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トヨタ自動車のハッチバックおよびステーションワゴン型乗用車 ウィキペディアから
オーリス(AURIS)は、トヨタ自動車が生産・販売していたハッチバック及びステーションワゴン型のCセグメントクラスの乗用車である。
欧州市場におけるカローラのハッチバック(2ボックス)仕様の後継車として開発され、日欧の他、オセアニアなどで販売されているハッチバック型の小型乗用車である。イギリスと日本(国内向けの初代は関東自動車工業。現・トヨタ自動車東日本製、2代目はトヨタ自動車高岡工場製)、トルコの各工場で生産された。3代目は多くの地域で後継車となるカローラスポーツへとモデルチェンジし、オーリスの名称は台湾でのみ用いられていたが、2020年7月に車名がカローラスポーツに変更され、オーリスの名称は消滅した。
カローラからの派生車種にあたり、市場によってはカローラの名称で販売されているが、新MCプラットフォームの導入によってボディサイズが拡大し、全幅が1,760mmとなっているため[注釈 1]、日本では3ナンバー登録となる。日本国内では初代と2代目がオーリスで販売ディーラーもネッツ店とトヨペット店(ただし、2016年4月から2018年3月の日本国内でのブランド終了まで)で併売されていた。なお、後継車のカローラスポーツは一時、関東地区(トヨタモビリティ東京)を除きカローラ店の専売となっていた時期がある。
トヨタ・オーリス(初代) NZE/ZRE15#H型 | |
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改良型欧州仕様5ドア 前方 (2010年 - 2012年) | |
改良型欧州仕様5ドア 後方 | |
改良型日本仕様 室内 (2009年10月 - 2012年8月) | |
概要 | |
別名 |
トヨタ・ブレイド オセアニア : トヨタ・カローラハッチ |
製造国 |
日本(岩手県) イギリス |
販売期間 |
日本 : 2006年10月 - 2012年8月 欧州 : 2007年2月 - 2012年11月 |
設計統括 |
金森善彦(2006年型) 末沢康謙(2009年型) |
デザイン | EDスクエア |
ボディ | |
乗車定員 | 5名 |
ボディタイプ | 3 / 5ドアハッチバック[注釈 2] |
駆動方式 | 前輪駆動 / 四輪駆動(日本のみ) |
プラットフォーム | トヨタ・新MCプラットフォーム |
パワートレイン | |
エンジン |
1NZ-FE型 1.5L 直4 DOHC VVT-i(日本のみ) 4ZZ-FE型 1.4L 直4 DOHC VVT-i(2006年型・欧州のみ) 1NR-FE型 1.3L 直4 DOHC Dual VVT-i(2009年型・欧州のみ) 1ZR-FE型 1.6L 直4 DOHC Dual VVT-i(欧州のみ) 2ZR-FE型 1.8L 直4 DOHC Dual VVT-i(2006年型) 2ZR-FAE型 1.8L 直4 DOHC VALVE MATIC(2009年型) 1ND-TV型 1.4L 直4 SOHC ターボディーゼル (欧州のみ) 1AD-FTV型 2.0L 直4 DOHC ターボディーゼル (欧州のみ) 2AD-FHV型 2.2L 直4 DOHC ターボディーゼル (欧州のみ) |
変速機 | CVT / 6速MT(RSのみ) |
サスペンション | |
前 | ストラット式コイル |
後 |
前輪駆動:トーションビーム式コイル 四輪駆動:ダブルウィッシュボーン式コイル |
車両寸法 | |
ホイールベース | 2,600mm |
全長 |
4,220mm(2006年型) 4,245mm(2009年型) |
全幅 | 1,760mm |
全高 | 1,505 - 1,530mm |
車両重量 | 1,240 - 1,370kg |
系譜 | |
先代 |
トヨタ・アレックス (日本) トヨタ・カローラ (欧州・E120H型)[注釈 3] |
日本では2006年10月23日、同月の10代目カローラの発売に続きデビューした。アレックスの後継車種にあたる。ネッツトヨタ店で販売されたが、(アレックスと兄弟車のカローラランクスを扱っていた)カローラ店では販売されなかった。目標月間販売台数は3,000台。
2007年2月には、欧州市場でも発売された。先代カローラ・ハッチバックの後継車種であるが、セダンおよびステーションワゴン[注釈 4]は引き続き「カローラ」の名称で販売されている。一方で、それらのモデルが販売されないイギリス・ドイツ・フランス・イタリアなどにおいては、「カローラ」の車名は消滅した[注釈 5]。オセアニアのオーストラリアとニュージーランドでは、それぞれオーリスがカローラハッチバックの名称で販売されている。
デザインは高く評価され、2007年度のグッドデザイン賞を受賞した。
2009年7月16日、2010年から英国ダービーシャー工場でハイブリッドモデルが生産されることが発表された。これは、トヨタが欧州で生産する最初のハイブリッド車となる。
2009年10月、日本においてマイナーチェンジ。1.8L車は「バルブマチック」を搭載した2ZR-FAE型に変更し、環境性能・燃費性能を向上。1.5L車においても、エンジン・トランスミッション・オルタネーターの制御改良を行い、燃費を向上させた。エクステリアでは、サイドターンランプ付ドアミラーの採用、フロント周りやリアコンビネーションランプ[注釈 6]、アルミホイールなどの一部装備のデザインを変更し、スポーティ感を向上。また、ボディカラーも新色4色を追加して大幅に入れ換える。1.8L車にパドルシフトの採用、ステアリングホイールやハンドブレーキレバーの形状変更、左右独立温度コントロールフルオートエアコン(150Xを除く)の標準装備などにより機能性を向上させた。安全面では、後部中央席にヘッドレストを追設し、シートベルトは全席3点化された。新たにバルブマチック付1.8Lエンジンと6速MTを採用した新グレード「RS」を設定。トヨタの量産車で6速MT車が導入されたのは2007年7月のMR-S廃止以来、2年3か月ぶりとなる。180G"S Package"の前輪駆動車は「平成22年度燃費基準+25%」を、「RS」と1.8L・四輪駆動車並びに1.5L車は「平成22年度燃費基準+15%」をそれぞれ達成した。
2010年1月21日、欧州で生産開始予定のオーリスハイブリッドには3代目プリウスと同じ1.8L 2ZR-FXE型エンジンが搭載されることが報道され、同時に市販車のプロトタイプがジュネーブモーターショーで発表されることも報道された[1]。
基本的には、標準グレードの「150X」と上級グレードの「180G」の2つで展開され、駆動方式は前輪駆動と四輪駆動(四輪駆動のシステムはエスティマやアイシスなどで採用されているアクティブトルクコントロール式)が採用される。
1,500ccモデルでは、150X、150X"Mパッケージ"、150X"Sパッケージ"で展開される。150X"Mパッケージ"では主にスマートエントリー、イモビライザーが標準装備となり、アルミホイール、マッドガード、ディスチャージヘッドランプ、フロントフォグランプがオプションになる。150X"Sパッケージ"では主にアルミホイール、フロントスポイラー、マッドガード、フロントフォグランプが標準装備となり、ディスチャージヘッドランプ、スマートエントリー、イモビライザーがオプションとなる。
1,800ccモデルでは、180G、180G"Sパッケージ"で展開される。180Gでは主にディスチャージヘッドランプ、オプティトロンメーター、マルチインフォメーションディスプレイ、7速スポーツシーケンシャルシフトマチック、6スピーカー、イモビライザーが標準装備となり、アルミホイール、マッドガード、フロントフォグランプがオプションとなる。180G"Sパッケージ"では、主にアルミホイール、マッドガード、ディスチャージヘッドランプ、フロントフォグランプ、オプティトロンメーター、マルチインフォメーションディスプレイ、7速スポーツシーケンシャルシフトマチック、6スピーカー、イモビライザーが標準装備となる。
また、2009年10月に行われたマイナーチェンジで、17インチホイール(メーカーオプション)と専用サスペンション、6速MTを搭載した「RS」が登場した。ただし、2010年10月の一部改良を行うまでこのグレードはスマートエントリーとイモビライザーが標準装備されていなかった。またシートもオレンジ×ブラックの専用シートではなく、Sパッケージと同様のブラック+赤ステッチであった。
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3ドアと5ドアの2種類で展開する。ディーゼル、ガソリンエンジン、マニュアルミッション、マルチモードトランスミッションの幅広い選択肢が用意される。なお、欧州仕様では保安基準により後部中央座席にヘッドレスト、3点式シートベルトを装備し、ヘッドライトウォッシャーを装備する。
また、2010年からハイブリッド仕様のオーリスハイブリッドが発売された。ハイブリッド仕様では、エクステリアを一部変更することにより、空力性能を高めており、基本的に3代目プリウスと同じシステムを採用している。
「レビン(Levin)」の名が付いたグレードが存在する。
トヨタ・オーリス(2代目) NZE18#H/ZRE186H/ NDE180/ADE186/ WWE185/ NRE185H/ZWE186H型 | |
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HYBRID G Package改良型 前方 (2016年4月 - 2018年3月) | |
HYBRID G Package改良型 後方 | |
HYBRID G Package改良型 内装 | |
概要 | |
別名 |
オセアニア : トヨタ・カローラハッチ サイオン・iM ↓ 北米 : トヨタ・カローラiM |
製造国 |
日本(愛知県) イギリス |
販売期間 |
ハッチバック: 日本 : 2012年8月 - 2018年3月 欧州 : 2012年12月 - 2018年12月 ステーションワゴン: 欧州 : 2013年4月 - 2018年12月 |
設計統括 |
藤田博也(2012年型) 末沢康謙(2012年型) 安井慎一(2016年型) 遠藤邦彦(2016年型) 小西良樹(HYBRID) |
ボディ | |
乗車定員 | 5名 |
ボディタイプ |
5ドア ハッチバック 5ドア ステーションワゴン (欧州のみ) |
駆動方式 | 前輪駆動 / 四輪駆動(日本のみ) |
プラットフォーム | トヨタ・新MCプラットフォーム |
パワートレイン | |
エンジン |
1NZ-FE型 1.5L 直4 DOHC VVT-i(日本のみ) 1NR-FE型 1.3L 直4 DOHC Dual VVT-i(欧州のみ) 1ZR-FE型 1.6L 直4 DOHC Dual VVT-i(欧州のみ) 2ZR-FAE型 1.8L 直4 DOHC VALVE MATIC 8NR-FTS型 1.2L 直4 DOHC VVT-iW インタークーラーターボ 1ND-TV型 1.4L 直4 SOHC ディーゼルターボ (欧州のみ) 1AD-FTV型 2.0L 直4 DOHC ディーゼルターボ (欧州のみ) 1WW型 1.6L 直4 DOHC ディーゼルターボ (欧州のみ) 2ZR-FXE型 1.8L 直4 DOHC ハイブリッド |
最高出力 |
106kW(144PS)/6,200rpm(RS) 105kW(143PS)/6,200rpm(180G) 80kW(108PS)/6,000rpm(150X) 77kW(105PS)/6,000rpm(4WD) |
最大トルク |
18.4kgf·m/3,800rpm(RS) 17.6kgf·m/4,000rpm(180G) 13.9kgf·m/4,800rpm(150X) 13.8kgf·m/4,400rpm(4WD) |
変速機 |
CVT 6速MT(RSのみ) 6速セミAT(欧州のみ) |
サスペンション | |
前 | ストラット式コイル |
後 |
1.5L FF:トーションビーム式コイル その他:ダブルウィッシュボーン式コイル |
車両寸法 | |
ホイールベース | 2,600mm |
全長 |
4,275mm(2012年型) 4,330mm(2016年型) |
全幅 | 1,760mm |
全高 |
1,460 - 1,480mm(2012年型) 1,480 - 1,500mm(2016年型) |
車両重量 | 1,220 - 1,300kg |
系譜 | |
先代 |
ステーションワゴン: トヨタ・カローラコンビ (E120G型系・欧州のみ) |
後継 |
日本: トヨタ・カローラスポーツ 欧州: トヨタ・カローラ/ カローラツーリングスポーツ (E210H/210W型) |
2012年8月20日発表。同日より日本での発売を開始した。欧州仕様車は9月末から開催されるパリモーターショーで正式公開[4]。
フロントフェイスはトヨタの新しいデザイン表現である「キーンルック」に、空力や冷却性能に配慮した台形のバンパー開口を強調する「アンダープライオリティ」(2016年4月改良型は非採用)を組み合わせた。インストルメントパネルやフロントドアトリム上部にソフトパッドを採用。プラットフォームは先代のキャリーオーバーで、全長を30mm長く、全高を55mm低くしたことでボディの低重心化と室内スペースの拡大を実現した。Cd値は0.28となっている。
環境性能が強化され、1.5L前輪駆動車においてはエンジンの圧縮比を上げて熱効率を高めたうえで各部のフリクションを低減したことにより「平成27年度燃費基準」を達成(2016年4月改良型では「平成27年度燃費基準+5%」を達成)。オプション設定のアイドリングストップ機能「Toyota Stop & Start System」搭載車は「平成27年度燃費基準+10%」を達成した。
また、四輪駆動車は1.5Lのみとなった。
欧州地域で先行発売され、2016年4月に日本でも追加されたハイブリッドモデル「HYBRID」はエンジンに3代目以降のプリウスにも採用されている2ZR-FXE型を搭載した「リダクション機構付THS II」を採用しており、JC08モード燃費で30.4km/Lを実現し、「平成32年度燃費基準+20%」を達成した。
北米地域ではサイオンブランドで「iM」として2015年10月に発売されたが、翌2016年9月をもってブランド廃止が決定。2016年10月(2017年モデル)よりカローラシリーズに編入され、「カローラiM」に改称されることとなった。
日本仕様では初代・改良型同様、スタンダードグレードの「150X」、上級グレードの「180G」、スポーティーグレードの「RS」の3つを基本とする。この代からVSC&TRCが全グレードで標準装備となった。
各グレードには"S Package"も設定されており、16インチタイヤ&アルミホイール、スポーツタイプのフロントグリル、メッキドアベルトモールディング&ブラック塗装センターピラー(「RS」を除く)、撥水機能付スーパーUVカットフロントドアガラス、ディスチャージヘッドランプ(インテリジェントAFS・オートレベリング機能付)+LEDクリアランスランプ(「180G」には標準)、メッキリング付フロントフォグランプ、本革巻きステアリング&シフトノブ、アジャスタブルデッキボード&デッキサイドボックス(「150X」の四輪駆動車を除く、メーカーオプションのスペアタイヤを装着車では高床タイプのデッキボードを装着)、デッキフック等が追加装備され、17インチタイヤ&アルミホイール(「RS」のみ)、上級シート表皮と本革インストルメントパネル加飾のセットオプション(「RS」を除く)、オートマチックハイビーム+自動防眩インナーミラーのセットオプション(「180G」のみ)が設定できる。
「RS」系は先代同様6MTのみとし、サスペンションに専用チューニングを施し、ブレーキディスクを大径にすると同時に、専用色としてミニバンのウィッシュやマイクロカーのiQにも設定される「オレンジメタリック」が用意される。
「150X」には"C Package"も設定される。こちらはバンパーガーニッシュがシルバー塗装×素地(シルバー塗装はフロントのみ)に、UVカット機能付ガラスはグリーンタイプに、回転式アシストグリップがフロントの1か所のみに、空調がマニュアルエアコン&ダイヤル式ヒーターコントロールパネルに、キーレス機能がワイヤレスドアロックリモートコントロールにそれぞれグレードダウンした廉価仕様で、「150X」では設定できるオプション装備の一部が設定できない制約がある。
なお、E180系では開放的な空間を演出するパノラマルーフ(電動ルーフシェード・挟み込み防止機能付)のオプション設定を追加した(「150X"C Package"」・「150X"S Package"(四輪駆動車)」・「RS」を除く全グレードで設定可能)。
2016年4月改良型では前述の「120T」の追加に合わせて、1.8L車のグレード体系の整理も行われ、「RS"S Package"」は廃止。「180G」は「180G"S Package"」に統合して「180S」に改名した。
欧州では日本より先にハイブリッドモデルが販売されており、日本国内には2016年4月に導入された。ハイブリッドモデルは「HYBRID」のグレード名称とされており、コンビネーションメーターがハイブリッド専用立体2段仕様に、シフトがエレクトロシフトマチックにそれぞれ変更される。"G Package"も設定されており、シートヒーター(運転席・助手席)、クルーズコントロールが追加されるほか、「HYBRID」ではセットでのオプション設定となる「Toyota Safety Sense C」と先行車発進通知機能を標準装備し、アルミホイールは17インチにサイズアップ。このほか、インパネ加飾は上部の合成皮革がホワイトに、下部(合成皮革巻き)のステッチはブラックとなりクリアパイピングを追加。インナーミラーが自動防眩に、シート表皮が本革と「ウルトラスエード」を組み合わせた専用シート(フロントシートはクリアパイピング付のスポーツシート)に、フタ付コンソールボックスは合成皮革巻きに変更している。「120T」に追加された「RS Package」は「RS」に準じた外装・インパネ周り・シート表皮を採用するほか、「RS」ではオプション設定となる17インチアルミホイールが標準装備される。
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2種類のガソリン車(1.33L、1.6L)と2種類のディーゼル車(1.4L、2.0L)、そしてハイブリッド車(1.8L)がラインナップされる。
ガソリン車、ディーゼル車はベーシックグレードの「Live」、「Live」にオートエアコン、16インチアルミホイールなどを追加した「Active」、「Active」にプライバシーガラス、17インチホイールなどを追加した「Style」、「Active」にスマートエントリー&スタートシステム、リトラクタブルドアミラー、インテリジェントパーキングアシストなどを追加した「Lounge」の4つのグレード、ハイブリッド車は「Live」、「Lounge」の2つのグレードで構成されている。運転席・助手席エアバッグ、前席サイドエアバッグ、カーテンエアバッグのほか運転席ニーエアバッグの合計7つのエアバッグは全グレードで標準装備となっている。
2012年に行われたパリオートショーにて全長を285mm延長したステーションワゴンの「オーリスツーリングスポーツ」が発表。欧州では2006年に販売終了となったカローラコンビ以来、事実上6年ぶりにCセグメントクラスのステーションワゴンが導入されることとなり、2013年4月に正式発売された。
トヨタ・オーリス(3代目) NRE210LH/ZWE211LH型 | |
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オーリスハイブリッド(参考出品車) 2018年ジュネーブモーターショー | |
概要 | |
別名 |
日本・欧州 : トヨタ・カローラスポーツ(初代) 北米 : トヨタ・カローラハッチバック オセアニア : トヨタ・カローラハッチ |
製造国 | 日本(愛知県) |
販売期間 | 台湾 : 2018年9月 - 2020年7月 |
設計統括 | 小西良樹 |
ボディ | |
ボディタイプ | 5ドアハッチバック |
その他 | |
性能 | カローラスポーツの1.2Lターボと1.8Lハイブリッドにそれぞれ対応 |
系譜 | |
後継 | カローラスポーツに統合 |
2018年3月6日、ジュネーブモーターショーで新型「オーリスハイブリッド」が初公開された[10]。2018年3月30日から開催されたニューヨーク国際自動車ショーでカローラハッチバック(米国車名)を初披露し、米国では「カローラiM」の後継モデルとして、2018年夏に発売することを発表した。日本仕様は同年6月26日、東京で行われたイベントにて新型クラウンと共に登場。日本国内での正式名称が「カローラスポーツ」となる事が発表された。同日よりトヨタカローラ店から発売。欧州では「オーリス」2019年モデルとして2018年12月以降を目途に販売予定だったが、2018年8月28日、他地域と同じ「カローラ」として2019年初頭に発売することを発表、これにより「オーリス」の名は日欧共に消滅することとなった[11][12][13][14]。一方、台湾では2018年9月に「オーリス」の名称で発売されたが[15]、2020年7月には「カローラスポーツ」に変更され、「オーリス」の名称は完全に消滅することとなった[16]。これにより、オーリスは3代14年の歴史に終止符を打った。
ラテン語で「金」を意味する「Aurum」及び「Aura(オーラ)」からの造語。独特のオーラを持ち、存在感のある車となって欲しいことから命名された。この車名にちなみ、パリサロンに出品されたオーリススペースコンセプトの車体色は、金であった。
南アフリカでは現地法人によりスーパー2000規定に改造され、メーカー部門を連覇するなどしてラリーで活躍した[17]。またアメリカでも北米TRDがオーリスのラリーカーを開発し、ラリー・アメリカに参戦した。
元F1王者のアラン・プロストは、フランスの氷上レースである『アンドロス・トロフィー』にミッドシップV6エンジンと4WDに改造されたオーリスで参戦し、2006-2007、2007-2008年シーズンを連覇している。
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