フォンドメタル・GR01
ウィキペディアから
ウィキペディアから
フォンドメタル・GR01 (Fondmetal GR01) はフォンドメタルが1992年のF1世界選手権に投入したフォーミュラ1カー。デザイナーはロビン・ハード。
カテゴリー |
F1 インターセリエ | ||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
コンストラクター | フォンドメタル | ||||||||
デザイナー |
ロビン・ハード (Technical Director) ティム・ホロウェイ (Chief Designer) ティノ・ベッリ (Head of Aerodynamics) | ||||||||
先代 | フォンドメタル・フォメットF1 | ||||||||
後継 | フォンドメタル・GR02 | ||||||||
主要諸元 | |||||||||
シャシー | カーボンファイバー製モノコック | ||||||||
サスペンション(前) | ダブルウィッシュボーン, プッシュロッド | ||||||||
サスペンション(後) | ダブルウィッシュボーン, プッシュロッド | ||||||||
エンジン | フォード・コスワース HB 3,497 cc (213.4 cu in) 90°V8, NA, | ||||||||
燃料 | アジップ | ||||||||
タイヤ | グッドイヤー | ||||||||
主要成績 | |||||||||
チーム | フォンドメタルF1 SpA | ||||||||
ドライバー |
14. アンドレア・キエーザ 15. ガブリエル・タルキーニ | ||||||||
初戦 | 1992年南アフリカグランプリ | ||||||||
|
フォンドメタル・GR01は前作のフォメットF1を改良した物であった。前年にフォメットとけんか別れしたフォンドメタルであったが、新たな車両を投入するには時間が足りず、そこでフォメットF1に手を加えた車両で当面を凌ぐこととなった。エンジンはコスワース DFRではもはや限界であったため、新たにコスワース HBを搭載することとなる。これは前年にスポーツカー世界選手権で戦ったジャガー・XJR-14が搭載していた物であった。ドライバーはアンドレア・キエーザとガブリエル・タルキーニの2台体制となった。身長180cmのキエーザのマシンは、昨年度のドライバーであったオリビエ・グルイヤール(身長170cm)に合わせたマシンであったため、新車にマッチしなかった。キエーザは8戦中6戦で予選落ちし、2戦はリタイアだった。タルキーニは6戦に出走したが全戦リタイアした。
GR01は2台がフォメットF1から改修され、2台が新造された。
GR01はその後、S.C.Iチームが購入しラニエリ・ランダッキオをドライバーとしてインターセリエに参戦した。インターセリエはCan-Am同様のスポーツカーで争われたヨーロッパのみのシリーズで、GR01はフェンダーを取り付けられたオープンコクピットのスポーツカーとして94年から97年まで戦った。94年と97年にはモストで、96年にはブランズ・ハッチで2位を獲得している。
Seamless Wikipedia browsing. On steroids.
Every time you click a link to Wikipedia, Wiktionary or Wikiquote in your browser's search results, it will show the modern Wikiwand interface.
Wikiwand extension is a five stars, simple, with minimum permission required to keep your browsing private, safe and transparent.