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日本の衆議院選挙区の一つ ウィキペディアから
大阪府第9区(おおさかふだい9く)は、日本の衆議院議員総選挙における選挙区。1994年(平成6年)の公職選挙法改正で設置。
2022年(令和4年)公職選挙法改正以降の区域は以下のとおりである[1][2]。2022年の区割変更により、池田市は8区に編入された。
1994年(平成6年)公職選挙法改正から2022年の小選挙区改定までの区域は以下のとおりである[3][4]。
都市部・住宅地が多いとあって無党派層が多く、時々の情勢に左右されやすい。選挙においては、追い風が吹いた候補者が当選し、向かい風が吹いた候補者が落選している。
1996年の第41回衆議院議員総選挙では、新進党ブームで新人の西田猛が、15選を目指した自由民主党の原田憲を破り初当選を果たした。
2000年の第42回衆議院議員総選挙では、保守党退潮で、西田が民主党新人の大谷信盛に敗れ、落選となった。
2003年の第43回衆議院議員総選挙では、民主党現職の大谷が再選し、自由民主党所属となった西田は比例復活で再選を果たし国政復帰となった。
2005年の第44回衆議院議員総選挙では、自由民主党の小泉旋風の勢いで西田が大谷の比例復活を許さず3回目の当選を果たした。
2006年には西田が死去したことに伴い、同年10月に公職選挙法の規定により補欠選挙が行われ、原田憲の長男である自由民主党の原田憲治が国政復帰を目指した大谷を破り初当選を果たした。
2009年の第45回衆議院議員総選挙では、民主党による政権交代の勢いで大谷が原田憲治の比例復活ならびにみんなの党の比例近畿ブロックの議席獲得を許さず、3回目の当選と国政復帰を果たした。
2012年の第46回衆議院議員総選挙では、大阪における維新の会の躍進で新人の足立康史が初当選を果たし、原田憲治は比例復活で再選と国政復帰を果たした一方で、大谷は比例復活できず落選となった。大谷は以後の選挙には立候補していない。
2014年の第47回衆議院議員総選挙と2017年の第48回衆議院議員総選挙では、自由民主党のアベノミクスブームで原田憲治が小選挙区で3選と4選を、足立が比例復活で再選と3選をそれぞれ果たした。
2021年の第49回衆議院議員総選挙では、2012年の第46回以来となる大阪における日本維新の会の躍進で足立が圧勝する形で4選を果たし、原田は自民党の規約に基づき73歳以上で比例重複立候補ができないことから落選、大椿も社民党が比例で議席を獲得できず落選となり、2009年の第45回以来12年ぶりに比例復活で当選した候補はいなくなった。
時の内閣:第1次岸田内閣 解散日:2021年10月14日 公示日:2021年10月19日
当日有権者数:45万6232人 最終投票率:59.08%(前回比:7.22%) (全国投票率:55.93%(2.25%))
時の内閣:第3次安倍第3次改造内閣 解散日:2017年9月28日 公示日:2017年10月10日
当日有権者数:45万3014人 最終投票率:51.86%(前回比:2.37%) (全国投票率:53.68%(1.02%))
時の内閣:第2次安倍改造内閣 解散日:2014年11月21日 公示日:2014年12月2日
当日有権者数:43万9169人 最終投票率:54.23% (全国投票率:52.66%(6.66%))
時の内閣:野田第3次改造内閣 解散日:2012年11月16日 公示日:2012年12月4日 (全国投票率:59.32%(9.96%))
時の内閣:麻生内閣 解散日:2009年7月21日 公示日:2009年8月18日 (全国投票率:69.28%(1.77%))
当日有権者数:人 最終投票率:%
当落 | 候補者名 | 年齢 | 所属党派 | 新旧 | 得票数 | 得票率 | 推薦・支持 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
当 | 原田憲治 | 58 | 自由民主党 | 新 | 111,226票 | 50.23% | |
大谷信盛 | 43 | 民主党 | 元 | 92,424票 | 41.74% | ||
藤木邦顕 | 48 | 日本共産党 | 新 | 17,774票 | 8.03% |
時の内閣:第2次小泉改造内閣 解散日:2005年8月8日 公示日:2005年8月30日 (全国投票率:67.51%(7.65%))
時の内閣:第1次小泉第2次改造内閣 解散日:2003年10月10日 公示日:2003年10月28日 (全国投票率:59.86%(2.63%))
当落 | 候補者名 | 年齢 | 所属党派 | 新旧 | 得票数 | 得票率 | 惜敗率 | 推薦・支持 | 重複 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
当 | 大谷信盛 | 40 | 民主党 | 前 | 97,572票 | 41.86% | ―― | ○ | |
比当 | 西田猛 | 48 | 自由民主党 | 元 | 93,662票 | 40.18% | 95.99% | ○ | |
藤木邦顕 | 45 | 日本共産党 | 新 | 21,491票 | 9.22% | 22.03% | |||
永田義和 | 31 | 無所属 | 新 | 10,678票 | 4.58% | 10.94% | × | ||
中北龍太郎 | 56 | 社会民主党 | 新 | 9,705票 | 4.16% | 9.95% | ○ |
時の内閣:第1次森内閣 解散日:2000年6月2日 公示日:2000年6月13日 (全国投票率:62.49%(2.84%))
時の内閣:第1次橋本内閣 解散日:1996年9月27日 公示日:1996年10月8日 (全国投票率:59.65%(8.11%))
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