリー存命時にリリースされたという意味において、クイーンの実質的ラストアルバムである[2]。
『イニュエンドウ』 | ||||
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クイーン の スタジオ・アルバム | ||||
リリース | ||||
録音 | 1989年 - 1990年 | |||
ジャンル | ハードロック | |||
時間 | ||||
レーベル |
東芝EMI パーロフォン ハリウッド・レコード | |||
プロデュース |
クイーン デヴィッド・リチャーズ | |||
専門評論家によるレビュー | ||||
クイーン アルバム 年表 | ||||
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『イニュエンドウ』収録のシングル | ||||
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各曲の作曲者は1曲を除きメンバー全員がクレジットされている。これは前作『ザ・ミラクル』からのやり方を踏襲するもので、個人での作曲クレジットによる印税の分配でのトラブルを回避する役割と、作曲方法を個人の作業ではなく各人が持ち寄った素材をセッション形式で仕上げていく方法が取られ始めたためで、ひとつの曲を完成させる過程において、複数の曲のモチーフをつなぎ合わせる作業も行われていたことがデモ音源などで確認できる。
実質的なラストアルバムであることから、リリースの10ヶ月弱後のマーキュリーの死という要素を切り離して評価することは難しいが、イギリスではチャートにおいて初登場1位を記録するなど、1980年代初期のアメリカを意識した音楽性から、ヨーロッパ的な音楽性の回帰が歓迎された。本国イギリスでは、5曲がこのアルバムからシングルカットされ、チャートの上位へ達する。
アルバムタイトルの「イニュエンドウ」は、ほのめかし、あてこすり、風刺などの意味があり、マーキュリーがスクラブルをする際によく使う単語だったという[3]。
アルバムジャケットは19世紀のフランスの風刺画家J・J・グランヴィルのイラスト「Jaggler of Universes」が使われ、アルバムのアートワーク及びこのアルバムからのシングルのアートワークにもグランヴィルのイラストが使われた。
アルバムのインナースリーブ写真、収録曲のプロモーションビデオなどは、衰弱の進むマーキュリーの病状を隠すかのように、厚めのメーキャップ、モノクロームやアニメーション、後処理を施したものが多用されている。
国 | チャート成績 | 売り上げ | ||
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最高位 | チャートイン週 | 獲得ディスク | [4] | |
United States | 30 | Gold | 555.000 | |
United Kingdom | 1 | 37 | Platinum | 635.000 |
Germany | 1 | Platinum | 855.000 | |
Italy | 1 | 670.000 | ||
France | Platinum | 347.500 | ||
Netherlands | 1 | Platinum | 220.000 | |
Spain | 3 | Platinum | 305.000 | |
Switzerland | 1 | 2x Platinum | 100.000 | |
Austria | 2 | Platinum | 60.000 | |
Canada | Gold | 90.000 | ||
New Zealand | Platinum | 16.000 | ||
クイーン
外部ミュージシャン
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