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ジェイアールバス関東いわき支店(ジェイアールバスかんとういわきしてん)は、福島県いわき市にあるJRバス関東の営業所。
ここでは、前身であるジェイアールバス関東常磐支店(旧・水戸支店高萩営業所)についても記載する。
1948年(昭和23年)に「鉄道線の短絡」を使命とした、川尻駅(現・十王駅) - 常陸大子駅間を結ぶ路線として北常陸線の運行を開始したのが始まりである。
その後高萩駅からの路線開設もされたが、次第に路線は縮小され、1997年(平成9年)に川尻駅からの路線は全廃となった。この結果、高萩駅からの短い2路線が残るのみとなっていたが、これも2006年(平成18年)3月限りで廃止となり、当支店担当の一般路線は消滅した。
1988年(昭和63年)に高速バス「いわき号」が運行開始、高萩営業所(当時)が運行を担当することになった。「いわき号」が大変好調であることから、水戸支店高萩営業所から常磐支店に昇格となった。また、「日立号」の運行にも携わったが、こちらはさほどの利用者数でもないことから、次第に「いわき号」中心となってきたため、いわき市内に拠点を新設した上で、「いわき高速支店」として再出発することになった。再度支店から格下げされた高萩営業所は、引き続き「日立号」を担当していた。なお、いわき高速支店は2010年6月1日にいわき支店に改称されている。
本支店の職員数は36人(うち女性1人)である[1]。
2023年4月1日現在、16台(高速バス15台、貸切登録車1台)が配置されている。
コロナウイルス感染拡大の影響により高速バスの運行休止が相次いだ為、使用しなくなった一部車両を一時的に佐野支店へ疎開させていた。2021年春にエアロエース2台が白河支店と西那須野支店に転属し、当支店は2台減車となっている。
2021年8月26日にジェイアールバス関東公式Twitterにて、いわき支店で貸切バスの受付を開始したとの告知がされた。行政官庁からの許可を受け、福島県浜通りや茨城県北部を中心に新たに貸し切りバスの用命を受け付けられるようになった。当支店乗務員へ貸切業務のための研修を実施しているとの告知もされている。
2021年4月1日現在、16台(高速車15台、貸切登録車1台)が配置されている[2]。
現在の所属車両はパウダールーム付きワイドシート40席仕様の日野・セレガ16台である。一般路線車の配置はない。
いわき号の開業当時は、共同運行会社とともにスーパーハイデッカー4列シート(各座席にマルチオーディオを装備)で運行されており、東京から転属してきた三菱ふそう・エアロクイーンWやエアロクイーンMが導入されていたが、1994年度に新車の日野・セレガGDが2台配置された。
ひたち号には水戸と高萩で共管で高萩ではトイレが取り付けられた三菱ふそう富士重工R2・R3ボディといわき号で使われているスーパーハイデッカー車が使用されていた。
1997年度以降はいわき号にもハイデッカー車両が投入された。
高萩営業所には貸切車の配置もあったが、うち1台は2006年2月に東京支店から転属してきたジェフユナイテッド市原(当時)のチームバス専用車として導入されたボルボ・アステローペで、カラーリングはそのままであった。他には高速バスとの兼用のいすゞ・ガーラⅠが在籍した。
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