ヴァイオレンス
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ヴァイオレンス(VIO-LENCE)は、アメリカ合衆国出身のスラッシュメタル・バンド。
サンフランシスコ産のスラッシュメタル「ベイエリア・スラッシュ」の第2世代目に当たるバンドの一つ。主要メンバーが同国のバンド「マシーン・ヘッド」に参加しグループは消滅。2000年代に短期間再結成をした後、2019年より再々結成を果たす。
1985年、フィル・ディメル(ギター)を中心に結成。その後、メンバーチェンジを経て、ショーン・キリアン(ヴォーカル)、トロイ・フーア(ギター)、ディーン・デール(ベース)、ペリー・ストリックランド(ドラムス)が加入。
1986年、トロイ・フーアが脱退し、後任に元「FORBIDDEN EVIL」(後のフォビドゥン)のロブ・フリンが加入。同年、デモテープを2本製作し、これが元でMCA傘下の新興レーベル「メカニック・レコード」と契約。1988年、同レーベル第1弾アーティストとして『悪夢(原題:ETERNAL NIGHTMARE)』でデビュー。
1989年、「メガフォース・レコード」に移籍。翌年、2ndアルバム『OPPRESSING THE MASSES』をリリースするが[1]、拷問について歌った「Torture Tactics」の歌詞が検閲に引っ掛かり、アルバムからカットされることになる。ただし、2ndの日本盤のみ「Torture Tactics」がカットされず収録されている。1991年、前述の「Torture Tactics」が同名のEPとしてリリース。
1993年、3rdアルバム『NOTHING TO GAIN』をリリース[2]。このアルバムを最後に、ロブが脱退。その後、ペリーもバンドを去り、自然消滅の形でバンドは解散。
2001年、当時癌との闘病中だった「テスタメント」のヴォーカリスト、チャック・ビリーのベネフィットコンサート「THRASH OF THE TYTANS」が開催され、「フォビドゥン」「ヒーゼン」らと共に当バンドも参加。これを契機に再結成の形でバンド活動を再開するが、ロブは本業であるマシーン・ヘッドでの活動もあり復帰は叶わなかった。数人のサポートギタリストが入れ替わる形で、2003年頃まで活動を続ける。
2002年にマシーン・ヘッドを脱退したアールー・ラスターの後任としてフィルが移籍したことに伴い、事実上バンドは活動停止状態となる(フィル曰く「解散はしていない」と発言)。 2018年、フィルのマシーン・ヘッド脱退が報じられ、ヴァイオレンス再々結成の噂が立った[3]。
スタジオアルバム
その他
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