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『クライシス2050』(クライシスにいまるごおまる、Solar Crisis)は、1990年に公開された日本のSF映画。
クライシス2050 | |
---|---|
Solar Crisis | |
監督 | リチャード・C・サラフィアン |
脚本 |
ジョー・ギャノン テディ・サラフィアン |
原作 | 川田武 |
製作 |
リチャード・エドランド ジェームス・ネルソン |
出演者 |
ティム・マシスン チャールトン・ヘストン ピーター・ボイル アナベル・スコフィールド |
音楽 | モーリス・ジャール |
撮影 | ラッセル・カーペンター |
編集 | リチャード・トレヴァー |
製作会社 | |
配給 | |
公開 | |
上映時間 |
112分 118分 (ディレクターズカット) |
製作国 | 日本 |
言語 | 英語 |
製作費 | $55,000,000 (推定) |
配給収入 | 14億300万円[4] |
学研と日本放送協会(NHK)の子会社NHKエンタープライズの原案・出資により、ハリウッドのスタッフ・キャストが製作したSF映画で、製作費は70億円。
監督は『バニシング・ポイント』のリチャード・C・サラフィアン、特撮監督は『ダイ・ハード』『ゴーストバスターズ』のリチャード・エドランド、撮影は『タイタニック』『チャーリーズ・エンジェル』のラッセル・カーペンター、音楽は『アラビアのロレンス』『ドクトル・ジバゴ』のモーリス・ジャール。宇宙船のデザインを『ブレードランナー』などで知られるデザイナー、シド・ミードが担当した。しかし配給収入14億円と大赤字に終わった。
再編集してアメリカ公開版を製作した際、監督の了承を得ていなかったことからサラフィアンに訴えられて公開が3年遅れ、タイトルは『Solar Crisis』となり、監督名もサラフィアンの要望で“アラン・スミシー”名義となった[5]。
セットはNHKスペシャル『銀河宇宙オデッセイ』に流用され、商業化路線を推し進めた島桂次会長時代のNHKを象徴する映画とされている[6]。
前売り券の販売数は100万枚[7]。
1993年度の第20回サターン賞 (20th Saturn Awards) において、リチャード・エドランドが特殊効果賞にノミネートされた[8]。
西暦2050年、科学文明の絶頂期、太陽内部の磁力線が地球の自転引力によってよじれ、核融合反応に異常をきたした太陽は膨張し、巨大フレアによって地球は滅亡の危機に見舞われた。
人類は反物質爆弾を太陽に打ち込みフレアの方向を変えてエネルギーを放出させ、太陽を正常に戻そうと計画。総責任者スキート・ケルソ海軍提督のもと、宇宙船ヘリオス艦長に志願した息子のスティーブ・ケルソ、日本人パイロットのケン・ミナミ、遺伝子操作で生まれた女性科学者アレックスらが乗り込んでヘリオスは太陽へ向かった。一方、そうした一連の行動を妨害しようとする複合企業体IXL社によってヘリオスに危機が迫る。
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