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ドミニカ共和国の野球選手 (1998 - ) ウィキペディアから
オニール・クルーズ(Oneil Cruz, 1998年10月4日 - )は、 ドミニカ共和国ペラビア州ニサオ出身のプロ野球選手(外野手)。右投左打。MLBのピッツバーグ・パイレーツ所属。
2015年にロサンゼルス・ドジャースと契約してプロ入り。
2016年、傘下のルーキー級ドミニカン・サマーリーグ・ドジャースでプロデビュー。55試合に出場して打率.294、23打点、11盗塁を記録した。
2017年はA級グレートレイクス・ルーンズに所属した。
2017年7月31日にトニー・ワトソンとのトレードで、アンヘル・ヘルマンと共にピッツバーグ・パイレーツへ移籍した[2]。移籍後は傘下のA級ウェストバージニア・パワーに所属し、移籍前を含めた2球団合計で105試合に出場して打率.237、10本塁打、44打点、8盗塁を記録した。
2018年はA級ウェストバージニアに所属し、103試合に出場して打率.286、14本塁打、59打点、11盗塁を記録した。
2019年はルーキー級ガルフ・コーストリーグ・パイレーツ、A+級ブレイデントン・マローダーズ、AA級アルトゥーナ・カーブに所属し、3球団合計で73試合に出場して打率.298、8本塁打、34打点、11盗塁を記録した。オフにはアリゾナ・フォールリーグに参加し、ピオリア・ハベリーナズに所属した。11月20日にはルール・ファイブ・ドラフトでの流出を防ぐために40人枠入りした[3]。
2021年10月2日にメジャデビューを果たした。
2022年はシーズン途中からケビン・ニューマンに代わって正遊撃手を務めた。87試合に出場し、打率.233、17本塁打、54打点などを記録し、最優秀新人選手賞(新人王)の投票結果でニック・ロドロと同票の第6位だった[4][5]。
2023年は、開幕から9試合連続で遊撃手として先発出場していたが、4月9日のシカゴ・ホワイトソックス戦で、三塁走者として内野ゴロの間に本塁を狙ったところ、ホームプレートを隠して捕球状態で立っていた捕手のセビー・ザバラと交錯して、左足首付近の腓骨を骨折し、シーズン中に復帰することはなかった[6]。
長身痩躯ながらパワーに定評がある強打者。平均以上の守備範囲と強肩を備え、未来のスーパースターの呼び声が高い[7]。特に肩はメジャーでも最高水準で、2022年7月15日のマイアミ・マーリンズ戦では、送球速度97.8mph(約157.4km/h)を計測した[8]。
2020年9月21日の夜、クルーズがドミニカ共和国の高速道路を車で走行中にバイクと衝突、乗っていた3人が死亡する事故が起きた。クルーズは起訴されるが、バイクは無灯火、クルーズは飲酒運転とされたが裁判では酔いが覚めていたことを主張し、不処分となった[9]。
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