西町停留場
富山県富山市にある富山地方鉄道の停留場 ウィキペディアから
西町停留場(にしちょうていりゅうじょう)は、富山県富山市西町にある、富山地方鉄道富山軌道線本線の停留場である。駅番号はC08。
概要
富山県道43号富山上滝立山線上の併用軌道に設置されている。なお、当停留場では環状線電車への乗降ができないため、環状線電車から南富山駅前駅方面に乗り換える場合は、中町(西町北)停留場で降車する際に料金を支払って乗り継ぎ券を受け取り、当停留場まで移動して乗り換える必要がある。
歴史

開業時には、本線(富山駅前 - 桜橋 - 共進会場前)と支線(富山駅前 - 総曲輪 - 西町)の分岐停留場として開業している。さらに1928年(昭和3年)には東部線の分岐駅にもなったが、その後の路線廃止により中間停留場となっていた。しかし、富山都心線開業により再び分岐停留場となっている。ただし前述するように当停留場では環状線電車には乗降できない。
年表
- 1913年(大正2年)9月1日:富山電気軌道の停留場として開業[2]。
- 1920年(大正9年)7月1日:富山市に譲渡され、富山市営軌道の停留場となる[3]。
- 1928年(昭和3年)10月21日:東部線(西町 - 通坊前 - 東田地方間)開業[4]。
- 1943年(昭和18年)1月1日:路線譲渡により富山地方鉄道の停留場となる[5]。
- 1945年(昭和20年)8月2日:富山大空襲の戦災より休止[6]。
- 1946年(昭和21年)
- 1948年(昭和23年)9月1日:西町 - 雪見橋間復旧に伴い通坊前方面営業再開[7]。
- 1950年(昭和25年)
- 1961年(昭和36年)7月18日:射水線乗り入れ中止[8]。
- 1967年(昭和42年)10月10日:笹津線乗り入れ中止[9]。
- 1973年(昭和48年)3月31日:支線(西町 - 丸の内間)廃止[9]。
- 1984年(昭和59年)4月1日:東部線・山室線(西町 - 不二越駅前間)廃止[2]。
- 2009年(平成21年)12月23日:富山都心線(丸の内 - 国際会議場前 - 西町間)開業[10]。
停留場構造
相対式ホーム2面2線の地上駅。ホームは千鳥式配置。かつては南富山駅前方面に渡り線があったが、撤去された。
- 停留場北側(2020年7月)
- 停留場南側(2020年7月)
停留場周辺
隣の停留場
- 富山地方鉄道
- 富山軌道線(本線)
- 上本町停留場 (C07) - 西町停留場 (C08) - 中町(西町北)停留場 (C09)(富山大学前・岩瀬浜方面のみ停車) - 荒町停留場 (C10)
- 富山軌道線(支線)(1973年廃止)
- 越前町停留場 - 西町停留場
- 富山軌道線(東部線)(1984年廃止)
- 西町停留場 - 中教院前停留場
脚注
関連項目
外部リンク
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