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メジャーリーグベースボールの第94回優勝決定シリーズ ウィキペディアから
1998年の野球において、メジャーリーグベースボール(MLB)優勝決定戦の第94回ワールドシリーズ(英語: 94th World Series)は、10月17日から21日にかけて計4試合が開催された。その結果、ニューヨーク・ヤンキース(アメリカンリーグ)がサンディエゴ・パドレス(ナショナルリーグ)を4勝0敗で下し、2年ぶり24回目の優勝を果たした。
1998年のワールドシリーズ | |||||||
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シリーズ情報 | |||||||
試合日程 | 10月17日–21日 | ||||||
観客動員 | 4試合合計:24万3498人 1試合平均: 6万 875人 | ||||||
MVP | スコット・ブロシアス(NYY) | ||||||
ALCS | NYY 4–2 CLE | ||||||
NLCS | SD 4–2 ATL | ||||||
殿堂表彰者 | ジョー・トーリ(NYY監督) デレク・ジーター(NYY内野手) ティム・レインズ(NYY外野手) マリアノ・リベラ(NYY投手) トニー・グウィン(SD外野手) トレバー・ホフマン(SD投手) | ||||||
チーム情報 | |||||||
ニューヨーク・ヤンキース(NYY) | |||||||
シリーズ出場 | 2年ぶり35回目 | ||||||
GM | ブライアン・キャッシュマン | ||||||
監督 | ジョー・トーリ | ||||||
シーズン成績 | 114勝48敗・勝率.704 AL東地区優勝 | ||||||
分配金 | 選手1人あたり31万2042.41ドル[1] | ||||||
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サンディエゴ・パドレス(SD) | |||||||
シリーズ出場 | 14年ぶり | 2回目||||||
GM | ケビン・タワーズ | ||||||
監督 | ブルース・ボウチー | ||||||
シーズン成績 | NL西地区優勝 | 98勝64敗・勝率.605||||||
分配金 | 選手1人あたり20万4143.82ドル[1] | ||||||
全米テレビ中継 | |||||||
放送局 | FOX | ||||||
実況 | ジョー・バック | ||||||
解説 | ティム・マッカーバー ボブ・ブレンリー | ||||||
平均視聴率 | 14.1%(前年比2.6ポイント下降)[2] | ||||||
ワールドシリーズ
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両チームの対戦はシリーズ史上初めてであり、1997年から始まったレギュラーシーズン中のインターリーグでもまだ組まれたことがなかった[3]。レギュラーシーズンで全球団最高勝率を記録した球団がシリーズを制するのは、1989年のオークランド・アスレチックス以来9年ぶりである[4]。ヤンキースの優勝回数は北米4大プロスポーツリーグ史上、アイスホッケー・NHLのモントリオール・カナディアンズを抜き、単独最多となった[注 1][5]。シリーズMVPには、第3戦の8回表に逆転・決勝の3点本塁打を放つなど、4試合で打率.471・2本塁打・6打点・OPS 1.294という成績を残したヤンキースのスコット・ブロシアスが選出された。またヤンキースでは、投手の伊良部秀輝が日本人選手として史上初めてワールドシリーズのロースターに入ったが、登板機会はないまま終わった[6]。
パドレスの本拠地球場クアルコム・スタジアムでは、野球だけでなくアメリカンフットボールも行われていた。この年の1月には、NFLの第32回スーパーボウルが開催されている。同じ年にスーパーボウルとワールドシリーズの両方で開催地となった競技場は、クアルコム・スタジアムが初めてである[7]。
1998年のワールドシリーズは10月17日に開幕し、途中に移動日を挟んで5日間で4試合が行われた。日程・結果は以下の通り。
日付 | 試合 | ビジター球団(先攻) | スコア | ホーム球団(後攻) | 開催球場 | |
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10月17日(土) | 第1戦 | サンディエゴ・パドレス | 6-9 | ニューヨーク・ヤンキース | ヤンキー・スタジアム | |
10月18日(日) | 第2戦 | サンディエゴ・パドレス | 3-9 | ニューヨーク・ヤンキース | ||
10月19日(月) | ||||||
10月20日(火) | 第3戦 | ニューヨーク・ヤンキース | 5-4 | サンディエゴ・パドレス | クアルコム・スタジアム | |
10月21日(水) | 第4戦 | ニューヨーク・ヤンキース | 3-0 | サンディエゴ・パドレス | ||
優勝:ニューヨーク・ヤンキース(4勝0敗 / 2年ぶり24度目) |
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