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日本のコンピュータゲーム製作会社 ウィキペディアから
株式会社ケイブ(英: Cave Interactive Co., Ltd.)は、日本のコンピュータゲーム製作会社。コンピュータエンターテインメント協会正会員。アーケードゲームやコンシューマーゲーム、携帯電話用コンテンツを経て、現在はソーシャルゲーム事業を主業としている。その他にライブ配信事業も手掛けている。 社名のCAVEは、Computer、Art、Visual、Entertainmentの頭文字での頭字語であることが、IR資料などで確認できる。
種類 | 株式会社 |
---|---|
市場情報 | |
略称 | ケイブ |
本社所在地 |
日本 〒153-0051 東京都目黒区上目黒2丁目1番1号 中目黒GTタワー9階 |
設立 | 1994年(平成6年)6月15日 |
業種 | 情報・通信業 |
法人番号 | 2011101006189 |
事業内容 |
ソーシャルゲーム・スマートフォン・携帯アプリ・オンラインゲームの制作 コンテンツサイトの運営 |
代表者 | 秋田英好(代表取締役社長)[1] |
資本金 |
13億8900万0000円 (2022年5月31日現在)[1] |
発行済株式総数 |
592万8000株 (2022年5月31日現在)[2] |
売上高 |
14億0937万0000円 (2022年5月期)[3] |
営業利益 |
△8億1336万3000円 (連結)(2022年5月期)[3] |
純利益 |
△9億3699万2000円 (連結)(2022年5月期)[3] |
純資産 |
10億2375万4000円 (連結)(2022年5月31日現在)[3] |
総資産 |
13億8481万7000円 (連結)(2022年5月31日現在)[3] |
従業員数 |
単独:61名 連結:65名 (2022年5月31日現在)[4] |
決算期 | 5月31日 |
主要株主 |
吉成夏子 18.55% 株式会社でらゲー 10.06% 株式会社376 5.51% 岡本吉起 5.06% 五味大輔 4.04% (2022年5月31日現在)[2] |
主要子会社 | 株式会社でらゲー 100% |
関係する人物 |
池田恒基 井上淳哉 並木学 矢川忍 浅田誠 |
外部リンク | www.cave.co.jp |
1994年(平成6年)6月15日設立。創業当初はゲームソフトの他社からの受託開発を手がける一方、自社タイトルとしては『怒首領蜂』などのヒットを生む。1999年(平成11年)からは、同年にサービスが開始されたi-modeへのコンテンツの提供を開始し、クラシック・ジャズ音楽の配信や占いコンテンツの提供で存在感を示す[5]。2004年(平成16年)に大証ヘラクレス市場に株式上場。2005年(平成17年)にビーズのアクセサリー事業を買収。2007年(平成19年)からは『女神転生IMAGINE』などのオンラインゲームの開発・運営を行っている。また、2010年(平成21年)からはモバゲータウンやGREEなどの携帯電話向けソーシャルネットワークサービス上でしろつくをはじめとしたソーシャルゲーム事業の展開を行っており、2022年5月期の時点ではApp Store・Google Play・Amazon Appstoreで配信されているゴシックは魔法乙女が売上の44.0%を占めている。
2019年からライブ配信事業に参入し、2019年11月にクリエイタープロダクションとなる子会社capableを設立。2021年3月にはライブ配信で対面占いを行うプラットフォーム『占占(sensen)』のサービスを開始した。
ビーズ事業は2010年(平成22年)に撤退。2013年(平成25年)にアーケードゲーム、コンシューマーゲーム事業から撤退。
2018年(平成30年)5月28日に株式会社フォーサイドに対して第三者割当増資を実施した他[6]、同年12月27日に株式会社KeyHolderに対して第三者割当増資を実施した。[7]。
2022年(令和4年)6月3日、『モンスターストライク』などを手掛けるゲーム開発会社のでらゲーを買収することを発表。買収金額は50億2300万円[8]。同年9月1日、でらゲーの全株式を取得し子会社化を完了した[9]。
2024年(令和6年)5月20日、ゲーム会社のサクセスの子会社であるサクセスプラスの買収を発表、同年6月30日付でサクセスプラスの全株式を取得し同社を子会社化した[10]。
ケイブは縦スクロールシューティングゲームの分野でアーケードゲームに一時代を築いた旧東亜プランの社員によって設立された、いわば後継会社である。また、旧コンパイルの社員も一部参加している。『怒首領蜂』のヒットで弾幕系シューティングのジャンルを確立。これ以降、2Dグラフィックによって描かれたそれぞれ独自のカラーを持つ弾幕系シューティングを毎年1 - 2本出し続けており、現在のシューティングゲーム市場を支える、数少ない会社の一つである。
「(ボタンの押し分けによる)2種類のショットとボンバー」というスタイルは『怒首領蜂』以降、ほぼ不変である。『虫姫さま』以降は萌え要素を付け加えた作品も制作している。また、旧ライジングのスタッフによって、これまでのケイブ式とは異なるタイプの弾幕系シューティングもリリースしている。
近年の作品は想像を絶する弾幕を張る真ボスやバカゲー要素を持ち合わせたゲームが多く、それも特徴となっている。
2011年(平成23年)2月には「世界一弾幕シューティングゲームを作って販売した会社」(Most prolific developer of danmaku shooters)としてギネス・ワールド・レコーズに認定された[13]。
リスト詳細は、ケイブのホームページを参照。
1年に1 - 2回、「ケイブ祭り」と称するイベントを開催しており、ケイブ製シューティングゲームのサウンドトラックやキャラクター抱き枕、直筆掛け軸などのグッズ販売、ゲーム開発者によるトークショーやサイン会が行われている。
各種グッズはこのケイブ祭りで限定販売もしくは先行販売となり、一部はケイブのウェブサイト上で通販もされる。
また、特別バージョンの調整がなされた基板でゲームを遊ぶことができる。
2012年5月18日から20日まで「さよならケイブ祭り」が開催されてからイベントは開催されていなかったが、2016年4月29日に「ケイブ祭りが大運動会~汗と涙とブルマ~」が開催された。
2017年12月16日には、同社主力のスマホアプリ『ゴシックは魔法乙女~さっさと契約しなさい!~』(以下、『ゴシックは魔法乙女』、『ごまおつ』)において、初のスコアアタック大会「第1回ごまおつスコア大会~もみのきもみ♡もみ 天使が跳び出すクリスマス大決戦~」が開催された。
2018年4月21日には、ケイブ祭り2018『ケイブ隊がにゅ~隊式 ~あんなところもむちムチMAX~』が秋葉原UDXビル内アキバ・スクエアにて開催、各種グッズの販売やステージイベントに加え、事前予選を勝ち抜いたプレイヤーによる「ゴシックは魔法乙女」スコア大会決勝も行われた。
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