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語族は諸言語に共通性を見出し、祖語があるのではとの意識が学究的動機に発展して成立した分類体型であり、比較言語学の方法によって同系統と証明された言語群の最上位のグループ名である。(その下位は語派、さらにその下位は語群。)
語族は、歴史学、民族学などにおいて民族集団の分類に用いられることが多く、それぞれの「~語族」に基づき「~人」、「~系民族」、「~族」などと表現される[2]。
次節以降では自然言語の語族の一覧を掲載する。†は比較言語学の記号で、記号が付属している言語は現在の死語を意味する。自然言語以外はその他とし、リンク先等を参照のこと。
大語族仮説や提唱中の語族(系統関係未証明)の一覧。
従来は語族の下位語派とされるが、系統関係は無く独立した語族に分離すべきだとする説があるもの。
データ不足等の理由で他の言語との比較研究がほとんど行われておらず、分類されていない(所属語族が未決定)の言語を未分類言語という。未分類言語のほとんどは消滅したか、消滅の危機に瀕している。
異なる言語同士が接触し、意思疎通を目的として生まれた言語。
異なる言語同士が接触し、双方の特徴を保ったまま複雑に混合した言語。
手話は自然言語であるが、視覚言語でもある。また、聾教育の国際的伝播と、その後の国ごとの独自の発展の経緯によって、ある程度語彙に共通性をもつ語族を形成する。なお、手話にも人工言語が存在する。
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