金華信号場
日本の北海道北見市にある北海道旅客鉄道の信号場 ウィキペディアから
日本の北海道北見市にある北海道旅客鉄道の信号場 ウィキペディアから
金華信号場(かねはなしんごうじょう)は、北海道北見市留辺蘂町金華にある北海道旅客鉄道(JR北海道)石北本線の信号場。電報略号はカネ。事務管理コードは▲122524[2]。旅客営業時の駅番号はA54。
かつては駅であったが、2016年(平成28年)3月26日に旅客営業を廃止し、信号場となった[3]。
当初の駅名である「奔無加」は留辺蘂の西の外れで無加川(武華川、とも)に合流する支流の名称であり、アイヌ語の「ポンムカ(pon-muka)」(小さい・無加川)に由来する[12][13][14]。なお、無加川を表す「muka」については一説には「氷上を越す」の意ではないかと解釈されているが[12]、詳細な意味は不明である[13]。
現在の名称は「武華」の「華」に付近に金鉱があることから「金」を組み合わせたものである[13]。
2線を有する単線行き違い型信号場である。
列車の折り返しが可能であり、列車の折り返し機能がない西留辺蘂駅を終着とする列車は、一旦当信号場へ回送したのち、再度西留辺蘂駅へ回送して同駅始発列車となる[3]。
また、構内には他に横取線が1線あり、工事用車両が留置されることがある。
旅客駅当時は単式ホーム2面2線で、ホーム間の線路は両方と接するが、駅舎と反対側のホームの駅舎側は崩されており乗降は行わなかった。両ホームは構内踏切で連絡していた。北見駅管理の無人駅であり、トイレはなかった。先述の西留辺蘂駅終着・始発列車は、当信号場が旅客駅だった頃は当駅を終着・始発駅としていた[15]。
乗車人員の推移は以下のとおり。年間の値のみ判明している年については、当該年度の日数で除した値を括弧書きで1日平均欄に示す。乗降人員のみが判明している場合は、1/2した値を括弧書きで記した。
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