栄之尾温泉
鹿児島県霧島市の温泉 ウィキペディアから
鹿児島県霧島市の温泉 ウィキペディアから
Seamless Wikipedia browsing. On steroids.
Every time you click a link to Wikipedia, Wiktionary or Wikiquote in your browser's search results, it will show the modern Wikiwand interface.
Wikiwand extension is a five stars, simple, with minimum permission required to keep your browsing private, safe and transparent.
栄之尾温泉(えいのおおんせん、えのおおんせん)は、鹿児島県霧島市(旧国大隅国)の霧島温泉郷を構成する温泉の一つ。渓流に湧く林間の露天風呂、緑渓湯苑で知られる。
標高810メートルの位置にあり、霧島山中腹の「栄之尾」と呼ばれる地の渓谷沿いに点々と湧く温泉である。隣接する林田温泉のホテルである「霧島いわさきホテル」によって渓流沿いに8つの露天風呂が「栄之尾温泉 緑渓湯苑」として整備されており、夕方と夜間の2回、時間を定めて供されている。また、緑渓湯苑はホテルから歩いて5分ほどの距離で、浴衣等を着用しての入浴となる。なお、寒冷地であるため冬季は閉鎖される。
延享元年(1744年)、安藤仲兵衛国広による発見と伝わり、以来湯治場として栄えた。
薩摩藩主の島津斉彬、島津忠義が入湯するなど為政者とのかかわりも深く、1861年(文久元年)には島津忠義が本陣を開設している。また、1866年(慶応2年)には当地で長期療養中の小松帯刀を吉井友実の案内で坂本龍馬・お龍夫妻が訪ねたエピソードは広く知られている。
1934年(昭和9年)3月1日、林田温泉・林田熊一の所有となる[1]。1999年(平成11年)以降は、霧島いわさきホテルの施設として利用されていた。
最寄りの「いわさきホテル」バス停までの交通を記す。なお、同バス停からは徒歩約5分である。