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World Digital Song Sales
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World Digital Song Sales(ワールド・デジタル・ソング・セールス、旧称:ワールド・デジタル・ソングス)は、ルミネイトによって集計され、米国の週刊誌「ビルボード」によって毎週発表される音楽チャート[1]。これは、米国におけるワールドミュージックまたは外国語の楽曲(ラテン音楽、アフリカ音楽、K-POP、J-POPなど)のデジタルシングルの売上ランキングである。

本チャートは2010年に創設され、初回発表日は同年1月23日であった[2]。当初は、ビルボードがその年に新設した21のジャンル別楽曲チャートの一つとして設けられ、ワールドミュージックのジャンルにおけるデジタルシングルの売上上位25曲をランキングしていた[1]。その後、2021年11月に15曲へと縮小され[3]、さらに2023年10月28日付の号より10曲へと再び削減された[4][注 1]。
ネイティブ・ハワイアンのシンガーソングライターでありミュージシャンでもあるイズラエル・カマカヴィヴォオレによるカバー曲[注 2]、「Somewhere Over the Rainbow」が、本チャートで最初に第1位を獲得した楽曲である。同曲はこのチャートが存在する歴史の大半において長期間にわたり首位を占め、累計375週にわたり第1位にランクインし続け[5]、チャート開始[2]から2012年4月までの間に[6]116週連続で首位を保持した記録を有する[6]。また、本楽曲は、2022年6月25日付の号を除く[7]通算830回のチャート掲載を記録している[8][9]。
もう一つの特筆すべき首位獲得曲として、PSYによる「江南スタイル」が挙げられ、同曲は2012年から2014年にかけて通算50週の間チャートの首位を獲得しており[10]、これは歴代2位の記録であるほか、累計381週のチャート掲載を果たしている[11] 。
本チャートにはこれまで多くのK-POPアーティストが登場しており、その中には首位を獲得した例も多数存在する。特にBTSは、2016年に「Fire」で初の首位を獲得して以降、最多記録である通算41曲のナンバーワン・シングルを達成している[12]。BLACKPINKは、女性アーティスト史上最多となる通算9曲のナンバーワン・シングルを有している[13]。
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楽曲の記録
1位獲得週数
チャートイン週数
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アーティストの記録
1位獲得曲数
1位獲得週数
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日本人アーティストの記録
初回チャート(2010年1月23日付)には分島花音の「still doll」(21位)がランクインした[2]。その後、2017年11月18日付でTWICE(ミナ、サナ、モモ)の「LIKEY」が初の1位を記録[35]。また、2019年2月2日付で宇多田ヒカル & スクリレックスの「Face My Fears」が、日本語の楽曲として初の1位を記録した[36]。
1位獲得曲
脚注
外部リンク
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