独立愚連隊西へ
ウィキペディアから
ウィキペディアから
『独立愚連隊西へ』(どくりつぐれんたいにしへ)は、日本の戦争映画。岡本喜八監督原案の『独立愚連隊シリーズ』の2作目であるが、前作とのつながりはない。加山雄三の初主演作である。同時上映は、佐伯幸三監督の『唄祭ロマンス道中』(宝塚映画)。
前作の『独立愚連隊』同様、北支戦線を舞台に西部劇風な活劇とコメディの要素をまぶした喜八タッチといえる手法で、戦争と人間を描いた戦争映画。原作は蓮本修(須崎竜平)の「武器なき戦場」[1]。前作での戦争の無意味さを表した多くの兵士が亡くなるという戦闘シーンに対する批判を受けて、本作では敵味方を含めて極力死者を出さないという方針で撮られた。そのため、テーマ曲の明るさも含めて理想主義的ともいえる明るい戦争映画となった。だが、消えた軍旗捜索のためだけに敵味方が争奪戦を繰り広げるという戦争の持つ愚かさを訴えていて、岡本喜八監督の代表作『肉弾』(1968年)に通じる反戦精神は、根底にはしっかりと残っている[2][3][4]。
以下の順番は本編クレジットに準拠。
以下ノンクレジット
Seamless Wikipedia browsing. On steroids.
Every time you click a link to Wikipedia, Wiktionary or Wikiquote in your browser's search results, it will show the modern Wikiwand interface.
Wikiwand extension is a five stars, simple, with minimum permission required to keep your browsing private, safe and transparent.