原田 親仁(はらだ ちかひと、1951年4月21日 - )は、日本の外交官。チェコ駐箚特命全権大使を経て、2011年3月から2016年1月まで、ロシア連邦駐箚特命全権大使。2016年(平成28年)1月22日から2017年(平成29年)3月24日まで、日露関係担当政府代表兼特命全権大使[1][2]。同月日露関係担当外務省参与。ロシア・スクール外交官の中心人物の1人[3]。
- 1970年3月 麻布中学・高等学校卒業
- 1974年3月 東京大学経済学部卒業、外務省入省。ロシア語研修
- 1984年 ジュネーブ国際機関日本政府代表部一等書記官
- 1987年 在ソビエト連邦日本国大使館一等書記官
- 1990年 北米局地位協定課長
- 1993年 官房報道課長
- 1994年 欧亜局ロシア課長
- 1996年 在英国日本国大使館参事官(1997年まで英国戦略研究所IISS客員研究員)
- 1998年 在英国日本国大使館公使
- 1999年 官房外務参事官(報道・広報担当)、外務副報道官
- 2001年 官房審議官(報道・広報担当兼北米局)
- 2002年 大臣官房審議官(北米局兼欧州局)
- 2003年 在中華人民共和国日本国大使館特命全権公使
- 2005年 外務省欧州局長
- 2008年10月 駐チェコ共和国特命全権大使
- 2011年3月 駐ロシア連邦特命全権大使(河野雅治の更迭を受けて就任)[4]
- 2016年1月 日露関係担当政府代表兼特命全権大使[5]
- 2017年3月 日露関係担当政府代表兼特命全権大使を退任[3]
- 2017年3月~2018年3月 日露関係担当外務省参与
- 2017年7月〜2019年6月 三井物産顧問[6]
- 2017年10月〜 日本露西亜懇話会代表
- 2019年10月〜 2021年9月 スカパーJSAT顧問
- 2021年10月〜2022年10月 岡崎研究所ロシア情勢・政策研究会座長
- "Russia and North-east Asia”(Adelphi Paper 310、International Institute For Strategic Studies,1997)
- "The Relationship between Japan and Russia " (The Japan Society in London,1999)
- 座談会「日露経済関係の新たな展望を切り拓く」(月刊経団連2016年8月号)
- 「序文ー日露関係の安定と深化に向けて」(「続・日露異色の群像30-文化・相互理解に尽くした人々」ロシアン・アーツ2017年12月)
(日本語) “日ロ担当大使が退任”. 日本経済新聞 (2017年3月24日). 2017年3月25日閲覧。
(日本語) “大使略歴”. 在ロシア日本国大使館 (2011年3月). 2013年12月23日閲覧。