花博記念公園鶴見緑地
大阪府大阪市鶴見区と守口市にまたがる公園 ウィキペディアから
大阪府大阪市鶴見区と守口市にまたがる公園 ウィキペディアから
花博記念公園鶴見緑地(はなはくきねんこうえんつるみりょくち)は、大阪府大阪市鶴見区と守口市にまたがって位置している大阪市立の都市公園(広域公園)である[1]。年間来場者数は約435万人[2]である。
1941年の防空緑地計画に由来する大阪四大緑地(服部・鶴見・久宝寺・大泉)の一つ。面積は約122ha。
1972年4月、鶴見緑地として開園。1990年4月1日から9月30日まで開催された国際花と緑の博覧会(通称・花の万博、花博)のメイン会場となった。開催終了後、記念施設の咲くやこの花館、いのちの塔(展望塔)、陳列館ホール(大阪市立環境学習センター=通称・生き生き地球館)、水の館ホール(2010年に花の万博20周年を機に愛称をハナミズキホールと命名)、体育館である鶴見スポーツセンター、風車を残し、都市公園として再整備された。この時、公園名を正式名称の「鶴見緑地」から「花博記念公園鶴見緑地」と通称で呼ぶようになった。なお、風車は博覧会開催以前から存在したものである。
現在は乗馬コース(遊園地、「マジカルクロス」の敷地の一部を転用)、球技場・運動場・温水プール(駐車場の敷地を転用)、パークゴルフ場といったスポーツ施設も整備されている。このうちパークゴルフ場は、マスターズ・トーナメントの会場「オーガスタ・ナショナル・ゴルフクラブ」の12番ホールを再現したパビリオン(ゴールデンベルパビリオン)のコースを転用したものである。
建物以外では国際庭園や日本庭園、花さじき、花の谷などが保存されているが、国際庭園に付属する建物は老朽化が激しく、ネパール庭園にある寺院風の建物などは付近に入ることも禁止されている。国際庭園そのものも樹木が伸び、かつての面影は少なくなっている。公園の最高地点である鶴見新山山頂も、かつては良好な展望が得られたが、今は樹木の成長により展望はほとんどなくなっている。かつてパビリオンが並んでいた「街のエリア」は、現在はほとんどが大芝生広場となっている。
公園内には主に高齢者や障がい者を対象とした、電気自動車のバスが運行されている。(毎週月曜日・年末年始は運休)
一部の有料施設を除き入場は無料である。
Osaka Metro長堀鶴見緑地線・鶴見緑地駅下車すぐ。同線横堤駅下車徒歩10分程度。
なお、鶴見緑地北西口はOsaka Metro今里筋線新森古市駅が最寄り駅とアナウンスされている(500mほどの距離)。
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