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越谷浦和バイパス(こしがやうらわバイパス)[1][2][3] は、埼玉県越谷市の国道4号神明町(北)交差点から同県さいたま市浦和区の国道17号(中山道)常盤七丁目交差点へ至る、延長12.1kmの国道463号のバイパスである。俗に、起点と終点を入れ替えて「浦越バイパス」と略されることがある[4]。埼玉県の緊急輸送道路に指定されている[5]。
さいたま市浦和区の本太坂下以東と、新浦和橋から終点の常盤7丁目交差点までは4車線、本太坂下から新浦和橋付近までは2車線(用地は4車線分確保済み)となっている。橋梁建設費回収のため、有料区間として新見沼大橋有料道路と新浦和橋有料道路が設置されたが、新浦和橋は2003年にさいたま市に移管され、無料開放された。
現道とほぼ平行に並んでおり、それまで現道で発生していた国道4号と国道122号、国道17号および東北自動車道浦和ICとの連絡に伴う渋滞が緩和が見込まれていた。しかし本太坂下以西が2車線であるため、この交差点で常時渋滞する。さらに有料の新見沼大橋を抜けて国道122号に向かう車が少ないため、国道463号現道と国道122号が交差する大門交差点は混雑する。現道の東浦和駅入口交差点から浦和駅方向に数十メートル進むと、都市計画道路南浦和東口大間木線と分岐するが、現在のところ一部が着手されているのみである(都市計画道路としては南浦和駅東口に至る計画である)。
現在は、東北自動車道および国道122号と立体的に接続する鶴巻ランプの整備が行われており[6]、2023年(令和5年)11月14日に2つのランプの供用が開始された[7]。
国道17号の西側ではさいたま市の都市計画道路道場三室線として羽根倉橋までのバイパス延伸区間が4車線で計画されており、2024年4月23日に新大宮バイパスまでの区間が開業した[8]。
また国道4号の東側でも埼玉県の都市計画道路浦和野田線としてバイパスの延伸区間が4車線で計画されており、2022年11月に事業認可を受けた[9]。既に一部区間が埼玉県道19号越谷野田線の新線および市道として供用されている。
交差する道路 | 交差点名 | 所在地 | 最高速度 (km/h) | ||
---|---|---|---|---|---|
国道4号(草加バイパス) | 神明町(北) | 越谷市 | 60 (法定速度) | ||
埼玉県道324号蒲生岩槻線 | 釣上 | さいたま市 | 岩槻区 | ||
国道122号(岩槻街道) | (鶴巻ランプ) | 緑区 | |||
埼玉県道105号さいたま鳩ヶ谷線 | 鶴巻陸橋(西) | ||||
埼玉県道1号さいたま川口線 | 中尾陸橋下 | ||||
埼玉県道1号さいたま川口線(支線) | 花月(北) | ||||
埼玉県道35号川口上尾線 | 駒場運動公園 | ||||
国道463号現道(越谷街道) | 本太坂下 | 浦和区 | |||
国道17号・国道463号 | 常盤七丁目 | 40 | |||
埼玉県道57号さいたま鴻巣線(道場三室線) 所沢方面 |
施設 | 所在地 | |
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浦和美園駅 | さいたま市 | 緑区 |
イオンモール浦和美園 | ||
浦和大学 | ||
青山学院大学系属浦和ルーテル学院小学校・中学校・高等学校 | ||
コモディイイダ芝原店 | ||
浦和美術専門学校 | ||
フォルクスワーゲンさいたま浦和 | ||
ネッツトヨタ東埼玉 | ||
クイズゲート浦和 | ||
日産プリンス 埼玉浦和原山店 | ||
ケーズデンキ 浦和原山店 | ||
原山市民プール | ||
浦和駒場スタジアム | 浦和区 | |
浦和総合運動場 | ||
ハローワーク浦和 | ||
NTT東日本-関信越本社NTT東日本さいたま新常盤ビル | ||
埼玉りそな銀行本店 |
起点の神明町(北)交差点は交通量が多く、2007年は埼玉県内で5番目に事故の多い交差点だった[11]。
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