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ロト6(ロトシックス、LOTO 6)は、日本で2000年(平成12年)10月1日から発売されている数字選択式全国自治宝くじにおいて、6種類ある賭け式のうち1つの名称。
この記事は特に記述がない限り、日本国内の法令について解説しています。また最新の法令改正を反映していない場合があります。 |
01から43までの数字の中から異なる6個を選択するものである。抽せんは、12月31日 - 1月3日を除く毎週木曜日18:45 (JST) から行われる。2011年4月4日から、月曜日も加わり週2回体制となる。
数字の組み合わせは43C6=6,096,454通りあるので、31C5=169,911通りのミニロトよりもかなり難易度が高い。しかしながら、ロト7は37C7=10,295,472通りもあるため、1等の当せん確率はロト7より若干高い。ただし、2等の当せん確率に関してはロト6の方が低い。
ちなみに、第1回の抽せん数字は本数字02 08 10 13 27 30 ボーナス数字39で、1等は2口当せんし当せん金額は45,513,600円、2等も同じく2口当せんし当せん金は40,961,900円だった。
等級 | 当せん条件 | 当せん確率 | 当せん金額 (1口当たり 見込み額) |
---|---|---|---|
1等 | 申込数字が本数字6個と全て一致。 | 1 / 6,096,454 | 100,003,400円 |
2等 | 申込数字6個のうち5個が本数字に一致し、かつ残り1個の申込数字がボーナス数字と一致。 | 6 / 6,096,454 | 15,000,300円 |
3等 | 申込数字6個のうち5個が本数字に一致。ただし2等当せん条件を除く。 | 216 / 6,096,454 | 500,000円 |
4等 | 申込数字6個のうち4個が本数字に一致。 | 9,990 / 6,096,454 | 9,500円 |
5等 | 申込数字6個のうち3個が本数字に一致。 | 155,400 / 6,096,454 | 1,000円
(原則固定) |
当せん金はまず5等当せん分(当せん口数×1,000円)が割り当てられ、残額を4等以上の各等に一定割合で振り分ける(各等級でキャリーオーバーが発生している場合はそれぞれ加算)。このため、4等以上の当せん金の多寡は、5等の当せん口数にも影響される(販売実績額と当せん口数が同じでも5等の当せんが多いとその分少なくなる可能性がある)。
抽せんの方法などはミニロト・ロト7に類似するが、ロト6とロト7は、当せん者が出なかった等級があった場合(主に1等)や、当せん金額が法定限度額を超えた場合、次回抽せん分の1等当せん金にキャリーオーバーされる。
キャリーオーバー発生時の1等最高当せん金額は4億円、発生していない場合の1等最高当せん金額は2億円である。また、各等級間の重複当せんは認められない。1口200円で購入でき、キャリーオーバーがない状態での期待値は約89.94円である。
2017年2月9日抽せん分(第1147回)からは以下の表のように1等〜4等の見込み当せん金額が変わり、キャリーオーバー発生時の1等最高当せん金額は6億円となった。[1]
等級 | 当せん条件 | 当せん確率 | 当せん金額 (1口当たり 見込み額) |
---|---|---|---|
1等 | 申込数字が本数字6個と全て一致。 | 1 / 6,096,454 | 200,000,000円 |
2等 | 申込数字6個のうち5個が本数字に一致し、かつ残り1個の申込数字がボーナス数字と一致。 | 6 / 6,096,454 | 10,000,400円 |
3等 | 申込数字6個のうち5個が本数字に一致。ただし2等当せん条件を除く。 | 216 / 6,096,454 | 300,000円 |
4等 | 申込数字6個のうち4個が本数字に一致。 | 9,990 / 6,096,454 | 6,800円 |
5等 | 申込数字6個のうち3個が本数字に一致。 | 155,400 / 6,096,454 | 1,000円
(原則固定) |
ロト6の売り上げは、週1回開催時代は40 - 50億円前後であったが、週2回になってからは20 - 25億円前後まで低下している。さらにロト7の登場もあってか、さらに販売実績額は下がり16 - 17億円程度になっている。これによりキャリーオーバーが無い状態では、1等が1口のみでも当せん金額が2億円に届かず、事実上、1等が該当なし(0口)でなければキャリーオーバーが発生しない場合が多くなっている。なお2012年5月10日抽せんの第657回から、キャリーオーバーが無い状態での1等の最高当せん金額・2億円は長らく出ていない状態であったが、第1147回以降の当せん金のルール変更後においては、第1147回〜第1202回までにおいてキャリーオーバーが無い状態での1等2億円が10回、キャリーオーバー発生時の1等最高当せん金額・6億円が3回出ている。
第84回、第230回、第625回、第991回、第1065回、第1091回では、1等よりも2等の当せん口数が少なかったため、2等の当せん金額が1等を上回った。
第691回では、2等よりも3等の当せん口数が少なかったため、3等の当せん金額が2等を上回った。これは、テレビドラマ「LOST」の劇中に出てくる数字「4 8 15 16 23 42」を、ロト6で購入した人が多かった影響とみられる[2][3]。
ロト6の2等の当せん口数は、平均して5〜10口前後で、当せん金は1,000万円〜2,000万円前後であるが、第806回(2013年10月21日抽せん)は、当せんが1口しかなかったため、配当が124,949,100円と高額(ちなみにロト6の2等の見込み当せん金額は1口当たり15,000,300円である)になった。更に第817回(2013年11月28日抽せん)では、またしても当せんが1口しかなかったため、当せん金が131,153,300円となり、第806回の記録を超える金額となった。
ロト6の2等の当選口数は、平均して5〜10口前後で、当せん金は1,000万円〜2,000万円前後であり、当せん者が極端に少ない場合は当せん金が1億円を超えることもあるが、第691回(2012年9月6日抽せん)では、上記「2等と3等の逆転」で触れた通り2等の当選口数が3,470口もあったため、当せん金はわずか57,100円であった。同じ回の3等の当せん金は338,700円(702口)で、2等の当せん金が3等よりも低いという非常に珍しい結果であった。
第301回と第713回の抽せん数字は、本数字が三連続数字×2という非常に珍しい並びとなった。
第210回(2004年10月28日抽せん・キャリーオーバー314,141,705円)では、西新井トスカチャンスセンターで1等(当せん金額390,786,900円)が2口出た。
第798回(2013年9月23日)、第914回(2014年11月6日)、第918回(2014年11月20日)、第993回(2015年8月13日)、第1116回(2016年10月20日)抽せんで、1等と2等の両方が該当なしとなり、それぞれキャリーオーバーが発生した。ちなみに2等の1口あたりの最高金額は、第817回(2013年11月28日)の抽せんの131,153,300円である。
それぞれのキャリーオーバー額は以下の通りとなっている。
更に珍しい2等のみ該当者がいないのが第1368回(2019年4月4日)に発生した。この回は1等当せんも1口のみ(当せん金額416,288,200円、前回となる第1367回のキャリーオーバー額は149,454,317円)であった。2等に振り分けられた賞金の80,052,792円はキャリーオーバーされた。
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