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北海道札幌市南区にある温泉 ウィキペディアから
小金湯温泉(こがねゆおんせん)は、北海道札幌市南区にある温泉である。郊外農村の中にある小さな温泉地で、札幌市街からは、定山渓温泉の手前に位置する。
源泉温度は30℃前後と、いずれもぬる湯である。
国道230号から200メートルほど奥に入ったところ、豊平川の清流近くに「湯元 小金湯」と「まつの湯」の2軒の宿泊施設が存在する静かな温泉地である。どちらの施設も日帰り入浴可能、露天風呂があり、加温濾過循環方式である。
川の対岸に山が迫って、柱状節理の壁をなす。昔は付近に黄金橋という吊り橋があったが、今はない。北東側には砥山ダムがある。
温泉地には、「札幌市アイヌ文化交流センター」別名「サッポロピリカコタン」がある。
以前より、和人の居住はあったといい、正確な起源は明らかではない。
小金湯パークホテルの庭にはカツラの巨木が生えており、地域のシンボルとなっている。幹周りは10.5メートルに達し、美瑛町でさらに太いカツラ「森の神様」が発見されるまでは北海道内最大とされていた[1]。
伝説によれば、かつて美泉定山がこの樹の下で一夜を明かした際、夢の中に樹霊が現れて霊泉のありかを示したという[1]。
中谷彌三右衛門が樹の下に不動明王を祀り、ホテル3代目の中谷弥一が札幌市内各地から放置されていた地蔵30体以上を集め、ここで供養した[1]。
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