Loading AI tools
ウィキペディアから
『実況パワフルプロ野球』(じっきょうパワフルプロやきゅう)とは2014年12月18日よりGoogle Playで、同年12月23日よりApp Storeで配信が開始されたAndroid/iOS用野球ゲームである。公式サイトでは『パワプロアプリ』の略称も使用されている。
基本プレイ無料で、アイテム課金あり。
投球や打撃をタップやフリックで操作し、走塁・守備はオートとなっている(一部のスタジアムイベントでは、走塁・守備を操作する場面がある)。サクセスモードが搭載されている。
スマートフォン対応の実況パワフルプロ野球シリーズでは初となるサクセスモードが搭載されており、メイン機能となっている。ガチャで手に入れたイベントキャラクター(略称:イベキャラ)をデッキにセットすることでサクセスシナリオを充実させ、より強力な選手を育成することができる。実在するプロ野球の球団や選手は搭載されておらず、自分のチーム(チーム名は自由に決められる)にサクセスモードで育成した選手を組み入れて強化し、スタジアムモードやその他イベントにて他のプレイヤーのチームと対戦するのが目的である。
ガチャや、サクセス中の宝箱、イベントなどで入手できるキャラクターで、配信期間に関係なく全てのガチャで出現する常設と、期間限定で配信されるガチャでしか入手できない限定の2種類に分けられている。N、R、SRの3段階でレアリティが分かれており、それぞれ上位互換のPN、PR、PSRが存在する(Pはパワフルの略である)が、一部のキャラと別バージョンにはN、PNのレアリティが存在しない(ごく一部のキャラにはさらにR、PRのレアリティも存在しない)。同一イベキャラが複数のレアリティで登場することもある。イベキャラとして登場するのはこれまでのパワプロシリーズに登場したサクセスモードのキャラであり、コンボキャラとアプリ版オリジナルのキャラも存在する。
サクセスをプレイする際、「イベキャラデッキ」にキャラをセットすることでサクセスシナリオ中にそのイベキャラを登場させ、それに応じて発生する特殊イベントによって経験点や特殊能力のコツを取得することができる。そうして得られる経験点や特殊能力は、イベキャラごとに設定・割り当てられている能力や「イベントボーナス」「得意練習」などによって異なる他、評価を一定まであげることで得意練習に該当する練習において「スペシャルタッグ」が発生し、より多くの経験点が入手できる。同じイベキャラでも高レアリティでないと発生しないイベントも存在し、特にSR以上のイベキャラをデッキにセットすることで超特殊能力や特殊変化球取得関連のイベントが発生する。他のイベキャラや強化素材を合成することで強化することができ、レベルが一定以上になるごとにイベントや練習での効果が強くなる。
デッキにセットできるイベキャラはプレイヤーが所持しているキャラから最大5人、他のユーザーのリーダーのイベキャラを1人だけ助っ人として使用することができるため、最大6人使用可能である。ただし、シナリオによっては使用できないキャラが一部存在する(シナリオ別のライバルキャラ、他のコラボレーションのシナリオのキャラなど)。また、『2013』、『2014』と違いレアリティの違う同じイベキャラや「猪狩 守」と「アフロ猪狩」のように別バージョン同士のイベキャラは同時には使えない。
2022年3月14日のアップデートより、新たに育成をサポートする「サポートデッキ」が導入され、「サポートデッキ」に対応したシナリオ(桃太郎電鉄高校などの一部)であれば使用可能。デッキにセットすると、練習後にランダムでセットしたキャラが登場し、そのキャラから経験点を得たり、体力の回復ができたりなど、キャラごとに応じたサポート効果を得ることができる他、上限アップや練習改革などの一部のボーナスを「イベキャラデッキ」と同様に追加することもできる。導入当初は「サポートデッキ」にセットできるのは1人までであったが、2022年7月19日のアップデートで2人まで、2023年10月2日のアップデートで3人までセットできるようになった。
毎年11月下旬頃、1年に1回行われる「パワプロ人気投票」があり、人気投票で1位になったイベキャラは別バージョンの制作が行われるが、人気投票の結果で下位15人になってしまったイベキャラはレアガチャから排出停止になっていた(ただし、期間限定のレアガチャや、特別なガチャ券では排出されることがある)。2018年から新たに排出停止になったキャラで投票を行われる「リベンジ投票」があり、その投票で1位になると別バージョンが制作が行われる(同時に完全排出停止ではなくなる)が、リベンジ投票の結果で下位10人になってしまったイベキャラは特別なガチャ券を除いた全てのガチャからも完全排出停止になる。しかし、2023年から「リベンジ投票」が廃止され、さらに、2024年からは下位15人をレアガチャから排出停止になる制度も廃止された。
また、先述の通り基本的にはパワプロシリーズに登場するサクセスモードのキャラがイベキャラとして登場しているが、様々なコラボレーション開催に伴いそれに関連したイベキャラも多数登場している。過去に登場したコラボ関連キャラ及びコラボ概要は以下の通り。
イベキャラを入手する主な手段。以下の種類がある。ゲドーくん像ガチャと通常のレアガチャ(ハッピーマンデーガチャも含む)を除いて、限定のイベキャラが出現する期間限定のレアガチャが配信している時は、期間内であれば他のガチャからも限定のイベキャラも排出される。
シリーズ恒例のサクセスモード。基本システムは『実況パワフルプロ野球2013』のサクセスをベースにしたが、本作独自のシステム調整が一部存在する。
また、一部のシナリオについては「限定ルート」の開放や「パワーアップ」の開催も期間限定で行われる。
プレイするためには40SP(サクセスポイント)を消費する必要になるが、キャンペーンやイベントなどによって、必要消費数が10~30になる場合がある。
2017年2月27日のアップデートにより、獲得経験点のハイスコア機能が実装され、各シナリオで育成終了時の獲得経験点のスコアに応じて、称号やガチャ券などのアイテムを獲得できる(最大1万点まで)。各アイテムは1度しか獲得できないが、毎年11月頃にハイスコアがリセットされ、リセットされることで再度各アイテムを獲得することができる(称号は除く)。ハイスコアは各シナリオごとに、その年で更新したシーズンベストと、シーズンに関係なく更新した自己ベストを、それぞれ3つずつ記録される(シーズンベストはハイスコアがリセットされると、記録は消える)。
2024年4月22日のアップデートにより、通常とは異なる育成方法となる「オリジンサクセス」が実装され、基本的な育成・システム・シナリオ独自の要素などは通常とほとんど同じであるが、通常とは異なり、格・集客力・調整力の拡張能力は初めから上限最大まで振られて、拡張能力を上げることが不要になり、サクセス用能力(いいヤツやセンス◯、モテモテなど)が一部キャラクターイベント[6]を除き取得するのが不可能になる代わりに、基本能力・特殊能力などの能力アップに必要な経験点が大幅に増量され、通常よりも能力を上げにくいのが特徴。通常より育成が難しい分、イベキャラのイベント、試合などの一部のイベントで得られる経験点も増量され、選手ランクが通常より高い状態の選手を育成することが可能で、チームランクをより高く上げられるようになった。また、条件を満たすとよりオリジンランクの高い「オリジンサクセス」に挑戦でき、ランクが高くなるほど能力アップに必要な経験点が増えるなどでさらに難しくなる(同時にイベントで得られる経験点も増量する)が、さらに高い選手ランクを持った選手を育成できる(現時点ではランク3まで実装され、今後のアップデートなどでランクの上限が上がる予定)。
『パワプロ2013』同様、高校2年の8月からドラフト会議までがシナリオの舞台となっている。異なるテーマに基づいた様々な高校が実装されており、それぞれに特色が存在する。ただし、登場校は『パワプロ2013』から一新されている(くろがね商業高校を除く)。
一部のシナリオを除いた全ての高校に矢部明雄が固有キャラクターとして登場し、主人公の相棒を務める。
なお、本作の世界観は『実況パワフルサッカー』の世界観と共有され、2作のキャラがそれぞれのサクセスシナリオに相互出演する場合もある。
登場人物の守備位置は最初がメインポジションでその他はサブポジション。イベキャラではない人物は●。
ダイヤのAも参照。
MAJORの項目も参照。
パワプロ2013も参照。
パワプロ9も参照。なお猪狩守を除くあかつき十傑は主人公と同学年になっている。
登場人物は円卓の騎士から取られている。
逆境ナインも参照。
選手の名前の由来はは伝説の精霊から。
登場人物は北斗の拳も参照。モブ選手はすべてモヒカン。
パワプロ2014に登場したゲノム大学の付属校。中等部も存在する。生徒の遺伝子をいじくり回しており選手の能力はトップレベル。
甲子園一回戦で確率で登場。正式名称はハロルド・マチェット高校。選手の名前の由来は武器から。
甲子園一回戦で確率で登場。選手はドラを叩いて登場してくる。選手の名前は三国志から取られている。
ほかのユーザーのチームと対戦することができるモード。
リーグLv.1〜8までのリーグ形式になっている。リーグの期間は1週間であり、1週間ごとの昇格、残留、降格によって所属するリーグが決定する。基本的には自動で試合が進んでいき、チャンスやピンチになるなどのタイミングで操作することができる。プレイ内容に応じてポイントが算出され、そのスコアに応じてガチャPやストアメダルを獲得できる(イベントなどの期間限定で、獲得量が増量することがある)他、1週間中に記録した1試合の最高スコアの値に応じてリーグの昇降格が決定し、リーグの結果に応じてパワストーンとチャリンを獲得することが出来る(初回昇格のみ貰える報酬は多い)。
対戦するには試合チケットを1枚消費する必要がある(試合チケットは最大5枚まで補充され、1枚補充するのに30分経過する必要がある)が、フレンドからの挑戦状の場合は試合チケットを消費無しで対戦できる。
打撃と投球の基本的な野球操作を学んだり、様々な相手投手や球種を練習できるモード。リリース当初はチュートリアルのみであったが、2019年3月18日より打撃練習が実装された。
打撃練習では、実戦テストと基本球種とオリジナル球種の3つのグループから選んで練習できる。実戦テストはサクセスなどで登場した高校の投手と対戦できるが、対戦するためにはスタジアムと同様に試合チケットを1枚消費する必要がある。実戦テストの点数に応じて星が最大3つずつ貰えて、集めた星の数に応じて報酬がもらえる他、各高校のステージ1をクリアすると、その高校のユニフォームが貰える(最初からユニフォームが用意されているパワフル高校などの一部高校にはユニフォームは貰えない)。基本球種とオリジナル球種では、各球種ごとにレベルの強さを7段階まで練習でき、この場合は試合チケットは消費されない。実戦テストで選べる高校と投手、オリジナル球種は不定期に実施されるアップデートにより順次追加される。
2021年10月18日より実装。様々なクエストに挑んでチームを育てていくモード。サクセスで選手を3人育成するとプレイ可能になるが、一部のシナリオは初期では選択できず、条件を満たさないとプレイできない。
実装当初のシナリオは「球炎島」のみであったが、2022年2月28日より2つ目のシナリオとなる「月姫伝」、2023年2月6日より3つ目のシナリオとなる「冥界トライアル」、2024年9月9日より4つ目のシナリオとなる「幻想野球冒険伝」が実装された。また、シリーズ初となる期間限定シナリオとして、呪術廻戦とコラボした「呪術廻戦編」が配信(2022年6月15日~2022年7月19日まで)されていた。
このモードはサクセスと同様、SPポイントが必要になり、1つのエリアに挑戦するためには10SPを消費する必要になるが、キャンペーンやイベントなどによって、必要消費数が5~7になる場合がある。
マスを進めながら練習をしたり、選手をスカウトなどをして、チームを育成していく。各エリアの最後にいるボス(エリアによっては途中にもボスが登場する)のチームと対戦していく。勝利か引き分けになると次のエリアに進めるが、敗北するとゲームオーバーとなる(スキルの「おねだり」がある場合は、1度だけやり直しできる)。最終的に最終エリアのボスのチームに勝利か引き分けになることで、クエストはクリアとなる。クエストクリア時のチームをハイスコアとして記録され、ハイスコアやミッションの条件に応じて報酬がもらえる。
クエストをクリアすることが難しい場合はイージーモードを選択することが可能で、イージーモードにすると相手チームが弱体化し、不利な特別ルールをなしにすることができ、クエストをクリアしやすくなる。ただし、イージーモードにすると、貰えるアイテムのランクや効果が低下する上、高難易度のクエスト(「むずクエ」、「むちゃクエ」、「むりクエ」が該当する)はイージーモードを選択することが出来ない。
それぞれのシナリオで集めたアイテムはシナリオごとに分けられており、基本的に他のシナリオで集めたアイテムを引き継いで使用することはできないが、「月姫伝」のシナリオの実装から追加された『異世界のカバン』を使用することで、他のシナリオで集めたアイテムを一部使用することが出来る。「球炎島」は2022年11月9日のアップデートで、『異世界のカバン』を入手可能になった。なお、「冥界トライアル」には『異世界のカバン』が出現しないようになっているため、他のシナリオで集めたアイテムを使用できない。
2022年11月9日のアップデートより、作成したチームで装備品やアイテムなどを収集するモードの「遠征」が実装された。 それぞれのシナリオで作成したベストチーム(最初から用意されている遠征用チームもある)で遠征を行い、用意された5ヶ所の遠征先を1チームずつ選んで最大3ヶ所を選ぶことができ、選んだ遠征先に向かうことで育成選手のランクを向上できる装備品、サクセスやスタジアムで有利になるアイテム、ガチャ券などの様々なアイテムを入手可能。 遠征先によって出現しやすいアイテムが異なるが、遠征先の内容はチャリンを消費することで各遠征先に1日1回だけ変更できる(遠征完了後に新たな遠征先が出現した場合は、再度1回だけ変更できる)。また、パワクエをプレイすることでベストチームのランクと総合力に応じて、装備品の上限、金のランクの出やすさなどのレベルが向上して、レベルが高いほどより良いアイテムを入手することができ、チャリンを消費することでノリノリ遠征が可能で、ノリノリ遠征ではさらに良いアイテムなどが出やすくなる。
上記要素の他に様々なイベントが存在する。
バトルスタジアムや熱血甲子園大会などのスタジアム形式のものが大半であるが、中にはサクセスに付属するものやチャレンジ形式のイベントもある。報酬としてイベキャラや様々なアイテムを手に入れることができ、サクセスやスタジアムを有利に進めることができる。
特定の条件を満たすことで、アイテムやパワストーン、ガチャPなどを入手でき、サクセスとパワチャレで必要なSPポイントの上限(現時点で最大170SPまで)を増やすこともできる。
常設されているものと、開催中のイベントなどにまつわる期間限定のものとが存在する。
『パワフルプロ野球 パワフル高校編』のタイトルで、2021年3月20日よりYouTubeのKONAMI公式チャンネルにて配信される[11]。
ゲーム内の「パワフル高校編」のアニメ化となり、1話約10分の全4話構成となる[11]。次回予告はにじさんじ所属の笹木咲が担当する[12]。
話数 | サブタイトル | 絵コンテ | 演出 | 作画監督 | 配信日 |
---|---|---|---|---|---|
セクション1 | 掴め! 二人の夢 | 渡邉徹明 | 渡部由紀子 | 2021年 3月20日 |
|
セクション2 | ライバル! 木場嵐士 | こでらかつゆき | 熊野千尋 | 泉美紗子 | |
セクション3 | 激闘! 地方予選! | 横山和基 | 倉富康平 | 佐々木貴宏 | 3月27日 |
セクション4 | 進め! 夢の先へ! | 渡邉徹明 |
| 4月3日 |
Seamless Wikipedia browsing. On steroids.
Every time you click a link to Wikipedia, Wiktionary or Wikiquote in your browser's search results, it will show the modern Wikiwand interface.
Wikiwand extension is a five stars, simple, with minimum permission required to keep your browsing private, safe and transparent.