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元サッカー選手の「羽田敬介」とは別人です。 |
羽田 圭介(はだ けいすけ、1985年[1]10月19日[2] - )は、日本の小説家。東京都生まれ[1]。明治大学商学部卒業[3]。
概要 羽田 圭介(はだ けいすけ), 誕生 ...
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概要 羽田圭介, YouTube ...
羽田圭介 |
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YouTube |
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チャンネル |
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活動期間 |
2018年 - |
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ジャンル |
文学 |
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登録者数 |
14,900 |
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総再生回数 |
1,495,962 |
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チャンネル登録者数・総再生回数は 2022年10月30日時点。 |
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幼少時に交通事故に遭い自動車に轢かれたが、奇跡的に命が助かったという経験を持つ。高校時代は毎日放課後に40km、自転車で走りトレーニングをしていた。自転車で北海道まで走破したこともある。将来の夢として自転車の実業団選手を目指しており、ツール・ド・フランスに出場する事を真剣に考えていた[4]。
明治大学付属明治高等学校在学中の2003年、高校生と中学生の兄弟が憎み合い、「家庭内ストーキング」を繰り返すさまを独特の表現で描いた「黒冷水」で第40回文藝賞を受賞[3]。17歳での文藝賞受賞は堀田あけみ、綿矢りさと並んで当時3人目で、当時最年少だった。
その後は明治大学に進学し、アナウンサー研究会に入る。2006年、「不思議の国のペニス」を『文藝』に発表。2008年同誌に「走ル」を発表、芥川賞候補作となる。大学卒業後は一般企業に就職するが、1年半で退職し専業作家となる[5]。
2010年、第4作「ミート・ザ・ビート」で第142回芥川賞候補。2012年、「ワタクシハ」で第33回野間文芸新人賞候補。2013年、「盗まれた顔」で第16回大藪春彦賞候補。2014年、「メタモルフォシス」で第151回芥川賞候補、第36回野間文芸新人賞候補。
2015年、「スクラップ・アンド・ビルド」で第153回芥川賞を受賞[6]。お笑い芸人の又吉直樹の小説『火花』との同時受賞や本人のキャラクターが話題となり、その後はテレビ番組などマスコミへの出演が激増[7]。2017年にはNHK新春スペシャルドラマ『富士ファミリー2017』に出演し、俳優デビューも果たした[8]。
2018年、自身のYouTubeチャンネルを開設。YouTuberとしても活動しており、デビュー作『黒冷水』の朗読動画、他の作家の作品のレビュー動画、オートバイでのツーリング動画など、様々な動画を配信している。
2020年12月21日、女優の中神円(なかがみ えん)との結婚が報じられる[2]。
単行本
- 黒冷水(2003年11月 河出書房新社 / 2005年11月 河出文庫) - 初出:『文藝』2003年冬季号
- 不思議の国のペニス(2006年10月 河出書房新社 ) - 初出:『文藝』2006年夏季号
- 【改題】不思議の国の男子(2011年4月 河出文庫)
- 走ル(2008年3月 河出書房新社 / 2010年11月 河出文庫) - 初出:『文藝』2008年春季号
- ミート・ザ・ビート(2010年2月 文藝春秋 / 2015年9月 文春文庫)
- 「ミート・ザ・ビート」 - 初出:『文學界』2009年12月号
- 「一丁目一番地」 - 書き下ろし
- 御不浄バトル(2010年7月 集英社 / 2015年10月 集英社文庫)
- 「御不浄バトル」 - 初出:『すばる』2010年3月号
- 「荒野のサクセス」(「黒くなりゆく」改題) - 初出:『すばる』2010年5月号
- 「ワタクシハ」(2011年1月 講談社 / 2013年1月 講談社文庫)
- 隠し事(2012年1月 河出書房新社 / 2016年2月 河出文庫) - 初出:『文藝』2011年冬季号
- 盗まれた顔(2012年10月 幻冬舎 / 2014年10月 幻冬舎文庫)
- メタモルフォシス(2014年7月 新潮社 / 2015年11月 新潮文庫)
- 「メタモルフォシス」 - 初出:『新潮』2014年6月
- 「トーキョーの調教」 - 初出:『新潮』2013年9月号
- スクラップ・アンド・ビルド(2015年8月 文藝春秋 / 2018年5月 文春文庫) - 初出:『文學界』2015年3月号
- コンテクスト・オブ・ザ・デッド(2016年11月 講談社 / 2018年11月 講談社文庫)
- 成功者K(2017年3月 河出書房新社 / 2022年4月 河出文庫)
- 5時過ぎランチ(2018年4月 実業之日本社 / 2021年10月 実業之日本社文庫)
- ポルシェ太郎(2019年4月 河出書房新社) - 初出:『文藝』2018年秋季号、冬季号
- 羽田圭介、クルマを買う。(2019年7月 集英社) - 雑誌『週刊プレイボーイ』で2017年から続く連載の単行本化。自家用車購入のため、数十台もの車の試乗を繰り返すドキュメンタリー・エッセイ。
- Phantom(2021年7月 文藝春秋 / 2024年9月 文春文庫)
- 滅私(2021年11月 新潮社 / 2024年7月 新潮文庫) - 初出:『新潮』2020年9月号
- 三十代の初体験(2021年11月 主婦と生活社)
- タブー・トラック(2024年8月 講談社) - 初出:『群像』2023年3月号 - 11月号
単行本未収録作品
小説
- 「グリーンゾーン」(『紡』 Vol.7 2013年2月 実業之日本社)
- 「飢える虚像」(『紡』 Vol.9 2013年8月 実業之日本社)
- 「テキサスの風」(『群像』2010年4月号 講談社)
- 「迂回」(『文學界』 2015年8月号 文藝春秋)
- 「成功者Kのペニスオークション」(『文學界』 2015年9月号 文藝春秋)
- 「〇.〇〇…」(2016年夏・サントリー「オールフリー」キャンペーン用)[15][16]
- 「シリコンの季節」(note、2017年12月 )[17]
- 「厳しさ」(『父の日スペシャル「RÉMY MARTIN XO × 直木賞作家 羽田圭介」コラボレーションスペシャル企画!』2019年5月28日からWebで公開)[18]
エッセイ
- 「私のたからもの」(『月刊 J-novel』2011年6月号、実業之日本社)
- 「読み取り強要」(『文學界』2014年8月号、文藝春秋)
- 「AgeX」(『月刊 J-novel』2015年12月号、実業之日本社)
- 「プロムナード」全24話(『日本経済新聞』夕刊、2016年1月 - 6月)[19]
- 「私の東京物語」全10話(『東京新聞』朝刊、2016年3月17日 - 3月30日)[20]
- 「羽田圭介 三十一歳の初体験」(『週刊女性』2017年4月24日 - )[21]
- 「羽田圭介の首都高ライフ」(フリーペーパー『首都高じゃらん』2019年6月10日 - )[22]
鼎談
- 「僕らのはじまり」中村航×羽田圭介×朝井リョウ(『紡』Vol.5、2012年4月、実業之日本社)
ミュージカル
- 『スコア!』(2017年8月17日 - 20日、全7公演、三越劇場)[24] - ルート(アルゴの父) 役
コンサート
- K & K concert『オモコン』(2017年12月6日、山野学苑 27階)出演:羽田圭介(ボーカル)、池谷京子(ボーカル)、塩谷翔(ピアノ)
出典
TBSラジオ編 『コサキンの中二の放課後』 興陽館、2005年8月5日、282頁「コサキン年表」2003年12月3日