港北駅(こうほくえき)は、北海道苫小牧市沼ノ端にあった苫小牧港開発が運営していた貨物線の貨物駅。新苫小牧駅から2.750km。
駅概要
明野川を挟んだ日高本線の向かい側にあった駅。数本の側線が存在した。
1980年頃から日本製紙勇払工場で生産された紙製品が、当駅で有蓋貨車に積み込まれ飯田町駅へ輸送されていた。その後1994年(平成6年)にコンテナによる輸送に置き換わり、発駅も苫小牧駅に変更になり廃止になった。
また、開業時から1997年(平成9年)まで、駅西側にある北海道曹達苫小牧工場に至る専用線があり、化学薬品を扱いタンク車が乗り入れていた。
歴史
1985年時の常備貨車
- 旭川塩酸販売所有
- タム5000形(塩酸専用)1両
- 山陽国策パルプ所有
- タキ5400形(液化塩素専用)3両
- ソーダニッカ所有
- 北海道曹達所有
- 保土谷化学工業所有
- タキ21300形(塩素酸ソーダ液専用)1両
「昭和60年版私有貨車番号表」『トワイライトゾーンMANUAL13』ネコ・パブリッシング、2004年
現在の駅周辺
- 沼ノ端中央公園
- 北海道曹達苫小牧工場
隣の駅
外部リンク
- 1981年撮影航空写真 国土地理院 地図・空中写真閲覧サービス。写真中央に当駅。用水状の明野川を挟んで並行した後に右下へ向かうのが日高本線。右上は沼ノ端の市街地。当駅構内左端から北海道曹達苫小牧工場(左)と岩倉化学工業(右)へ専用線が向かう。
関連項目
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