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アクアプラスより2016年9月21日に発売されたゲームソフト ウィキペディアから
『うたわれるもの 二人の白皇』(うたわれるもの ふたりのハクオロ)は、アクアプラスより2016年9月21日に発売されたゲームソフト。対応機種はPlayStation 3、PlayStation 4、PlayStation Vita、Windows 10。
うたわれるもの 二人の白皇 | |
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ジャンル | ファンタジー |
ゲーム | |
ゲームジャンル | SRPG+ADV |
対応機種 | PlayStation 3 PlayStation 4 PlayStation Vita Windows 10 |
開発元 | アクアプラス |
発売元 | アクアプラス セガゲームス[1] |
プロデューサー | 下川直哉 |
ディレクター | 甘露樹 |
キャラクターデザイン | 甘露樹、みつみ美里 |
シナリオ | 菅宗光、暮羽松葉、まるいたけし、 涼元悠一、中村浩二郎 |
メディア | [PS3/PS4]BD-ROM、ダウンロード販売 [PS Vita]PS Vitaカード、ダウンロード販売 [Windows]ダウンロード販売 |
プレイ人数 | 1 |
発売日 | 2016年9月21日 発売日未定 |
レイティング | CERO:C(15才以上対象) ESRB:M(17歳以上) PEGI:16 USK:12(12歳未満提供禁止) ACB:M |
コンテンツアイコン | [CERO]セクシャル、暴力、ギャンブル |
キャラクターボイス | フルボイス |
アニメ | |
原作 | AQUAPLUS |
監督 | 川村賢一 |
シリーズ構成 | 横山いつき |
キャラクターデザイン | 中田正彦 |
音楽 | AQUAPLUS |
アニメーション制作 | WHITE FOX |
製作 | うたわれるもの二人の白皇製作委員会 |
放送局 | TOKYO MXほか |
放送期間 | 2022年7月3日 - 12月25日 |
話数 | 全28話 |
関連作品 | |
テンプレート - ノート | |
プロジェクト | ゲーム・アニメ |
ポータル | ゲーム・アニメ |
『うたわれるもの 散りゆく者への子守唄』を第一部、『うたわれるもの 偽りの仮面』を第二部とした、三部作構想の中の最終作に位置するストーリーが展開される[2]。
『偽りの仮面』と製作が同時進行していたため、さほど間を置かずに発売できると言われていた通り、前作から1年後の発売となる。『偽りの仮面』に出たキャストによると、『偽りの仮面』発売時点で既に音声収録は始まっている。
2015年11月28~29日に開催されたイベント「大アクアプラス祭」で、続編にあたる本作が2016年9月21日に発売されると発表された[3]。
2018年1月29日に、セガゲームスがPlayStation 4版を、繁体中文版とハングル版に翻訳した上でアジア地域で発売することを発表した[1][4]。
2019年10月には、アニメ化が発表された[5]。
2019年10月18日には『うたわれるもの ロストフラグ』公開記念として、シミュレーションパートはカットされているが、アドベンチャーパート全編を体験することができる『スマホで読むうたわれるもの』がシリーズ3作品同時にAndroid版、iOS版でそれぞれ無料公開された[6]。
2020年1月23日には英語と繁体中文字幕に対応したWindows 10移植版がSteamにて、前作の『偽りの仮面』と同時に販売開始された[7]。
基本的なシステムは前作を踏襲しており、キャラクター同士の会話でシナリオが進むアドベンチャーパートと、シミュレーションRPGの要素があるシミュレーションパートが存在する。前作に比べ、シミュレーションパートが多くなっている。 選択肢はあるが、シナリオ(ストーリー)が一本道なのも変わらない。
シミュレーションパートはほぼ前作のシステムままだが、細かなマイナーチェンジによる操作性向上が行われているほか、大きな変更点として以下のようなものがある。
帝の崩御と皇女アンジュ暗殺未遂から始まった混乱、そしてオシュトルが世界に溶けて消え去ってからの数日後。オシュトルの遺志を継ぎ、ネコネの助けを借りてオシュトルに扮したハクは、無事アンジュを、オシュトルやネコネの故国であるエンナカムイへと避難させることに成功する。だがヤマト八柱将のライコウは、偽の皇女を擁立してヤマトを掌握しようとしていた。
やがて、毒によって衰弱していたアンジュが回復すると、例え戦になっても、父である帝が残してくれたアンジュの名と皇女の地位を取り戻したいと語る。オシュトル(ハク)はその意を汲み、仲間と共に帝都奪還に向けての戦いの道を進んでいく。
またトゥスクルの皇オボロは、ヤマトが再び侵攻してくる可能性があるとして、内乱状態にあるヤマトを今のうちに攻撃することを決定。ハクの“死”を聞かされて帰国していたトゥスクルの皇女クオンは、それが結果的にアンジュらを助けることに繋がると考え、ヤマト攻略の指揮を引き受ける。クオンはエンナカムイの元へと“トゥスクルの皇女”としてクオンである事を隠し訪問、アンジュらに軍門に降るよう要求。だがこの時のオシュトルとのやりとりで、オシュトルの正体がハクであることを確信したクオンは、「ヤマトの両勢力が戦い疲弊するまで」トゥスクルは静観するとオシュトルやアンジュに告げる。一方でクオンは皇女の姿を捨ててエンナカムイへと帰参し、再びオシュトル(ハク)の仲間となる。また、かつてオシュトルと戦功を競った好敵手であるミカヅチも今のオシュトルの正体に気づいたが、仮面(アクルカ)の力を使えるようになったハクを「オシュトル」と認め、正々堂々と戦いで決着をつけることを望む。
やがてオシュトル(ハク)は、ライコウの策やミカヅチの武力に悩まされ朝廷軍との戦いを繰り返しつつも、アンジュおよび、自分のもとに残ったルルティエなど、各國の皇の縁者の影響力などを使い、反朝廷軍を糾合していく。やがて両軍はオムチャッコ平原にて、総力を結集した大会戦に挑む。この戦いに勝利したオシュトル(ハク)は帝都目前まで迫るが、帝都の鉄壁の守りに攻めあぐねる。だがその帝都で謎の事故が発生、その機に乗じてオシュトル(ハク)は帝都に乗り込み、ライコウとの決着をつける。だがミカヅチや、ライコウに従っていた八柱将のウォシスは行方不明となった。
それでも帝都を攻略し、アンジュを正当な帝として擁立することに成功したオシュトル(ハク)は戦いを終わらせ、混乱を収める。帝都にて戦後処理の仕事を行っていたオシュトル(ハク)は、実はまだ生きていた先帝(ハクの実兄)に呼び出され、クオンと共に密かに先帝と対面する。そして暗殺未遂事件の前、先帝がトゥスクルを攻撃した理由を聞かされる。それは旧人類の遺産にかかわるものであった。
この話を聞いたオシュトル(ハク)は、「旧人類を、タタリという呪縛から解放する」という兄の望みを実現するため、トゥスクルを訪問。クオンと共に、トゥスクルの聖地にして遺跡であるオンカミヤムカイへと向かう。
特に記載がない場合、声はゲーム・アニメ共通の声優を示す[8][9][10][11][12]。前作の登場人物解説も参照のこと。
前作のダウンロードコンテンツの追加キャラクター。該当ダウンロードコンテンツを導入した前作のクリアデータを本作にコンバートすることでシミュレーションパートのユニットとして使用可能。ストーリーには一切関わらない。
元来は『ToHeart2』に登場するキャラクター。
ファミ通クロスレビューでは10、8、8、8の34点でゴールド殿堂入り[18]。レビュアーはシリアスとコミカルを織り交ぜた物語、新規プレイヤーにも楽しめるように前作のあらすじが把握できる、声優の演技、協撃必殺技、ムネチカの試練、BGM、バトルでのリワインド機能、バトルシステムの細かい改善を賞賛した[18]。また、「BestPickofThisWeek! 今週はコレを買え!」では同じ号でレビューした10作品のうち、レビュアー6人中1人が本作を選んでいるが、この人物はレビューで10点を与え、シリーズを1作目からプレイしている[18][20]。
MetacriticではPS4版が75/100のスコア[16]。Destructoidは戦闘のゲームプレイは協撃必殺技が登場したが前作と変わりがない、PS Vita版は動作には問題ないがエイリアシングとベースフレームレートの低下を指摘した[17]。
RPGamerではPS Vita版が4.5/5のスコアでストーリー、戦闘システムや戦闘バランス、ビジュアルや音楽を賞賛、キャラクター3Dモデルの弱さを指摘した[19]。
本ゲームの発売に伴い、『煌うたわれるものらじお』のタイトルで2016年5月23日より音泉にて配信される[22]。毎週月曜日に更新。パーソナリティは赤﨑千夏(アンジュ 役)と利根健太朗(オシュトル 役)が務める。
2022年7月から12月までTOKYO MXほかにて放送された[23]。
話数 | サブタイトル | 脚本 | 絵コンテ | 演出 | 作画監督 | 初放送日 |
---|---|---|---|---|---|---|
第一話 | 鉄扇と共に | 横山いつき | 川村賢一 | 関谷真実子 |
| 2022年 7月3日 |
第二話 | 覚悟の在処 | 曽根利幸 |
|
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第三話 | その道を紅く染めて | 加藤洋人 | 土屋浩幸 |
| 7月10日 | |
第四話 | 戻れぬ想い | 路比塚環竿 | 関谷真実子 |
| 7月17日 | |
第五話 | 対なるもの | 西田正義 | 木村佳嗣 |
| 7月24日 | |
第六話 | 覇道皇女 | 土屋浩幸 |
| 7月31日 | ||
第七話 | 奏上の時 | 関谷真実子 |
| 8月7日 | ||
第八話 | 帰還 | 路比塚環竿 | 曽根利幸 |
| 8月14日 | |
第九話 | 笛の音 | 関根聡子 | Royden B | 木村佳嗣 |
| 8月21日 |
第十話 | 策動の森 | 中健人 | 路比塚環竿 | 土屋浩幸 |
| 8月28日 |
第十一話 | 長の証 | 村松裕基 | 岩畑剛一 | 関谷真実子 |
| 9月4日 |
第十二話 | 妄執の炎 | 関根聡子 | 博多正寿 | 曽根利幸 |
| 9月11日 |
第十三話 | 復興の誓い | 清水耕司 | 路比塚環竿 | 土屋浩幸 |
| 9月18日 |
第十四話 | 決戦前夜 | 村松裕基 | 岩畑剛一 | 関谷真実子 |
| 9月25日 |
第十五話 | 死中に活あり | 関根聡子 | 渡部高志 |
| 10月2日 | |
第十六話 | 豪雄激突 | 横山いつき | 加藤洋人 | 土屋浩幸 |
| 10月9日 |
第十七話 | 決意の対価 | 路比塚環竿 | 神崎ユウジ |
| 10月16日 | |
第十八話 | 大願を胸に | 相澤伽月 | 曽根利幸 |
| 10月23日 | |
第十九話 | 残された役目 | 博多正寿 | 小柴純弥 |
| 10月30日 | |
第二十話 | トゥスクルへ | 関根聡子 | 岩畑剛一 | 堀内直樹 |
| 11月6日 |
第二十一話 | 人を継ぐ者 | 横山いつき | Royden B | 関谷真実子 |
| 11月13日 |
第二十二話 | 叡智への扉 | 中健人 | 加藤洋人 | 土屋浩幸 |
| 11月20日 |
第二十三話 | 目覚めの地にて | 横山いつき | 渡部高志 |
| 11月27日 | |
第二十四話 | 深淵より来る声 | 関根聡子 | 相澤伽月 | 神崎ユウジ |
| 12月4日 |
第二十五話 | 歪みし大神 | 加藤洋人 | 土屋浩幸 |
| 12月11日 | |
第二十六話 | 願いの果て | 清水耕司 | 岩畑剛一 | 三好なお |
| 12月18日 |
第二十七話 | 神話の始まり | 横山いつき | 相澤伽月 | 荻窪太朗 |
| 12月25日 |
第二十八話 | 二人の白皇 | 路比塚環竿 |
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インターネットではdアニメストアにて最速放送と同時配信され、その後ABEMA、U-NEXT、アニメ放題、Amazon Prime Video、GYAO!、ニコニコチャンネル、ニコニコ生放送、FOD、バンダイチャンネル、Hulu、TELASA、J:COMオンデマンド、milplus、auスマートパスプレミアム、Rakuten TV、Google Play、HAPPY!動画、ムービーフルPlus、ひかりTV、ビデオマーケット、music.jp、GYAO!ストアにて2022年7月10日より毎週日曜0時(土曜深夜)に順次配信[23]。
巻 | 発売日[29] | 収録話 | 規格品番 |
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上 | 2022年12月21日 | 第1話 - 第14話 | KIXA-90936〜9 |
下 | 2023年4月26日 | 第15話 - 第28話 | KIXA-90544〜7 |
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