黒部川電気記念館
ウィキペディアから
ウィキペディアから
黒部川電気記念館(くろべがわでんききねんかん)は、富山県黒部市の宇奈月温泉郷(黒部峡谷鉄道本線宇奈月駅前)に所在する関西電力が運営する博物館である。
黒部川水系の電源開発が一段落したことを記念し[1]、黒部川の自然や電源開発などをテーマとした博物館として、1986年(昭和61年)4月23日に着工し[2]、1987年(昭和62年)4月28日に開館した[3]。建物は1922年(大正11年)[4]から1923年(大正12年)に日本電力が建築した事務所をモデルとしたアルペン風の建築物[注 1]である[5](鉄筋コンクリート造地上2階建て一部地下1階建て[4]、新日本技術コンサルタント設計、佐藤工業施工[6])。第18回(昭和62年度)富山県建築賞入賞[6]。
入り口横に電源開発し使用されていた電気機関車が静態保存されている。館内には縮尺60分の1の黒部ダムの模型があり[7]、黒部川の電源開発や世紀の大工事として語り継がれる「黒四建設工事」などをグラフィックや映像により紹介している[3]。
1996年(平成8年)4月と2012年(平成24年)3月の2度にわたり全面改修が行われていたが、2022年(令和4年)12月6日より3度目の全面改修工事を行うため、翌2023年(令和5年)3月下旬まで休館[3]し、同年3月31日にリニューアルオープンした[8]。
出典→[5]
入館料は無料である。
Seamless Wikipedia browsing. On steroids.
Every time you click a link to Wikipedia, Wiktionary or Wikiquote in your browser's search results, it will show the modern Wikiwand interface.
Wikiwand extension is a five stars, simple, with minimum permission required to keep your browsing private, safe and transparent.