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日本の政治家 ウィキペディアから
吉田 忠智(よしだ ただとも、1956年〈昭和31年〉3月7日 - )は、日本の政治家。立憲民主党所属の前参議院議員(2期)。立憲民主大分県連代表[1]。
自治労大分県職員連合労働組合委員長、大分県議会議員(3期)、県民クラブ幹事長、社会民主党政策審議会長(第8代)、同党首(第4代)、同幹事長(第9代)を歴任した。
大分県臼杵市生まれ。大分県立鶴崎工業高等学校に入り陸上選手を目指すも、膝の故障で断念し、進学に進路変更する[要出典]。
1年の浪人生活を経て、九州大学農学部に入学。卒業後は大分県庁に農業土木の技術職員として入庁。労働組合活動を通じて、自治労大分県職員連合労働組合(大分県職労)で書記長、執行委員長を歴任[2]。
その後、国会へと転身した重野安正の後継として大分県議会議員となり3回当選[要出典]。大分県議会では、決算特別委員会、福祉保健生活環境委員会、予算特別委員会にて副委員長を務めた[要出典]。
2003年には、大分県議会の商工労働観光企業委員会にて委員長に就任した[要出典]。また、大分県議会の会派である「県民クラブ」にて、2008年より幹事長を務めた[2]。
2010年の第22回参議院議員通常選挙に社会民主党公認で比例区から立候補し、同党の候補者の中では福島瑞穂に次ぐ2位の個人票を集めて、初当選した。なお、大分県職労から大分県議、国会議員になった経歴は、村山富市、重野安正と同じである[要出典]。
社会民主党の参議院議員団においては、2010年より参議院国会対策委員長を務め、2011年には参議院幹事長に就任するなど、要職を歴任した。2013年には、社民党本部の政策審議会長に就任した。
2013年9月26日、同年7月の第23回参議院議員通常選挙における社民党大敗の責任をとる形で党首を辞任した福島瑞穂の後任を決める党首選への出馬を表明した。同年10月14日、17年振りとなる党首選で石川大我を破って第4代党首に選出された[3]。党首就任後「脱原発」を訴える元内閣総理大臣、小泉純一郎と電撃会談し、意見交換を行った[要出典]。
2015年8月15日に在日本大韓民国民団主催の第70周年光復節中央記念式典に出席した[4]。
2016年7月10日に執行された第24回参議院議員通常選挙にて落選し、7月14日に社民党党首を引責辞任する意向を表明[5][6]。しかし、9月1日に開催された社民党常任幹事会での慰留を受け入れて非議員ながら党首を続投することとなった[7]。
2018年1月に予定されていた社民党党首選挙には出馬せず、同年2月25日に任期満了に伴い退任した[8]。
2019年7月21日に執行された第25回参議院議員通常選挙に比例区から出馬し、再選。3年ぶりに国政に復帰した。この選挙における社会民主党公認候補者唯一の当選者だった。
2020年2月22日の党大会において幹事長に選出された[9]。吉田らは立憲民主党との合流を模索し、同年11月14日の臨時党大会では希望する党員・地方組織の離党と立憲民主党への合流を容認する議案が可決[10]。12月17日に吉田は「離党して立憲民主に合流する。政治を正すためには質的にも量的にもしっかりした野党を作っていかなければならず、社会民主主義的な理念政策を立憲民主の中で広げていきたい」と述べ、立憲民主党へ合流することを正式表明した[11][12]。24日に吉田と副党首の吉川元は社民党に離党届を、立憲民主党に入党届を提出し、いずれも同日受理された[13]。
2021年10月31日の第49回衆議院議員総選挙で立憲民主党は議席を「109」から「96」に減らし、11月2日、枝野幸男代表は引責辞任を表明[14]。枝野の辞任に伴う代表選挙(11月30日実施)では逢坂誠二の推薦人に名を連ねた[15]。
2023年3月19日、立憲民主党大分県連は吉田を4月に行われる参議院大分県選挙区の補欠選挙候補に決定した[16][17][18]。3月28日には参議院に議員辞職願を提出[19]、2日後の3月30日、参議院本会議で辞職が了承された[20]。吉田は前回当選時には社民党比例名簿1位で当選しているため補充議員は立憲民主党ではなく社民党からとなり、同党名簿順位2位と3位の候補者が削除されているため、同4位の大椿裕子現同党副党首が繰り上げ当選した[21]。4月23日の投開票の結果、自由民主党公認の白坂亜紀に341票差で敗れ落選した[22]。
2024年2月21日、立憲民主党大分県連は翌年夏の参院選大分県選挙区に吉田の擁立を決め、党本部に公認を申請した[23]。党本部は同月27日の常任幹事会で吉田の擁立を決定した[24]。
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