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東京都八王子市みなみ野にある東日本旅客鉄道の駅 ウィキペディアから
八王子みなみ野駅(はちおうじみなみのえき)は、東京都八王子市みなみ野一丁目にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)横浜線の駅である。駅番号はJH 30。
横浜線内で最も新しく、駅西側に広がる住宅・都市整備公団(現・都市再生機構)が開発主導となったみなみ野シティ(八王子ニュータウン)の街開きに合わせて開業した駅である[新聞 1]。駅舎・ホームの建設費は28億円で[新聞 1]、住宅・都市整備公団が全額負担した駅である[新聞 2]。開業により近隣に位置する東京工科大学をはじめとする多くの学校等で、通学の利便性が向上した。
なお、開業前の地名は宇津貫町で[新聞 1]、仮駅名も「宇津貫」であった。開業前に市販されていた地図帳では「宇津貫駅(仮称)」のように記載されていたものもあった[3]。
島式ホーム1面2線を有する地上駅で橋上駅舎を有する[新聞 1]が、崖線に沿って立地しているため崖下側となる東側には段差がある。西側は段差のない構造になっているが、バス・タクシー乗り場はさらに一段高いところにある。いずれもエスカレーターおよびエレベーターで連絡しており、開設時からバリアフリーに対応した駅である。駅舎外観はアラビア数字の「8」を横にしたイメージで、ガラス張りの外壁である[新聞 1]。
八王子統括センター(八王子駅)管理の業務委託駅(JR東日本ステーションサービス委託)である[1]。早朝は駅係員が不在となり客からの問い合わせに応じられない時間帯が存在したが、2014年(平成26年)2月2日より駅遠隔操作システム(現・お客さまサポートコールシステム)が導入され、インターホンを通じて案内することが可能となった[報道 3]。多機能券売機[2]・指定席券売機[2]・コインロッカー・証明写真・公衆電話・待合室が設置されている。
(出典:JR東日本:駅構内図)
2023年度(令和5年度)の1日平均乗車人員は16,943人である。
開業以降の1日平均乗車人員の推移は下表のとおりである。年度全体の乗車人員を365(閏日が入る年度は366)で除して1日平均乗車人員を求めており、計算で生じた小数点以下の値は切り捨てているため、定期外と定期の和は必ずしも合計と一致しない。
年度 | 1日平均乗車人員 | 出典 | ||
---|---|---|---|---|
定期外 | 定期 | 合計 | ||
1997年(平成 | 9年)6,291 | [* 1] | ||
1998年(平成10年) | 7,244 | [* 2] | ||
1999年(平成11年) | 8,790 | [* 3] | ||
2000年(平成12年) | [JR 1]10,070 | [* 4] | ||
2001年(平成13年) | [JR 2]11,263 | [* 5] | ||
2002年(平成14年) | [JR 3]12,225 | [* 6] | ||
2003年(平成15年) | [JR 4]13,207 | [* 7] | ||
2004年(平成16年) | [JR 5]14,423 | [* 8] | ||
2005年(平成17年) | [JR 6]15,671 | [* 9] | ||
2006年(平成18年) | [JR 7]16,888 | [* 10] | ||
2007年(平成19年) | [JR 8]18,088 | [* 11] | ||
2008年(平成20年) | [JR 9]18,566 | [* 12] | ||
2009年(平成21年) | [JR 10]18,791 | [* 13] | ||
2010年(平成22年) | 4,594 | 14,605 | [JR 11]19,200 | [* 14] |
2011年(平成23年) | 4,536 | 12,232 | [JR 12]16,769 | [* 15] |
2012年(平成24年) | [JR 13]4,718 | [JR 13]12,069 | [JR 13]16,787 | [* 16] |
2013年(平成25年) | [JR 14]4,895 | [JR 14]12,544 | [JR 14]17,439 | [* 17] |
2014年(平成26年) | [JR 15]4,958 | [JR 15]12,476 | [JR 15]17,435 | [* 18] |
2015年(平成27年) | [JR 16]5,123 | [JR 16]12,836 | [JR 16]17,960 | [* 19] |
2016年(平成28年) | [JR 17]5,111 | [JR 17]12,879 | [JR 17]17,991 | [* 20] |
2017年(平成29年) | [JR 18]5,260 | [JR 18]13,096 | [JR 18]18,356 | [* 21] |
2018年(平成30年) | [JR 19]5,314 | [JR 19]13,407 | [JR 19]18,721 | [* 22] |
2019年(令和元年) | [JR 20]5,203 | [JR 20]13,491 | [JR 20]18,695 | [* 23] |
2020年(令和 | 2年)[JR 21]3,695 | [JR 21]9,550 | [JR 21]13,245 | |
2021年(令和 | 3年)[JR 22]4,426 | [JR 22]10,485 | [JR 22]14,912 | |
2022年(令和 | 4年)[JR 23]4,950 | [JR 23]11,339 | [JR 23]16,289 | |
2023年(令和 | 5年)[JR 24]5,176 | [JR 24]11,767 | [JR 24]16,943 |
駅西側には大型スーパーマーケットやホームセンター、郵便局などが立地し、それらと駅周辺にはマンションや新興住宅地「八王子みなみ野シティ」が広がっている。北側に架かる橋を東に進むと、国道16号に接続する。
駅西側のバスターミナルは、傾斜地を活用した2階構造であり路線バス・スクールバス・無料送迎バスの停留所とタクシー乗り場が2階部分、階下は駐輪場となっている。
駅東側は、駅開業から10年近く空き地だったが、駅直結プロジェクトとして大型マンション「レジデンシアみなみ野」と雑居ビル「ミクリスシティー」が2009年2月ごろに完成し、自家用車・タクシー用の駅東側ロータリーが整備された。駅からは東京工科大学の塔が見える。
最寄り停留所は、駅西口ロータリにある「八王子みなみ野駅」となる。以下の路線が乗り入れ、京王電鉄バス八王子営業所、京王バス高尾営業所、京王バス南大沢営業所により運行されている。
この他、東京工科大学・日本工学院八王子専門学校、山野美容芸術短期大学のスクールバスがロータリー内に乗り入れている。
以前は、み01(みなみ野五丁目北・七国経由 宇津貫折返場行)とみ02(みなみ野五丁目北経由 グリーンヒル寺田行)が運行されていたが、み04とみ05の新設に伴って2014年11月15日をもって廃止された。
駅ホームの乗車位置目標に記された青と緑の「〜」のようなデザインは、前述の住宅・都市整備公団 八王子みなみ野シティの計画におけるシンボルマークである。
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