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『デビルズサード』(DEVIL'S THIRD)は、ヴァルハラゲームスタジオが開発したサードパーソン・シューティングゲーム。
パッケージ版はAmazon限定、ダウンロード版はAmazonとニンテンドーeショップのみでの販売であり、2015年8月4日に発売された。
2016年6月8日から、本作のオンラインモードを独立させたWindows版『DEVIL'S THIRD ONLINE』がネクソンによって運営されていたが、2017年3月29日11時をもって終了した。
当初はTHQよりXbox 360とPlayStation 3向けに発売予定であったが[2]、THQの経営不振(のち倒産)により2012年7月にヴァルハラゲームスタジオが著作権・販売権を取得[3]、2014年6月のE3において任天堂よりWii U専用ソフトとして発売されることが発表された[4]。
2014年11月24日、開発者である板垣伴信は、ゲームの進捗状況についてFacebook上で述べ、2015年に発売を予定している事を明かした[5]。
本作は先述の通り、ゲームジャンルとしてはサードパーソン・シューティングゲームに分類されるが、素手や武器を用いた近接戦闘も重要な要素として描かれている。作中では近接攻撃で止めを刺す「フィニッシュブロー」というシステムによって描写されているが、これはプレイヤーの立ち位置によって内容が変わるシステムであり、例えば近くに壁がある時は「敵の頭を掴んで壁に叩きつける」、転落防止用の柵で仕切られた高所では「敵を柵に叩きつけ、そこから投げ落とす」というものである。なお、このフィニッシュブローの最中は敵からの攻撃に対する当たり判定が無くなり、一見すると「敵に囲まれた状態でもダメージを受けずに敵を1人倒せる」という利点があるが、逆に一部の敵も同様の攻撃でダメージを与えてくる場合があり、一部のボスキャラクターに至っては「プレイヤーの残りライフが少ない時に即死技を仕掛けてくる」という場合もある。
また、収集要素として各ミッションのマップに「戦利品」なるアイテムが置かれており、これを集めるのが本作におけるやり込み要素の一つである。世界各地の酒や楽器、劇中で登場する部隊のエンブレムなどがある。
時は20XX年[注釈 1]、スクール・オブ・デモクラシー(SOD)と名乗るソビエト系特殊部隊の残党が衛星の自爆コードを実行し、ケスラーシンドロームを引き起こす。
これにより発生した電磁パルス(EMP)により世界中のコンピューターやそれを利用したレーダー、兵器は使用不能となってしまう。 そんな中アメリカ政府は、 元SODの兵士であり、現在は囚人として服役しているアイヴァン・ザ・テリブルを切り札として戦場に投入する事を決める。 彼にはかつて、組織のやり方に疑問を持って脱走し、アメリカ軍に投降した過去があり、SODからは裏切り者とされていた。
アイヴァンは、自らが兵士に仕立て上げた「C4」ことアナスタシア、SOD時代に恋仲だったジェーン・ドゥなど、敵となるかつての仲間に複雑な想いを抱きながら、壮絶な死闘に身を投じる。
旧ソ連の元軍人アイザック・クマノが率いるテロ組織。銃器や装甲戦闘車両といった現代的な武器や装備の他、熊野流忍者の流れを汲んだ、忍者刀や忍び装束に身を包んだ兵士を有し、さらには殺傷力抜群の化学兵器まで保持しており、その戦力は単なるテロ組織の域を超えている。
なお、組織名は直訳すると「民主主義の学校」となるが、実際にやっているのは化学兵器の使用を含んだ手段を選ばぬ虐殺であり、これがアイヴァンが組織と袂を分かつ原因となった。
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