旭川四条駅
北海道旭川市にある北海道旅客鉄道の駅 ウィキペディアから
旭川四条駅(あさひかわよじょうえき)は、北海道旭川市4条通18丁目にある北海道旅客鉄道(JR北海道)宗谷本線の駅である。駅番号はA29。宗谷本線のほか、新旭川駅 - 旭川駅間に乗り入れている石北本線の列車も停車する。
本項目ではかつて隣接していた旭川電気軌道東川線旭川四条駅、および当駅の開設以前に付近に存在した旭川市街軌道四条線四条十七丁目電停についても述べる。
歴史
当時の旭川市長の請願により設置された仮乗降場がその出自である[2][3]。1971年(昭和46年)から着手された宗谷本線旭川駅 - 新旭川駅間線増(高架複線化)に際してはその存廃が検討されたが、地元の要望が強く、工事費2000万円を地元が全額負担することで、高架上に新設移転し、正規の駅となった[3]。
年表
- 1957年(昭和32年)2月1日:日本国有鉄道宗谷本線の旭川四条仮乗降場(局設定)として開業[1]。
- 1973年(昭和48年)
- 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化に伴い、北海道旅客鉄道(JR北海道)の駅となる[1]。
- 1999年(平成11年)頃:簡易委託廃止・無人化。
- 2003年(平成15年)5月10日:旭川駅高架化に伴う旭川運転所の移転に伴い旭川駅 - 北旭川駅(旭川運転所)間電化。ただし、旭川運転所への回送車両が通過するのみ。
- 2009年(平成21年)10月3日:711系が団体臨時列車で停車。電車初の営業停車となった。
- 2022年(令和4年)3月31日:高架橋の耐震補強工事のため、待合室及びトイレが閉鎖[9]。
旭川電気軌道 旭川四条駅
旭川市街軌道 四条十七丁目停留場
駅構造
相対式ホーム2面2線を有する高架駅。旭川駅管理の無人駅である。高架下に待合室、男女別の水洗式便所があったが、2022年3月で閉鎖された[9]。ホーム同士は階下の連絡通路で結ばれており、連絡通路が待合スペースとなっている[10]。
構内は旭川運転所への電車回送のため電化されているが、当駅を発着する定期旅客列車はすべて気動車での運行となっている。
のりば
- 待合室出入口(2017年8月)
- 待合室内(2017年8月)
- 待合室からホームへの階段(2017年8月)
- ホーム(2017年8月)
- 駅名標(2017年8月)
利用状況
乗車人員の推移は以下の通り。年間の値のみ判明している年度は日数割で算出した参考値を括弧書きで示す。出典が「乗降人員」となっているものについては1/2とした値を括弧書きで乗車人員の欄に示し、備考欄で元の値を示す。
また、「JR調査」については、当該の年度を最終年とする過去5年間の各調査日における平均である。
駅周辺
旭川市の郊外住宅地である豊岡・東光方面への玄関口である。
高架下には通称「17丁目オール商店街」と呼ばれる商店街が線路に沿って1条通から6条通まで連なっている。
- 国道39号
- 旭川東警察署
- 旭川五条郵便局(旧・旭川四条郵便局。2016年7月に移転し、左記の局名に改称された。移転前の建物は後に解体された。)
- 旭川電気軌道本社
- 旭川信用金庫 東支店
- 留萌信用金庫 旭川支店
- 北見信用金庫 旭川支店(旧・紋別信用金庫四条支店)
- 北洋銀行大雪通支店
- 旭川厚生病院
- 中島病院
- 旭川ガス本社
- なか卯旭川四条通店
- 松屋・松のや旭川四条店
- 丸亀製麺旭川店
- みよしの旭川大雪通店
- ツルハドラッグ 旭川4条店
- 蜂屋旭川本店
- 旭川銀座通商店街
- 銀座センタービル(銀ビル)
- 道北バス・旭川電気軌道「4条18丁目」停留所
- 大成ファミリープラザ(メガセンタートライアル旭川店、旭川市大成市民センター)
- ニトリ旭川四条店
隣の駅
- 北海道旅客鉄道(JR北海道)
- ■宗谷本線
- ■石北本線(旭川駅 - 新旭川駅間宗谷本線)
- □特別快速「きたみ」(下りのみ停車)・■普通
- 旭川駅 (A28) - 旭川四条駅 (A29) - 新旭川駅 (A30)
- □特別快速「きたみ」(下りのみ停車)・■普通
かつて存在した路線
- 旭川電気軌道
- 東川線(廃止)
- 旭川一条駅 - 旭川四条駅 - 四条廿丁目駅
- 旭川市街軌道
- 四条線(廃止)
- 四条十七丁目電停 - 四条十一丁目電停
脚注
関連項目
外部リンク
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