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イングランドのサッカークラブ ウィキペディアから
バーミンガム・シティ・フットボール・クラブ(Birmingham City Football Club、イギリス英語発音:[ˈbəːmiŋəm ˈsiti ˈfutˌbɔːl klʌb])は、イギリス、ウェスト・ミッドランズ州、バーミンガムに本拠地を置くサッカークラブ。同じバーミンガムを本拠地とするアストン・ヴィラFCとの対決はバーミンガム・ダービーとして盛り上がりを見せる。
1875年、スモールヒース・アライアンス(Small Heath Alliance)として創設し、1945年に現在の呼称となる。タイトルはリーグカップを2回制したのみで、リーグ戦ではまだない。2002年、プレーオフの末プレミアリーグへの昇格を果たした。アストン・ヴィラFCとの対戦はバーミンガム・ダービーとして盛り上がりを見せるが、2005-06シーズンは18位に終わり、4シーズンぶりに降格した。しかし、2006-07シーズンは2位に入り、プレミアリーグ昇格を決めた。2007-08シーズンは19位で終え、翌シーズンはチャンピオンシップでプレミアリーグ復帰を目指すこととなった。そして、2008-09シーズンはチャンピオンシップで2位となり、1シーズンでプレミアリーグ復帰が決まった。2010-11シーズンには48年ぶりとなるフットボールリーグカップ優勝を果たしたが、カップ戦優勝以降成績が上向かず、2シーズンぶりに降格が決定した。
2007年7月17日、香港の実業家カーソン・ヨンが所有する投資会社グランドトップ・インターナショナル・ホールディングスがクラブ株式の29.9%を取得した[4]。2009年9月30日、クラブの株式の86%を取得し、実質的に経営権を握った[5]。
一時期、ユニホームサプライヤーには中華人民共和国のスポーツ用品メーカーXtep(特歩)が務めていた。
2016年3月には、新たにadidasと2016-17シーズンから2020年まで4年にわたる、ユニフォームサプライヤーの契約を締結した[6]。
2010-11シーズン以降はチャンピオンシップでの戦いが続き、中位から残留圏内のシーズンが続いている。後にイングランド代表としても活躍し、16歳38日というクラブ史上最年少出場記録を樹立したジュード・ベリンガムがキャリアをスタートさせたクラブとして有名で、背番号「22」は永久欠番となっている [7]。
2023-24シーズンは、2023年9月に元プロアメリカンフットボール選手であるトム・ブレイディが新共同オーナーに就任。ジョン・ユースタス監督の下で、2022-23シーズン残留ギリギリの17位で終わっていたチームが昇格プレーオフ圏内の6位(5勝3分3敗)と躍進していたが、成績に満足できないクラブ上層部は同年10月にユースタス監督を解任。後任として元イングランド代表FWウェイン・ルーニーが就任。ところがこの人事が裏目となり、15試合で勝点10(2勝4分9敗)しか上積みできず、その結果24チーム中20位まで転落してしまい、わずか3か月で解任された。2024年1月8日、かつてセルティックFCなどを率いたトニー・モウブレイが後任として就任。8試合を指揮し、4勝1分3敗とやや盛り返した矢先にわずか1か月後の2月にモウブレイ監督の健康問題が浮上し、6~8週間チームを離れることになった。その間アシスタントコーチのマーク・ビーナスが暫定的に6試合を指揮したが、1分5敗と再び失速し21位まで転落した。新たな暫定監督として2014年10月から2016年12月までバーミンガムを指揮した経験を持つゲイリー・ローウェットがシーズン終了まで率いることになった。最終的にルーニー、ビーナス暫定政権時の借金が大きく響き、24チーム中22位で終え、1994-95シーズン以来となる3部降格となった。
シーズン | リーグ | FAカップ | リーグ杯 | 欧州カップ / その他 | 最多得点者 | ||||||||||
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ディビジョン | 試 | 勝 | 分 | 敗 | 得 | 失 | 点 | 順位 | 選手 | 得点数 | |||||
2000-01 | ディヴィジョン1 | 46 | 23 | 9 | 14 | 59 | 48 | 78 | 5位 | 3回戦敗退 | 準優勝 | ジョフ・ホースフィールド | 12 | ||
2001-02 | 46 | 21 | 13 | 12 | 70 | 49 | 76 | 5位 | 3回戦敗退 | 3回戦敗退 | トミー・ムーニー | 15 | |||
2002-03 | プレミアリーグ | 38 | 13 | 9 | 16 | 41 | 49 | 48 | 13位 | 3回戦敗退 | 3回戦敗退 | スターン・ジョン | 9 | ||
2003-04 | 38 | 12 | 14 | 12 | 43 | 48 | 50 | 10位 | 5回戦敗退 | 2回戦敗退 | ミカエル・フォルセル | 19 | |||
2004-05 | 38 | 11 | 12 | 15 | 40 | 46 | 45 | 12位 | 4回戦敗退 | 3回戦敗退 | エミール・ヘスキー | 11 | |||
2005-06 | 38 | 8 | 10 | 20 | 28 | 50 | 34 | 18位 | 準々決勝敗退 | 準々決勝敗退 | ミカエル・フォルセル イジー・ヤロシーク | 8 | |||
2006-07 | チャンピオンシップ | 46 | 26 | 8 | 12 | 67 | 42 | 86 | 2位 | 4回戦敗退 | 4回戦敗退 | ギャリー・マクシェフリー | 16 | ||
2007-08 | プレミアリーグ | 38 | 8 | 11 | 19 | 46 | 62 | 35 | 19位 | 3回戦敗退 | 3回戦敗退 | ミカエル・フォルセル | 9 | ||
2008-09 | チャンピオンシップ | 46 | 23 | 14 | 9 | 54 | 37 | 83 | 2位 | 3回戦敗退 | 2回戦敗退 | ケヴィン・フィリップス | 14 | ||
2009-10 | プレミアリーグ | 38 | 13 | 11 | 14 | 38 | 47 | 50 | 9位 | 準々決勝敗退 | 3回戦敗退 | キャメロン・ジェローム | 11 | ||
2010-11 | 38 | 8 | 15 | 15 | 37 | 58 | 39 | 18位 | 準々決勝敗退 | 優勝 | クレイグ・ガードナー | 10 | |||
2011-12 | チャンピオンシップ | 46 | 20 | 16 | 10 | 78 | 51 | 76 | 4位 | 5回戦敗退 | 3回戦敗退 | EL | グループリーグ敗退 | マーロン・キング | 18 |
2012-13 | 46 | 15 | 16 | 15 | 63 | 69 | 61 | 12位 | 3回戦敗退 | 2回戦敗退 | 14 | ||||
2013-14 | 46 | 11 | 11 | 24 | 58 | 74 | 44 | 21位 | 4回戦敗退 | 4回戦敗退 | フェデリコ・マケダ リー・ノヴァク | 10 | |||
2014-15 | 46 | 16 | 15 | 15 | 54 | 64 | 63 | 10位 | 4回戦敗退 | 2回戦敗退 | クレイトン・ドナルドソン | 16 | |||
2015-16 | 46 | 16 | 15 | 15 | 53 | 49 | 63 | 10位 | 3回戦敗退 | 3回戦敗退 | 11 | ||||
2016-17 | 46 | 13 | 14 | 19 | 45 | 64 | 53 | 19位 | 3回戦敗退 | 1回戦敗退 | ルーカス・ユトキエヴィッツ | 12 | |||
2017-18 | 46 | 13 | 7 | 26 | 38 | 68 | 46 | 19位 | 4回戦敗退 | 2回戦敗退 | チェ・アダムス | 9 | |||
2018-19 | 46 | 14 | 19 | 13 | 64 | 58 | 52 | 17位 | 3回戦敗退 | 1回戦敗退 | 22 | ||||
2019-20 | 46 | 12 | 14 | 20 | 54 | 75 | 50 | 20位 | 5回戦敗退 | 1回戦敗退 | ルーカス・ユトキエヴィッツ | 15 | |||
2020-21 | 46 | 13 | 13 | 20 | 37 | 61 | 52 | 18位 | 3回戦敗退 | 1回戦敗退 | 8 | ||||
2021-22 | 46 | 11 | 14 | 21 | 50 | 75 | 47 | 20位 | 3回戦敗退 | 2回戦敗退 | スコット・ホーガン | 10 | |||
2022-23 | 46 | 14 | 11 | 21 | 47 | 58 | 53 | 17位 | 4回戦敗退 | 1回戦敗退 | 10 | ||||
2023-24 | 46 | 位 |
シーズン | 大会 | ラウンド | 対戦相手 | ホーム | アウェー | プレーオフ | 合計 | |
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1955-58 | インターシティーズ・フェアーズカップ | グループB | インテル | 2-1 | 0-0 | N/A | 1位 | |
Zagreb XI | 3-0 | 1-0 | ||||||
準決勝 | バルセロナ | 4-3 | 0-1 | 1-2 | 5-6 | |||
1958-60 | インターシティーズ・フェアーズカップ | 1回戦 | Cologne XI | 2-0 | 2-2 | N/A | 4-2 | |
2回戦 | Zagreb XI | 1-0 | 3-3 | 4-3 | ||||
準決勝 | ユニオン | 4-2 | 4-2 | 8-4 | ||||
決勝 | バルセロナ | 0-0 | 1-4 | 1-4 | ||||
1960-61 | インターシティーズ・フェアーズカップ | 1回戦 | ウーイペシュト | 3-2 | 2-1 | 5-3 | ||
2回戦 | KB | 5-0 | 4-4 | 9-4 | ||||
準決勝 | インテル | 2-1 | 2-1 | 4-2 | ||||
決勝 | ローマ | 2-2 | 0-2 | 2-4 | ||||
1961-62 | インターシティーズ・フェアーズカップ | 2回戦 | エスパニョール | 1-0 | 2-5 | 3-5 | ||
2011-12 | UEFAヨーロッパリーグ | プレーオフ | ナシオナル | 3-0 | 0-0 | 3-0 | ||
グループH | ブラガ | 1-3 | 0-1 | 3位 | ||||
マリボル | 1-0 | 2-1 | ||||||
クラブ・ブルッヘ | 2-2 | 2-1 |
2023-24シーズン 開幕戦フォーメーション(4-2-3-1)
注:選手の国籍表記はFIFAの定めた代表資格ルールに基づく。
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ローン移籍選手
注:選手の国籍表記はFIFAの定めた代表資格ルールに基づく。
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注:選手の国籍表記はFIFAの定めた代表資格ルールに基づく。
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