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日本の衆議院議員小選挙区の一つ ウィキペディアから
茨城県第3区(いばらきけんだい3く)は、日本の衆議院議員総選挙における選挙区。1994年(平成6年)の公職選挙法改正で設置。
2013年(平成25年)公職選挙法改正以降の区域は以下のとおりである[1][2]。
県の最南部で、農村部を中心とする保守的な地盤が厚い。一方で、東京通勤圏内にある地域を含んでおり、東京のベッドタウンとして人口増加してきた地域でもあるため、1970年代以降は無党派層も増加した。
中選挙区制時代から葉梨新五郎と中山栄一の息子である葉梨信行と中山利生が長らく争っていたが、小選挙区以降後はコスタリカ方式でお互いに当選していた。
2003年の第43回衆議院議員総選挙で信行と利生がそれぞれ引退した後は信行を義父に持つ葉梨康弘が地盤を引き継ぎ、これまで7度小選挙区で当選を続けている。
非自民勢力では、第42回・43回は民主党の小泉俊明(地盤は取手市東部)が比例復活により議席を確保した。2009年の第45回衆議院議員総選挙では小選挙区で葉梨康弘の比例復活を阻止しつつ当選している。また、この選挙では民主党大勝の余波で比例北関東ブロックで立候補していた取手市を地盤に持つ石井章、川口浩も当選した。しかし2012年の第46回衆議院議員総選挙では小泉は葉梨に敗れ、比例復活もできずに落選した。
葉梨は22年に第2次岸田内閣 (改造)で法務大臣になったが、その役割に関する不適切な発言で辞任に追い込まれた。
時の内閣:第1次石破内閣 解散日:2024年10月9日 公示日:2024年10月15日
当日有権者数:38万6256人 最終投票率:53.11%(前回比:0.41%) (全国投票率:53.85%(2.08%))
時の内閣:第1次岸田内閣 解散日:2021年10月14日 公示日:2021年10月19日
当日有権者数:38万9521人 最終投票率:53.52%(前回比:1.63%) (全国投票率:55.93%(2.25%))
当落 | 候補者名 | 年齢 | 所属党派 | 新旧 | 得票数 | 得票率 | 惜敗率 | 推薦・支持 | 重複 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
当 | 葉梨康弘 | 62 | 自由民主党 | 前 | 109,448票 | 53.59% | ―― | 公明党推薦 | ○ |
梶岡博樹 | 44 | 立憲民主党 | 新 | 63,674票 | 31.18% | 58.18% | ○ | ||
岸野智康 | 27 | 日本維新の会 | 新 | 31,100票 | 15.23% | 28.42% | ○ |
時の内閣:第3次安倍第3次改造内閣 解散日:2017年9月28日 公示日:2017年10月10日
当日有権者数:39万2370人 最終投票率:51.89%(前回比:4.19%) (全国投票率:53.68%(1.02%))
時の内閣:第2次安倍改造内閣 解散日:2014年11月21日 公示日:2014年12月2日
当日有権者数:38万6081人 最終投票率:56.08% (全国投票率:52.66%(6.66%))
時の内閣:野田第3次改造内閣 解散日:2012年11月16日 公示日:2012年12月4日 (全国投票率:59.32%(9.96%))
時の内閣:麻生内閣 解散日:2009年7月21日 公示日:2009年8月18日 (全国投票率:69.28%(1.77%))
時の内閣:第2次小泉改造内閣 解散日:2005年8月8日 公示日:2005年8月30日 (全国投票率:67.51%(7.65%))
時の内閣:第1次小泉第2次改造内閣 解散日:2003年10月10日 公示日:2003年10月28日 (全国投票率:59.86%(2.63%))
当落 | 候補者名 | 年齢 | 所属党派 | 新旧 | 得票数 | 得票率 | 惜敗率 | 推薦・支持 | 重複 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
当 | 葉梨康弘 | 44 | 自由民主党 | 新 | 102,315票 | 48.92% | ―― | 公明党推薦 | ○ |
比当 | 小泉俊明 | 46 | 民主党 | 前 | 92,306票 | 44.13% | 90.22% | ○ | |
上野高志 | 39 | 日本共産党 | 新 | 14,546票 | 6.95% | 14.22% |
時の内閣:第1次森内閣 解散日:2000年6月2日 公示日:2000年6月13日 (全国投票率:62.49%(2.84%))
時の内閣:第1次橋本内閣 解散日:1996年9月27日 公示日:1996年10月8日 (全国投票率:59.65%(8.11%))
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