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『L×I×V×E』(ライブ)は、1999年4月9日から同年6月25日までTBS系列で毎週金曜 21:00 - 21:54 (日本標準時)に放送されていたTBS製作のテレビドラマ。全12話。
神奈川県の横須賀市にある私立高校の吹奏楽部を舞台にした学園ドラマで、本作は共にSPEEDのメンバーである今井絵理子と新垣仁絵のダブル主演作となっている。この他、藤原竜也、内山理名、木内晶子、星野真里、柴咲コウ、国仲涼子、高橋一生など、その後も他のテレビドラマや映画で活躍する俳優・女優たちが多数出演していた。また、上地雄輔が俳優デビューを果たした作品でもあった。
伊秩弘将による本作の劇伴は、その後も同じくTBSで放送の『サラリーマン金太郎』や『ブラザー☆ビート』に使われている。主題歌は八反安未果の「SHOOTING STAR」で、この曲は八反の作品初のオリコンチャートトップ10入りを記録した。
1999年8月12日、バップから本作を収録したVHSビデオ全4巻が発売された。2011年1月14日には、TCエンタテインメントからDVD-BOXが発売された。
春・4月・新学期、高校2年生になる坂口美咲は、父親の故郷である神奈川県横須賀市の私立横須賀向陽高等学校に転校してきた。美咲は吹奏楽部に入ろうとしていたが、部員が少なく、校歌もろくに演奏できない有様。新入生が一人も入部しなかったら廃部になるという事態だった。生徒会からも部費の無駄使いだと睨まれている。廃部寸前の吹奏楽部復活のため、残り少ない部員達で情熱を燃やす姿を描いていく。
吹奏楽部員では、美咲・優希・和臣・知恵・理佳子・奈々・さやか・誠一・貴志の9人がメインキャストとして扱われており、エンディングにも部員の中ではこの9人だけが出ている。ただし、ストーリー上では劇中でこの9人が全員揃って演奏したのは、第8話冒頭の練習シーン(さやかの体調不良のため中断)の一度きりであった。
話数 | 放送日 | サブタイトル | 脚本 | 演出 | 視聴率 |
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第1話 | 1999年4月9日 | 約束の場所へ… | 信本敬子 上岡一美 | 生野慈朗 | 13.3% |
第2話 | 1999年4月16日 | 母からの贈り物 | 信本敬子 相内美生 | 13.8% | |
第3話 | 1999年4月23日 | 熱い、熱い絆 | 信本敬子 上岡一美 | 竹之下寛次 | 10.7% |
第4話 | 1999年4月30日 | さよなら吹奏楽部 | 信本敬子 相内美生 | 今井夏木 | 11.3% |
第5話 | 1999年5月7日 | いじめに負けるな | 信本敬子 上岡一美 | 生野慈朗 | 11.5% |
第6話 | 1999年5月14日 | 壊れた夢-発病!! | 相内美生 | 竹之下寛次 | 10.5% |
第7話 | 1999年5月21日 | 20年目の真実!! | 信本敬子 | 今井夏木 | 11.5% |
第8話 | 1999年5月28日 | 援助交際した部員 | 信本敬子
伊藤尚子 |
生野慈朗 | 12.3% |
第9話 | 1999年6月4日 | 学校が消える日! | 相内美生 | 竹之下寛次 | 9.8% |
第10話 | 1999年6月11日 | 奪われた愛と友情 | 木村政和 | 11.6% | |
第11話 | 1999年6月18日 | 大会前夜の告白!! | 飯野陽子 | 今井夏木 | 10.0% |
最終話 | 1999年6月25日 | 最後の“約束” | 相内美生 | 生野慈朗 | 13.5% |
平均視聴率11.6% (視聴率は関東地区・ビデオリサーチ社調べ) |
本ドラマ枠における提供スポンサーの割り当ては90秒×4社であったが、本作をもって60秒×6社に変更された。それまで、行われてきたコーポレートスローガンの読み上げも無くなった。
ドラマ内で使われている横須賀向陽高校の女子用制服は、放送終了後も数々のテレビドラマや映画で使用されている。デザインはブレザー型で、左胸に大きなエンブレム、両襟に赤いギンガムチェックの布を使用。スカートの模様も襟の模様と同じ赤いギンガムチェックとなっている。
本作以外で向陽高校の制服が使用された作品には、以下のものがある。
本作には、日本テレビ青春シリーズの初期作品のオマージュ・パロディ的な設定が幾つか存在する。
TBS系列 金曜9時枠の連続ドラマ | ||
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前番組 | 番組名 | 次番組 |
天国に一番近い男(MONOカンパニー編)
(1999年1月8日 - 1999年3月19日) |
L×I×V×E
(1999年4月9日 - 1999年6月25日) |
to Heart 〜恋して死にたい〜
(1999年7月2日 - 1999年9月17日) |
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