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雪下 まゆ(ゆきした まゆ、1995年12月6日[1] - )は、日本の画家、イラストレーター、挿画家、ファッションデザイナー。多摩美術大学グラフィックデザイン学科卒業[2]。
幼少期から絵を描くことは好きだったが美大受験を決めたのは高校3年生の頃。多摩美術大学に入学し、大学1年生の頃からSNSでイラストを発表し始める[3][2]。そのイラストを見た同級生で実業家のハヤカワ五味[4]が自身のラフォーレ原宿のポップアップショップで雪下のイラストを採用したのがプロとしての初仕事である[2]。同大学を2018年に卒業[2]。
就職活動を行うも途中で向いていないと諦めた末[4]、イラストレーターとして名前を売り出す「一芸」としてミスiDに応募し、ミスiD2018・岸田メル賞を受賞[5]。
写実的でありながら、イラストならではのデフォルメやフィルムカメラのような質感を持つタッチで人気を獲得し、音楽ジャケットや小説の装丁画、広告ポスター、テレビコマーシャルなどに起用される。当初は商業的な作風と趣味を分けていたが、のちに自身の趣向である煙たさやダークさを取り混ぜた作風となっている[6]。
2020年6月29日にはファッションブランド「Esth.」(エスター)を立ち上げた[7]。
2024年8月23日に、Forbes JAPAN 30 UNDER 30 2024 ART & STYLEを受賞[8]。
影響された作家は漫画家の田島昭宇。高校時代には田島の『多重人格探偵サイコ』の絵を度々模写しており[9]、自分は漫画ではなく一枚絵が得意だと気付いたきっかけともなっている[9]。好きな映画は『ナポレオン・ダイナマイト』、『俺たちに明日はない』、『ロスト・ハイウェイ』[1]。
深夜ラジオを敬愛しており、2021年のインタビューでは「何もなければTBSラジオを一日中かけている」と述べている。きっかけは友人に勧められて『伊集院光 深夜の馬鹿力』を聞き、こんなに自由な空間があることに驚いたこと[10]。また社会的な属性とは全く関係なく、顔も素性も知らない同士なのに、番組を通じてパーソナリティとハガキ職人、リスナーが深くつながっているというドライだけれど親密な関係性にも居心地の良さを感じているという[10]。
このほかに『爆笑問題カーボーイ』のノベルティであるクリアファイルのイラストを提供したり[11]、『空気階段の踊り場』のパーソナリティである空気階段が単独ライブ『anna』を開催した際にグッズ用のイラストを提供している[12]。
基本的にiPadで描画しており、アプリケーションは「Adobe Fresco」「Photoshop」を主に使用[13]。展示用作品は油彩を採用[7]。
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