高砂 (福岡市)

福岡市中央区の町 ウィキペディアから

高砂 (福岡市)

高砂たかさごは、福岡県福岡市中央区町名。現行の行政地名は、高砂一丁目及び二丁目(住居表示実施済)[4][5]。面積は18.56ヘクタール[1]。2023年5月末現在の人口は6,115人[2]郵便番号は810-0011[3]

概要 高砂一丁目及び二丁目, 国 ...
高砂一丁目及び二丁目
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渡辺通1丁目交差点より南西の眺望
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高砂の地図
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高砂一丁目及び二丁目
高砂の地図
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高砂一丁目及び二丁目
高砂一丁目及び二丁目 (福岡県)
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高砂一丁目及び二丁目
高砂一丁目及び二丁目 (日本)
北緯33度34分44.7秒 東経130度24分27.9秒
日本
都道府県  福岡県
市町村 福岡市
中央区
面積
  合計 18.56[1] ha
人口
(2023年(令和5年)5月末現在)[2]
  合計 6,115人
等時帯 UTC+9 (JST)
郵便番号
810-0011[3]
市外局番 092
ナンバープレート 福岡
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地理

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土地利用の状況(国土交通省 国土地理院 地図・空中写真閲覧サービスの空中写真を基に作成

福岡市の「都心部」とされる中央区天神等の南南東約1.8キロメートル、中央区の南東部、福岡県道602号後野福岡線日赤通り)の西側に位置する。北西で渡辺通わたなべどおりと、北東で清川と、南東で那の川と、南西で白金しろがねと隣接する。土地利用については、日赤通りなどの幹線道路の沿線に、業務施設、商業施設などが建ち並び、その背後には住宅や小規模な店舗が密集している。

都市計画等

高砂を含む地区の都市計画における位置づけについては、2012年(平成24年)12月21日に策定された『第9次福岡市基本計画』[6][注釈 1]の「都市空間構想図」において、「都心部」[注釈 2]に含まれている。都心部のなかでも特に天神渡辺通地区、博多駅周辺地区、ウォーターフロント地区(博多ふ頭及び中央ふ頭)の3地区が都心部の核とされており、高砂を含む地区は天神・渡辺通地区の南に位置する。都市計画に関しては、「福岡市都市計画マスタープラン」[8]において定められた方針については次のとおりである。交通ネットワークに関しては、都市の骨格となる福岡県道602号後野福岡線日赤通り)及び福岡県道555号桧原比恵線百年橋通り)の沿道や幹線道路である福岡市道博多駅草ヶ江線城南線)の沿道は、商業、業務、サービス施設や中高層住宅などが連続した「都市軸」や「沿道軸」に位置付けられている。土地利用については、全域が住宅を中心に都心機能を支援する業務施設、商業施設が共存する「複合市街地ゾーン」に位置付けられ、職住が調和した複合市街地づくりと良好な街並みの形成などがまちづくりの視点とされている。今後の課題については、高砂の特に北部が太平洋戦争の後に進められた戦災復興都市計画による土地区画整理事業の施工地区から外れ、古くから市街地が形成されている地区であり、幅員4メートル未満の狭隘道路が多く、また建築後30年以上の木造住宅も多いため、災害時の安全性などがあげられる。用途地域については次のとおりである[9]。高砂の全域が商業地域に指定されている。

歴史

町域の変遷

さらに見る 住居表示実施後, 実施年月日 ...
住居表示実施後実施年月日住居表示実施前(各大字・町名ともその一部)
高砂一丁目及び二丁目1962年昭和37年)桜木町並びに昭和通、六月田町、高畑新町、高畑本町、高砂町、住ノ江町、渡辺通一丁目から五丁目まで及び春吉の各一部
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人口

高砂一丁目及び二丁目について人口の推移を福岡市の住民基本台帳(公称町別)[2]に基づき示す(単位:人)。集計時点は各年9月末現在である。

交通

道路

主な幹線道路は次の通り。

県道

市道

市道のうち主な幹線道路は次の通り。

鉄道

鉄道については、町域の北側に福岡市交通局が運営する地下鉄福岡市地下鉄七隈線が通っており、町外ではあるが、最寄りの駅は次のとおりである。

  • 渡辺通駅(距離は道程で約0.2~1.2キロメートル)
  • 薬院駅(距離は道程で約0.3~1.3キロメートル)

また町域の西方に西日本鉄道西鉄天神大牟田線が通っており、町外ではあるが、最寄りの駅は次のとおりである。

  • 薬院駅(上記の薬院駅と一体で福岡市地下鉄七隈線も乗り入れる。)
  • 西鉄平尾駅(距離は道程で約0.5~1.7キロメートル)

バス

バスについては、西日本鉄道株式会社が運営する西鉄バスが近くを運行しており、一部町外も含むが、次の停留所がある[10]

  • 日赤通り沿い:渡辺通一丁目、高砂、高砂二丁目
  • 城南線沿い:渡辺通一丁目、薬院駅前
  • 百年橋通り沿い:那の川、那の川二丁目

施設

公共・公益施設

学校

公立の小中学校は町内にはないが、校区については、小学校区、中学校区についてそれぞれ次の学校の校区に属する[13]

公立の小学校

公立の中学校

脚注

関連項目

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