西新井 (さいたま市)

埼玉県さいたま市西区の大字 ウィキペディアから

西新井 (さいたま市)

西新井(にしあらい)は、埼玉県さいたま市西区大字郵便番号は331-0049[2]

概要 ■西新井, 国 ...
西新井
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大宮花の丘農林公苑
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西新井
西新井の位置
北緯35度56分36.78秒 東経139度35分11.89秒
日本
都道府県 埼玉県
市町村 さいたま市
西区
地域 大宮地区
人口
2019年(平成31年)1月1日現在)[1]
  合計 641人
等時帯 UTC+9 (日本標準時)
郵便番号
331-0049[2]
市外局番 048[3]
ナンバープレート 大宮
座標の場所は西新井ふるさとの緑の景観地
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地理

埼玉県東部、さいたま市西区北東部の大宮台地上に位置し[4]、北部および東部には低地があり、そこを浅間川が流れ、概ね上尾市との境界を成している。地区の東側を上尾市大字戸崎、南側を大字内野本郷、西側を大字清河寺、北側を上尾市大字堤崎中新井と隣接する。また、荒川左岸側の河川区域内、上江橋のすぐ北側に入会地由来の飛地が所在し[4]、北側を大字指扇領別所の飛地、南側を大字西遊馬、西端で川越市大字古谷上と隣接し、南側を滝沼川が流れる。この飛地ほかその北側の市境沿いに大小多数ある西区の大字の飛地群は、西新井と同様にかつての指扇領の13の村々が領有していた入会地の名残である。 耕作地の多い農業地域で、大宮花の丘農林公苑や「西新井ふるさとの緑の景観地」などの自然が多く残る。北西側は雑木林を開発して造成した[5]西新井団地と称する纏まった住宅地がある。

歴史

要約
視点

もとは江戸期より存在した武蔵国足立郡指扇領に属する新井村で、古くは中世末期頃より存在した内野郷水判土荘(みずはたのしょう)に属されていたと云われている[4][6]。村高は正保年間の『武蔵田園簿』では75(田33町余、畑41町余、野銭永1貫230文)、『元禄郷帳』では100石余で以降は変化なしであった[4]助郷は中山道上尾宿に出役していたが、正徳安永年間は日光御成街道大門宿にも出役していた[4]化政期の戸数は21軒で、村の規模は東西10、南北10町であった[4][6]。地名の由来は新井の「井(イ)」には広くは開墾集落を意味していることから、新たな開墾集落を意味するものと思われる。荒川沿いに下谷原入会地を領していた[4]

新井村に存在していた小字

  • 西久保[12]
  • 本村
  • 走り下
  • 牛沼

世帯数と人口

2019年(平成31年)1月1日現在の世帯数と人口は以下の通りである[1]

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大字世帯数人口
西新井 277世帯 641人
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小・中学校の学区

市立小・中学校に通う場合、学区(校区)は以下の通りとなる[13]

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交通

道路

バス

高崎線宮原駅方面の路線バスが運行されている。さいたま市コミュニティバスは西新井方面へ運行されないが、替わりにさいたま市西区乗合タクシー「あじさい号」の運行を実施している。また、当地域は上尾市域に属さないが、上尾市コミュニティバス「ぐるっとくん」が地区内に乗り入れている。

東武バスウエスト大宮営業事務所
地区内は「公民館」、「花の丘通り」、「花の丘」停留所が設置されている[15]
さいたま市乗合タクシー「あじさい号」[16]
地区内は「西新井団地」、「西新井自治会館」、「清河寺団地入口」停留所が設置されている。
上尾市コミュニティバス「ぐるっとくん」[17]
  • 大谷循環
地区内は「花の丘公園」、「西新井」停留所が設置されている。

施設など

かつては臨済宗新養寺があり、寛永年間には寺子屋が開設されていたが、明治初年に廃寺となった[4]

  • 大宮花の丘農林公苑 - 所在地は西新井だが、敷地の約半分が上尾市である。
    • 緑のふるさとセンター
  • 西新井稲荷神社
  • 妙陽堂
  • 西新井団地
  • 大宮国際カントリークラブ - 飛び地に所在
  • 西新井ふるさとの緑の景観地[18]

脚注

参考文献

関連項目

外部リンク

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