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日本の石川県の道路 ウィキペディアから
石川県道223号種七窪線(いしかわけんどう223ごう たねななくぼせん)は、石川県河北郡津幡町と同県かほく市とを結ぶ一般県道(石川県道)である。
河北郡市中部の中山間地を東西に結ぶ。河北郡市の2つの自治体を経由しているが、全区間の約93%にあたる3,077mがかほく市域であり、津幡町域は約7%(247m)に過ぎない。起点のある河北郡津幡町種は河北潟に注ぎ出る能瀬川の上流部に位置する。広域的には河北郡津幡町河合谷地区とかほく市宇ノ気地区とを最短距離で結ぶルートであるが、気屋峠の未改良状態が1960年代後半まで続いたことなどから、当県道は両地区の往来よりも、気屋峠以西のかほく市気屋・鉢伏と同市宇ノ気地区の中心部である宇野気地区との往来が主たるものである。
起点からすぐに市町境を越えて峠道となり、気屋峠を越える。峠の前後区間は両側1.5車線程度の幅員しかなく、行き違いに難することもある。気屋地区からは終点までは白破線のセンターラインのある両側2車線(片側1車線)の幅員となる。ただし、鉢伏地内では集落内を通るルートとなっており、この区間も狭小であるものの、鉢伏地区にある願成寺前から当県道と並行した、宇ノ気川支流の悪水川に沿う市道が整備されている。歩道は鉢伏地内の一部[1]にのみ、設置されている。
気屋峠を含む全区間、通年通行が可能であるものの、区間内には消雪パイプなどの融雪装置は設置されておらず、積雪時には除雪車が出動する。
沿道には複数の県道番号標識が立てられており、石川県の標示が付されたデリニエーターも複数立てられている。また、主要交差点の前後の案内標識には当県道を標す標記があり、目標地点として「種」や「河合谷」の標記が付されている。
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