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関ヶ原メナードランド(せきがはらメナードランド)は、岐阜県不破郡関ケ原町大字玉1407-65番地にかつて存在していた遊園地。
元々当地には、戦前に第9師団歩兵第19連隊管理下の名古屋陸軍兵器補給廠関ケ原分廠(通称:玉の火薬庫)が設けられ、半地下式の火薬庫が並んでいた[1]。
1972年(昭和47年)11月27日開業。当初は乗馬とアーチェリーの施設だった[2]。
オープン後にジェットコースター、大観覧車、迷路、ゴーカートなどを設置[2]。化粧品製造販売業の日本メナード化粧品の子会社である株式会社メナード関ヶ原ランドがこの施設を運営した(最終的な資本金は1450万円)。土地は自社所有。敷地面積は約180,000平方メートルで20種ほどのアトラクションが設けられていた[2]。入場料は大人1,000円で、園内の乗り物に乗るにはこれとは別に料金が必要だった(ゴールデンウィークや夏休み期間など、不定期に入場料のみの「遊び放題」になることもあった)。また、東海地方最大級の屋外スケートリンク「関ヶ原メナード国際スケートセンター」を併設していた[2]。かつての火薬庫も一部が遊戯施設に転用されていた[3]。
1970年代から1980年代には、中京広域圏を対象に同施設のテレビCMが活発に放送された。入場者数のピークは1989年(平成元年)で年間約24万人が来場した[2]。
しかし、1995年(平成7年)頃から入場者数は低落傾向になり、2000年には15万人前後にまで減少した[2]。
2000年(平成12年)10月1日から「全面改装」の名目で休園し、リニューアルオープンを目指したが、翌2001年(平成13年)1月31日、一度も再開されることなくそのまま閉園された。施設は事務所棟部分が一部残されていたが、2010年(平成22年)になってすべて解体された。以後跡地は更地のままになっており、跡地の利用に関しては未定である。
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