阿寒町

日本の北海道阿寒郡にあった町 ウィキペディアから

阿寒町map

阿寒町(あかんちょう)は、北海道東部、釧路支庁管内の阿寒郡にあった町。マリモで有名な阿寒湖を有する。

概要 あかんちょう 阿寒町, 廃止日 ...
あかんちょう
阿寒町
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阿寒町旗
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阿寒町章
廃止日 2005年10月11日
廃止理由 新設合併
釧路市、阿寒町音別町釧路市
現在の自治体 釧路市
廃止時点のデータ
日本
地方 北海道地方
都道府県 北海道 釧路支庁
阿寒郡
市町村コード 01666-7
面積 739.25 km2
総人口 6,401
(住民基本台帳、2005年9月末日)
隣接自治体 釧路市阿寒郡鶴居村
川上郡弟子屈町
白糠郡白糠町
網走郡津別町
足寄郡足寄町
町の木 エゾヤマザクラ
町の花 すずらん
阿寒町役場
所在地 085-0292
北海道阿寒郡阿寒町中央1丁目4番1号
座標 北緯43度06分45秒 東経144度07分25秒
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町名はアイヌ語由来であるが、その語源については諸説あり、アカム(akam 車輪)とする説やラカン(rakan ウグイの産卵)に関係するという説、地震の時雄阿寒岳が動かなかったことに由来するという説がある[1]

釧路市及び音別町合併し、改めて釧路市が発足後、もとの阿寒町役場は阿寒町行政センターとなった。

地理

釧路市から北西約40kmに位置。阿寒湖から南流する阿寒川の流域を占め、町域は南北に細長い。阿寒川に沿うように国道240号が縦断している。中心である阿寒地区は南部の釧路市に近い場所にあり、ここに町役場が置かれていた。 北部は阿寒摩周国立公園に属し、阿寒湖阿寒湖温泉を有する山岳地帯。 一年を通して全国、海外特にアジアから多くの観光客が訪れる。

隣接していた自治体

歴史

  • 縄文時代より栄えた。装飾、玉石、石器も発見されている。
  • アイヌ圏が形成されていく。アイヌ民族最大のコタンがある。工芸品もあり、伝統料理も食べられる。
  • 1887年 阿寒郡戸長役場を設置する。
  • 1923年4月1日 北海道二級町村制の施行により、阿寒郡舌辛村(したからむら)、蘇牛村(そうしむら)、飽別村(あくべつむら)及び徹別村(てしべつむら)の区域をもって、阿寒郡舌辛村が発足する。
  • 1937年
    • 4月1日 阿寒郡舌辛村の区域から分立して、阿寒郡鶴居村が発足する。
    • 6月15日 阿寒郡舌辛村から阿寒郡阿寒村に名称を変更する。
  • 1938年 村内の4大字を以下の各字に再編。
    • 舌辛村 → 舌辛、舌辛原野、オトンベツ、ユッパナイ、ニニシベツ、ニニシベツ原野、チチャップ、オンネナイ、オンネナイ原野、シュンクシタカラ、フプシュナイ、雄別
    • 飽別村 → 飽別、飽別原野、サイヤナイ、ルベシベ、シュリコマベツ、シアンヌ、ワッカタンネナイ、チクショベツ、オクルシュペ
    • 徹別村 → 下徹別市街地、中徹別、徹別、徹別原野、徹別市街地本通1〜3丁目、ウエンベツ、オリヨマップ、ペンケナイ
    • ※蘇牛村については、「角川日本地名大辞典 北海道」によれば「どこに相当するかは不明」とある(現在では字名に蘇牛が存在する)
  • 1940年 北海道一級町村制を施行。
  • 1957年1月1日 町制施行して、阿寒郡阿寒町となる。
  • 1970年 2月27日 雄別炭鉱閉山。 4月15日 雄別鉄道廃止。
  • 1986年 阿寒町開基100年記念式典を挙行する。
  • 2005年2月11日 釧路市、阿寒郡阿寒町及び白糠郡音別町が合併して、改めて釧路市が発足する。

経済

産業

かつては雄別炭鉱を中心とした炭鉱の町として栄えていたが1970年2月に閉山。雄別地区がわずか1年で無住地区と化すなど、街は大打撃を受けた。

現在は酪農、畜産、阿寒湖を中心とする観光が基幹産業。

姉妹都市・提携都市

国内

教育

高等学校

中学校

  • 阿寒、阿寒湖

小学校

  • 阿寒、阿寒湖、中徹別、仁々志別

交通

空港

鉄道

町内に鉄道路線なし。以下の駅が最寄駅でバスが運行。

1970年4月15日に雄別鉄道廃止。町内には阿寒駅古潭駅新雄別駅真澄町駅雄別炭山駅があった。

バス

タクシー

道路

一般国道

道の駅

名所・旧跡・観光スポット・祭事・催事

観光

阿寒町と関わりのある有名人

脚注

関連項目

外部リンク

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