Loading AI tools
アジアサッカー連盟の大会で2023 FIFA女子ワールドカップの予選を兼ねる。 ウィキペディアから
AFC女子アジアカップ2022(英: AFC Women's Asian Cup 2022)は、2022年1月20日から2月6日にかけて、インドで開催された第20回目のAFC女子アジアカップである。アジアサッカー連盟(AFC)所属の女子サッカーナショナルチームによる大陸選手権大会。
この大会は2023 FIFA女子ワールドカップの予選を兼ね[1]、開催地枠で出場できるオーストラリアを除いたチームのうち上位5チームが本大会出場権を獲得、それに次ぐ2チームが大陸間プレーオフに進出する[2]。
AFCは2019年10月26日に、今大会より本大会出場チーム数を8から12に拡大することを発表した[3][4]。
本大会の開催時期は、当初は2022年10月の終わり-11月の頭が見込まれている[5]と報じられていたものの、その後に2022年1月20日 - 2月6日の開催とすることが2021年1月28日に発表された[6]。
開催地の立候補は2019年5月31日に締め切られ、以下の3協会が立候補を表明した[7][8]。
2020年2月19日に、AFCの女子委員会が開催地としてインドを推薦すると表明したことが発表された[5]。その後インドが正式に開催国として決定された[9]。
開催地のチーム( インド)ならびに、前回(2018年)大会の成績上位3チーム( 日本・ オーストラリア・ 中華人民共和国)は予選免除。残る8チームを予選で選出する[6]。
予選は2021年9月13日 - 25日にかけて実施された[6](ただし、A組とD組は10月に延期された)。
本大会出場チームが12となるため、4チームずつの3組に分かれて1回総当たりで対戦したのち、各組上位2チームならびに各組3位チームのうち成績上位2チーム(合計8チーム)によるノックアウトトーナメントを行う[10]。なおノックアウトステージでは3位決定戦は行わない[11]。
以下の3都市で開催される[12]。当初はアフマダーバード(グジャラート州)、ブバネーシュワル(オリッサ州)、ナビムンバイの3都市での開催が予定されていた[13][14]が、新型コロナウイルス感染症 (COVID-19) の世界的流行に伴い、会場をマハーラーシュトラ州の3都市に集約した上で、全試合無観客試合として開催することが決まった[15][16]。
マハーラーシュトラ州 | ムンバイ | ナビムンバイ | プネー |
---|---|---|---|
ムンバイ・フットボール・アリーナ | DYパティル・スタジアム | シュリー・シヴ・チャトラパティ・スポーツコンプレックス | |
収容人数: 18,000 | 収容人数: 55,000 | 収容人数: 11,900 | |
組み合わせ抽選はクアラルンプールにて2021年10月28日 15:00(現地時間=UTC+8)より行われた[17][18]。ポット分けは以下の通りで[18]、開催地のインドが事前にシード順最上位で組み合わせのA1番に入ることが決まっている[17]ほかは、前回大会の成績に基づいて定められた[19]。
世界アンチ・ドーピング機関(WADA)は2021年10月7日に、WADAが定める規定にインドネシアおよびタイのドーピング対策機関が違反したことへの処分として、両機関の資格を一部停止するとともに、両国がWADAが定める大会に国旗を用いて参加することを禁止した[20]。このことから今大会において両国は、AFCの案内上は国旗が表示される一方で、会場で掲出される旗は国旗とは別の旗となった[21]。
組み合わせ抽選の結果、グループステージの組み合わせは以下の通り決定した[22]。
各グループにおいて、総当たり戦で勝ち点が並んだチームについては、以下の基準により順位を定める[23]。
各組3位チームの成績を比較する際は、「AFC Competition Operations Manual Appendix 2[24]」(AFC大会運営規定 付則2)の規定に基づき[25] 、以下の基準により順位を定める。なおグループ間でチーム数が異なる場合は、チーム数が多いグループの3位チームについては、グループ下位チームとの対戦戦績を除外して比較対象となる試合数を合わせる。
チャイニーズタイペイ | 中止 | インド |
---|---|---|
DYパティル・スタジアム(ナビムンバイ) |
ムンバイ・フットボール・アリーナ(ムンバイ) |
チャイニーズタイペイ | 5 - 0 | イラン |
---|---|---|
賴麗琴 4分, 31分, 65分 (PK) 陳燕萍 40分 王湘惠 78分 |
スタッツ レポート |
グループAのインドの棄権に伴い、各組3位チームの成績を比較する際は、グループB・Cの3位チームについては当該グループ4位のチームとの対戦戦績を除外する[25]。
準々決勝 | 準決勝 | 決勝 | ||||||||
中華人民共和国 | 3 | |||||||||
ベトナム | 1 | |||||||||
中華人民共和国 (PK) | 2(4) | |||||||||
日本 | 2(3) | |||||||||
日本 | 7 | |||||||||
タイ | 0 | |||||||||
中華人民共和国 | 3 | |||||||||
韓国 | 2 | |||||||||
オーストラリア | 0 | |||||||||
韓国 | 1 | |||||||||
韓国 | 2 | |||||||||
フィリピン | 0 | |||||||||
チャイニーズタイペイ | 1(3) | |||||||||
フィリピン (PK) | 1(4) | |||||||||
チャイニーズタイペイ | 1 - 1 (延長) |
フィリピン |
---|---|---|
卓莉萍 82分 | スタッツ レポート |
クインリー・クエザダ 49分 |
PK戦 | ||
丁旗 王湘惠 陳英惠 許翊筠 蘇芯芸 卓莉萍 |
3 - 4 | Sara Castañeda Tahnai Annis Jessica Miclat Hali Long Olivia McDaniel Sarina Bolden |
FIFA女子ワールドカップのアジアからの出場枠が、開催地として出場権を得ているオーストラリアを除いて「直接の出場枠5チーム・大陸間プレーオフの出場枠2チーム」であることから、準々決勝敗退のチームで以下の通りプレーオフを行う[27]。
1月24日の試合結果により、Cの方式となる可能性は消滅した。準々決勝にてオーストラリアが韓国に敗れたため、Bの方式で残りのワールドカップ出場権を争うことになった。対戦日程は以下の通り決定した[28]。
順 | チーム | 試 | 勝 | 分 | 敗 | 得 | 失 | 差 | 点 | 出場権 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | ベトナム | 2 | 2 | 0 | 0 | 4 | 1 | +3 | 6 | ワールドカップに出場 |
2 | チャイニーズタイペイ | 2 | 1 | 0 | 1 | 4 | 2 | +2 | 3 | 大陸間プレーオフに出場 |
3 | タイ | 2 | 0 | 0 | 2 | 0 | 5 | −5 | 0 |
チャイニーズタイペイ | 3 - 0 | タイ |
---|---|---|
蘇育萱 44分, 84分 陳英惠 90+3分 |
スタッツ レポート |
ベトナム | 2 - 1 | チャイニーズタイペイ |
---|---|---|
チュオン・ティ・キエウ 7分 グエン・ティ・ビック・トゥイー 56分 |
スタッツ レポート |
蘇育萱 50分 |
2022 AFC女子アジアカップ優勝国 |
---|
中華人民共和国 5大会振り9回目 |
本大会出場
大陸間プレーオフ出場
Seamless Wikipedia browsing. On steroids.
Every time you click a link to Wikipedia, Wiktionary or Wikiquote in your browser's search results, it will show the modern Wikiwand interface.
Wikiwand extension is a five stars, simple, with minimum permission required to keep your browsing private, safe and transparent.