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JALグループに所属する日本の沖縄県の航空会社 ウィキペディアから
琉球エアーコミューター株式会社(りゅうきゅうエアーコミューター、英: RYUKYU AIR COMMUTER CO.,LTD.、略称:RAC)は日本航空(JAL)グループの構成企業である。那覇空港をベースにターボプロップ機(プロペラ機)を用いて沖縄内及び奄美の離島路線を運航している。
種類 | 株式会社 |
---|---|
略称 | RAC |
本社所在地 |
日本 〒900-0027 沖縄県那覇市泉崎1-20-1 カフーナ旭橋A街区3階[1] 北緯26度12分40.6秒 東経127度40分37.5秒 |
設立 | 1985年12月24日[2] |
業種 | 空運業 |
法人番号 | 7360001002234 |
事業内容 | 航空運送事業、航空機使用事業、その他の事業[2] |
代表者 | 代表取締役社長 波平進[2] |
資本金 | 3億9600万円[2] |
純資産 |
6億7721万1000円 (2022年3月31日現在)[3] |
総資産 |
19億1848万4000円 (2022年3月31日現在)[3] |
従業員数 | 147名(2022年3月31日現在)[2] |
決算期 | 3月31日 |
主要株主 |
日本トランスオーシャン航空 74.5% 沖縄県 6.1% その他 19.4%[2] |
外部リンク | https://rac-okinawa.com/ |
2020年4月時点では沖縄県及び鹿児島県奄美群島で12路線を運航している。
日本航空(JAL)の系列会社の日本トランスオーシャン航空 (JTA)が株式の過半数を保有している。JALとの直接の資本関係はなく、JALに対しては一般にいう孫会社の関係であるが、JALが間接的にRACの議決権の過半数を所有しているため法令上はJALの連結子会社にあたる[4]。
また、ワンワールドのメンバーではない。JAL以外の航空会社においてワンワールド・エメラルド会員のステイタスを保有している場合は、琉球エアーコミューターでの優先搭乗が適用されることはない。優先搭乗はJALマイレージバンクのステイタスが必須となる。
同社のIATAコードは設定されていないが、JALマイレージバンクの搭乗履歴に表示される2レターコードは、親会社であるJTAのIATAコードである「NU」となる。また、JALグループのチェックインカウンターで発行された手荷物タグに表示される2レターコードも「NU」となる。(2019年のJALグループ旅客サービスシステム更新前までは、手荷物タグの2レターコードが「RC」と表記されていた。)
JALグループ各社はJAL・J-AIR・JAC・HACの4社においては運航全便にて運送の共同引き受けを実施し、便名をJAL便に統一しているが、RAC・JTAの2社はRAC・JTA間を含むJALグループ各社間で運送の共同引き受けを実施していない。なお、JTAでは2021年3月28日より、一部の便にてJALとの運送の共同引受を開始したことに伴い、当該便はJAL便として運航している[5][6]。
RACの便名の数字は700番台・800番台となっており、JTAと便名の数字が重複することはないが、JAL・JTA両社運航便については便名の数字が重複するケースが多いことから[注 1]、JAL国内線時刻表にも両社運航便には同数字の便名が存在することへの注意喚起の記述が見られる[7]。
1982年から那覇 - 慶良間線を運航していた公共施設地図航空[注 2]の経営危機に伴い、同路線の運航継続の受け皿となるべく1985年12月24日に設立。公共施設地図航空が1986年に倒産し運航を停止した後、1987年2月17日にRACによって那覇 - 慶良間線の運航が再開された[8]1989年には那覇 - 粟国線を開設して、計2路線を運航することになった。
1991年に南西航空(SWAL。現:日本トランスオーシャン航空、JTA)の増資を受け傘下に入り、1992年にSWALからDHC-6で運航されていた6路線の移管を受けた。
2022年7月現在[14]
与論空港は沖縄県外に所在する同社唯一の就航地であり、また同社最北端の就航地でもある。北大東空港は南大東空港との三角運航により曜日によって経由便となる。
JALグループの一員となってからも長らく独自デザインを使用していたが、3代目からJALグループ各社と統一したデザインに変更している。
親会社の日本トランスオーシャン航空とともに同社の地元である沖縄県に因んで沖縄音楽が起用されている。
運航開始当初から小型機のみの運航であり、設立経緯も異なるなどの事情から、親会社の日本トランスオーシャン航空をはじめ他のJALグループ各社とは異なる点があった。
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