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石川県加賀市にある国道364号の道の駅 ウィキペディアから
道の駅山中温泉 ゆけむり健康村(みちのえき やまなかおんせん ゆけむりけんこうむら)は、石川県加賀市山中温泉こおろぎ町にある国道364号の道の駅である。
複合温浴施設「山中温泉ゆけむり健康村」を構成する施設であるが、これらの施設は2023年(令和5年)4月1日から休業している[4][5]。
道の駅はゆーゆー館(スイミングプール、健康湯、家族湯、ファミリールーム等)、すこやかホール、テニスコートとともに「山中温泉ゆけむり健康村」を構成している[4][5]。
1990年(平成2年)12月27日、温泉施設「ゆーゆー館」が開業[6]。その後山中町が「ゆーゆー館」周辺を整備し、駐車場などを備えた施設として2005年(平成17年)3月31日に開業した[2]。
しかし、近隣での類似施設の増加やレジャーの多様化などによる利用者の減少に加えて、施設の老朽化やコロナ禍の影響もあり、営業赤字が拡大して加賀市の年間の維持負担額は約1億円となっていた[4][5]。そのため複合温浴施設「山中温泉ゆけむり健康村」は2023年(令和5年)4月1日から休業となった[4][5]。
2023年8月、施設活用の公募型プロポーザルで交渉権者となったリナシェンテ(金沢市)が再生企画提案書を公表した[5]。この再生企画提案書によると温水プールやテニスコートなどを廃止する一方、温浴施設や道の駅の機能は存続し、グランピング施設を新設することとしている[5]。
駅舎横には、1971年(昭和46年)まで大聖寺駅と山中温泉を結んでいた北陸鉄道加南線(山中線)を走っていた6010系電車「しらさぎ」が静態保存されている[7][8]。2005年(平成17年)、加南線廃止後に譲渡された静岡県の大井川鐵道から里帰りした[8]。同年8月14日に移設が行われ[2][7]、現在は駅舎「今はやまなか」横に展示されている。また、車内は道の駅の営業時間内に見学ができる[8]。
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