Loading AI tools
兵庫県姫路市の手柄山中央公園内にある野球場 ウィキペディアから
姫路球場(ひめじきゅうじょう)は、兵庫県姫路市の手柄山中央公園内にある野球場。施設は姫路市が所有し、一般財団法人 姫路市まちづくり振興機構が指定管理者として運営管理を行っている。姫路ケーブルテレビが命名権を取得し、同局の愛称に由来する「ウインク球場」と呼称される(後述)。
姫路球場 (ウインク球場) Himeji Baseball Stadium | |
---|---|
施設データ | |
所在地 | 兵庫県姫路市飯田字山田540(手柄山中央公園内) |
座標 | 北緯34度49分10.3秒 東経134度40分20.8秒 |
開場 | 1959年3月7日 |
所有者 | 姫路市 |
管理・運用者 | 一般財団法人 姫路市まちづくり振興機構(指定管理者) |
グラウンド |
内野:クレー舗装 外野:天然芝 |
照明 | 照明塔:6基(2024年6月~) |
建設費 | 1億3000万円 |
使用チーム • 開催試合 | |
全国高等学校野球選手権兵庫大会 春季高校野球兵庫県大会 秋季高校野球兵庫県大会 全国高等学校軟式野球選手権大会 姫路イーグレッターズ | |
収容人員 | |
14,000人 | |
グラウンドデータ | |
球場規模 |
グラウンド面積:12,471m2 両翼:100 m 中堅:120 m |
1959年3月開場[1]。開場以来、主に高校野球や社会人野球など、アマチュア野球公式戦が行われている。ただし、ソフトボールでの使用は不可[2]。
プロ野球 (NPB)は、同年3月19日にこけら落しとして開催された阪急ブレーブス対大阪タイガースのオープン戦が初の試合。一軍公式戦は阪神が同年と1968年に計3試合、阪急が1960年、1961年、1964年に計3試合、国鉄スワローズが1960年に1試合、オリックス・ブルーウェーブが1991年から1995にかけて毎年1試合開催した。オープン戦は上記の他にオリックスが1991年から2019年まで実施。ウエスタン・リーグは阪神が2009年から公式戦を行っている。[要出典]
NPB以外では、2024年より関西独立リーグ (2代目)(さわかみ関西独立リーグ)所属の姫路イーグレッターズが本拠地球場として試合を行う予定である[3][4]。以前は2014年から2016年まで関西独立リーグが「BASEBALL FIRST LEAGUE」だった時代に姫路GoToWORLD(2016年をもって活動休止)が本拠地として使用した(ただし2015年の例では主催24試合中8試合のみの使用)[5]。他では女子プロ野球のカップ戦も2014年に実施された(後述)。
開場から50年を経過したことに伴う老朽化のため、2011年冬から球場本体の全面改修工事を実施し、2014年2月に工事が完了(後述)。同年3月8日に竣工記念式典が行われた[6]。同年3月9日にはリニューアルオープン記念として、プロ野球オープン戦「オリックス・バファローズ対北海道日本ハムファイターズ」が開催され[6]、久々の日曜開催ということもあって、10,083人の観衆が訪れる盛況ぶりとなった[7]。なお、2015年以降は従来の平日開催に戻されている。高校野球は同年3月16日に東洋大学付属姫路高等学校・野球部創部50周年記念試合、「東洋大姫路対報徳学園」が行われ、以降、春季高校野球兵庫大会から順次再開されている。プロ野球ウエスタン・リーグ公式戦は2014年8月31日の「阪神タイガース対中日ドラゴンズ」から再開、2015年以降も日曜日(開催月についてはその年によって変動あり)に阪神主催試合が組まれている。[要出典]
2015年7月1日より姫路ケーブルテレビが命名権を取得し、同局の愛称に由来する「ウインク球場」と呼称される[8][9][10]。契約期間は2020年3月31日まで。以降も2025年3月31日まで契約更新されている[11]。
2016年より、老朽化が問題となっている高砂市野球場に代わって[要出典]全国高校軟式野球選手権大会の試合会場(サブ会場)となっている。
戦後間もない頃から平成初期には姫路城の敷地内を「三の丸野球場」や「本町野球場」として使用していた[12]。
2024年7月20日(予備日7月21日)に、フレッシュオールスターゲームを開催することが2023年10月に決定した[13][14]。フレッシュオールスターの兵庫県下での開催は1977年以来47年ぶりで、同球場としては2軍戦ながら初ナイトゲームでもある[13]。
これまでに、大規模な施設改修を3回実施している。
開場以来使用してきたパネル式スコアボードの改修を実施し、1994年3月に2代目の磁気反転式スコアボードが完成。初代は右中間に設置されていたが、2代目はバックスクリーンの奥に設けられ、スコアボードの裏にトイレも併設された。[要出典]
開場から50年を経過したことに伴う老朽化のため、2011年冬から2014年春まで、約23億円をかけて球場本体の全面改修工事が行われた[15]。この間は一時閉場となり、姫路市内に姫路球場以外で高校野球兵庫大会の開催可能条件を満たす球場がないため[注 1]、姫路球場の改修工事完了まで一時中断となった。主な改修内容は以下の通り。
球場の全面改修に伴い、メインスタンド内に入居していた食堂、一塁側スタンド下に入居していたアマチュア向けのボクシングジム「姫路ボクシングジム」は撤退した。改修前は食堂が売店を兼ね、メインスタンド内の通路でも屋台による飲食物の販売が行われていたが、改修後はメインスタンドのコンコースに飲食物の売店が設置され、球場外にも屋台やキッチンカー、グッズ等の売店が営業出来るスペースが設けられている。
姫路市では以前から、姫路球場の利活用を促進する中で、ナイター照明の設置と2代目の供用開始から30年を迎えるスコアボードのフルカラーLED化を検討してきた[17]。
工事設計委託は2022年5月27日に入札を行った結果、株式会社 二神建築事務所が落札[18]。工事業務は2023年5月11日に入札を行った結果、株式会社 ハマダが落札した[19]。姫路市議会の「令和5年 第2回定例会」(2023年6月26日開催)にて、「議案第67号・契約の締結について(姫路市立姫路球場ナイター照明設備新設及びスコアボード改修等工事請負契約の締結)[契約金額:12億120万円]」の審議を行った結果、議会の同意が得られたことから、前述2件の工事を実施することが正式に決定した[20]。 姫路市の清元秀泰市長も自身のブログでLEDナイター設備の新設について言及している[21]。
工事については2023年10月7日まで秋季高校野球兵庫県大会を開催していたため[22]、大会終了後から開始。2024年6月に完成予定となっている[23][14][24]。
※左側が主催球団(後攻)。
2022年終了時点で13試合を開催。内訳はセ・リーグ4試合、パ・リーグ9試合。
※ コロナ禍に見舞われた2021年以降は開催していない。
※ 2020年~2022年は新型コロナウイルス感染拡大のため開催中止。
Seamless Wikipedia browsing. On steroids.
Every time you click a link to Wikipedia, Wiktionary or Wikiquote in your browser's search results, it will show the modern Wikiwand interface.
Wikiwand extension is a five stars, simple, with minimum permission required to keep your browsing private, safe and transparent.