キーコーヒー株式会社: KEY COFFEE INC[3])は、日本のコーヒー栽培業者、コーヒー製造業者、コーヒー販売業者である。東京証券取引所プライムに上場しているコーヒー会社の一つである。(証券コードは2594)

概要 種類, 機関設計 ...
キーコーヒー株式会社
KEY COFFEE INC
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本社
種類 株式会社
機関設計 監査等委員会設置会社[1]
市場情報
東証プライム 2594
1997年9月1日上場
東証2部 2594
1996年1月26日 - 1997年8月31日
本社所在地 日本の旗 日本
105-8705
東京都港区西新橋二丁目34番4号
北緯35度39分55.9秒 東経139度45分3.8秒
設立 1952年(昭和27年)10月16日
(株式会社木村コーヒー店)
業種 食料品
法人番号 4010401007523 ウィキデータを編集
事業内容 コーヒー及び紅茶の輸入、製造、加工及び販売
海外におけるコーヒー農園の経営並びにコーヒーの集買及び販売 他
代表者 柴田裕(代表取締役社長
資本金 46億2800万円
(2020年3月31日現在)[2]
発行済株式総数 2268万9000株
(2020年3月31日現在)[2]
売上高 連結: 626億6400万円
単独: 547億0200万円
(2020年3月期)[2]
営業利益 連結: 5億3100万円
単独: 4億9300万円
(2020年3月期)[2]
経常利益 連結: 7億3400万円
単独: 5億6700万円
(2020年3月期)[2]
純利益 連結: 6億9000万円
単独: 5億7400万円
(2020年3月期)[2]
純資産 連結: 338億3800万円
単独: 322億2700万円
(2020年3月31日現在)[2]
総資産 連結: 482億6600万円
単独: 436億9800万円
(2020年3月31日現在)[2]
従業員数 連結: 1,164人
単独: 817人
(2020年3月31日現在)[2]
決算期 3月31日
会計監査人 有限責任監査法人トーマツ[2]
主要株主 博友興産有限会社 10.47%
日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口) 4.72%
キーコーヒー取引先持株会 3.00%
日本トラスティ・サービス信託銀行株式会社(信託口) 2.85%
柴田裕 2.16%
日本トラスティ・サービス信託銀行株式会社(信託口5) 1.84%
三井物産株式会社 1.78%
株式会社みずほ銀行 1.40%
資産管理サービス信託銀行株式会社(信託E口) 1.26%
ウィンヒストリー・アセット・マネジメント株式会社 1.10%
(2020年3月31日現在)[2]
主要子会社 株式会社アマンド 100.0%
関係する人物 柴田文次(創業者)
柴田博一(文次の息子、先代社長)
大木久(文次の義理の息子、先代会長)
外部リンク www.keycoffee.co.jp
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概要

東京都に本社を置き、全国に展開する日本コーヒー豆および海外におけるコーヒー農園事業・関連商品製造・販売会社である。具体的な事業内容については「海外におけるコーヒー農場事業から、コーヒーの製造、販売ならびにコーヒー関連事業経営に至る までのコーヒーに関する総合企業」[4]と称している。企業理念は、“コーヒーを究めよう お客様を見つめよう そしてくつろぎのひとときを提供しゆたかなくらしづくりに貢献しよう”である。

沿革

  • 1920年 - 横浜市中区福富町にて柴田文次(旧姓木村)がコーヒー商・木村商店創業。
  • 1923年 - 関東大震災で店が倒壊し、店を横浜市中区吉田町に移転。
  • 1928年 - 商号を木村コーヒー店とし、横浜市内に工場を開設しコーヒー、ココア紅茶などの缶入り飲料などの製造販売を開始。ロゴに、キー)を採用。
  • 他社との差別化を図るため、ブランドマークが必要と感じた柴田文次が、「コーヒーは、日本人の新しい食生活と文化を開く鍵だ。」と考え、ロゴを制定した。
  • 1939年 - 合資会社トリコロールが設立される。
  • 1946年 - 本社機能を横浜から、東京支店(東京都港区芝田村町四丁目8番地)へ移す。
  • 1952年 - 横浜支店と東京支店を合わせて株式会社木村コーヒー店、大阪支店と京都支店を合わせて株式会社大阪木村コーヒー店として法人化。
  • 1954年 - 本店を、東京都港区芝田村町19番地(現在地)へ移す。
  • 1959年 - 真空パック入り「キー・モダンパックコーヒー」発売開始。
  • 1978年 - 当時のキーコーヒー副社長である大木久の尽力によりトラジャ地方の幻のコーヒーは復活を遂げる。大木久はトラジャ族と力を合わせ、まず道路や橋などのインフラを整備、そしてコーヒーを復活させる為、近代的な栽培技術や品質管理を教えた。その後、「幻のコーヒー」というキャッチコピーの下「トアルコ・トラジャコーヒー」が発売される。
  • 1983年 - より風味豊かなコーヒーの品質を楽しめる「ライブパック」を導入。
  • 1985年 - 研究所開設。
  • 1986年 - 会長の大木久農林水産省から感謝状を授与。
  • 1988年 - 厚生年金基金開設。
  • 1989年 - 社名をブランド名と同じキーコーヒー株式会社と改める。
  • 1990年 - 「キーコーヒーLACS(ラックス)70記念財団」設立。
  •  :
  • 1992年 - 省資源包装を採用した「真空パックVPシリーズ」発売。
  • 1994年 - 店頭公開市場(現・ジャスダック市場)株式公開
  • 1996年 - 東京証券取引所第2部上場。
  •      元会長の大木久が外務大臣表彰を受賞。
  • 1997年 - 東証第1部に指定変更。DS抽出法(カップに直接注いでコーヒーが楽しめる)を取り入れた「ドリップオン」シリーズ発売される。通信販売事業進出。
  • 1999年 - 中部・東北・関東・九州の各工場でISO14001環境の国際基準)認証される。
  • 2000年 - 日本たばこ産業との提携商品「Roots(ルーツ)」シリーズ発売開始。
  • 2001年 - 全社一括でISO14001、また有機農産物とその加工食品で日本農林規格(JAS)認証、生産部門でISO9002(品質の国際基準)認証をそれぞれ受ける。
  • 2002年 - 本社新社屋が港区新橋にオープン。名誉会長・柴田博一勲四等旭日小綬章を受章。
  • 2005年 - イタリアントマトを子会社化。
  • 2007年 - 従業員1,000人に、9月までの2年間に時間外賃金を支払わないサービス残業をさせていたとして、時間外労働の未払い賃金が約23億円あったと発表。
  • 2010年 - レギュラーコーヒー製品の価格を翌年3月1日より平均15%前後の値上げを発表。クリスタルコーヒー株式会社の一部事業譲受。
  • 2011年 - illycaffe社のエスプレッソシステム「メトド・イペールエスプレッソ」の日本国内での販売開始。
  • 2012年 - (旧)アマンドの飲食物販事業を継承した(新)株式会社アマンドを子会社化。
  • 2013年 - 銀座ルノアールを持分法適用関連会社化。有限会社花見煎餅(現・有限会社オーギュスト)を子会社化、株式会社銀座ルノアールとの資本業務提携。
  • 2014年 - 独自に開発した抽出器具「KEY クリスタルドリッパー」発売。honu加藤珈琲店株式会社を子会社化。
  • 2015年 - illycaffe社レギュラーコーヒー商品全般の日本国内での販売開始。
  • 2016年 - 元社長 太田敬二「旭日小綬章」受章。
  • 2017年 - 「リプトン」ブランド家庭用紅茶商品の日本国内における販売を開始。
  • 2024年 - 子会社であったイタリアントマトの全株式を日本共創プラットフォームに売却。

歴代社長

木村コーヒー店社長
キーコーヒー社長

主要商品

  • レギュラーコーヒー
  • コーヒーギフト及びコーヒー加工品
  • コーヒー飲料及びコーヒー関連商品
  • キーブランド飲料・食品
  • 他社ブランド飲料・食品
  • コーヒー関連器具
  • トアルコ・トラジャ(参考トラジャ族
  • 農家限定珈琲
  • テイスティーライフ
  • ドリップオンシリーズ

関連会社

連結子会社
  • キーコーヒーコミュニケーションズ株式会社
  • 株式会社アマンド
  • 株式会社キョーエイコーポレーション
  • キーアソシエイツ株式会社
  • ニック食品株式会社
  • スラウェシ興産株式会社
    • P.T.TOARCO JAYA
  • honu加藤珈琲店株式会社
  • 有限会社オーギュスト
  • 台湾キーコーヒー株式会社
持分法適用関連会社

会社組織

  • 監査室
  • 経営企画部
    • 広報チーム
    • 秘書チーム
  • 品質保証部
  • イリー事業部
  • 管理本部
    • 総務人事部 
    • 財務部 
    • 法務・審査チーム
    • IOC
  • 営業統括
    • ブランド開発営業部
      • SPチーム 
      • 営業企画チーム
      • 直販営業チーム
    • 流通営業本部
      • 流通戦略チーム
      • 広域流通営業部
      • 東日本支社
      • 西日本支社
    • 事業本部
      • 広域営業部 
      • 6事業部
    • 特販営業本部
      • 第一営業部
      • 第二営業部
  • マーケティング本部
    • 市場戦略部
    • R&Dグループ
    • 開発研究所
    • コーヒー教室
  • SCM本部

(2016年4月1日現在)

テレビ番組

脚注

関連項目

外部リンク

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