桃尻娘
日本の小説、メディアミックス作品 ウィキペディアから
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『桃尻娘』(ももじりむすめ)は、橋本治の青春小説シリーズ、及びそれを原作とした日本映画・テレビドラマ・ビデオドラマ。
シリーズ第1作の「桃尻娘」は、1977年に第29回小説現代新人賞佳作を受賞し、『小説現代Gen』第3号(講談社)に掲載された。橋本治の小説家としてのデビュー作である。
性に対して奔放なヒロインの、高校生から浪人を経て早稲田大学入学後のキャンパスライフなどが描かれる。 橋本治によると、女子高生を主人公にすることを決め、文体は当時の少女マンガの語り口や少女雑誌の投書欄の文章を参考にした。出版後、話し言葉の小説として話題となった[1]。
「日活ロマンポルノシリーズ」として映画化され、ポルノ映画ながら、実際の早稲田大学キャンパスにおいて食堂などを始めふんだんにロケが行われ、全3作が公開された。
単行本は、講談社から刊行された。
後に、講談社文庫、「橋本治小説集成」(河出書房新社、1997年)でも刊行された。また、2010年にはポプラ文庫(ポプラ社)で「桃尻娘」から「帰って来た桃尻娘」までが復刊された。
1978年、にっかつにより製作され、1980年まで全3作が公開された。第1・2作は成人映画(にっかつロマンポルノ)、第3作は一般映画として公開されている。
1986年、フジテレビで全2作が放送された。劇中に数々の洋楽のヒット曲(ビートルズ、カーペンターズ、エルトン・ジョン、ビーチボーイズ、スリー・ドッグ・ナイト等)が使われており、著作権管理が数社にまたがり、また高騰化しているのでDVD化・ネット配信は実現されていない。
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