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和歌山県東牟婁郡串本町田原にある西日本旅客鉄道の駅 ウィキペディアから
紀伊田原駅(きいたはらえき)は、和歌山県東牟婁郡串本町田原にある、西日本旅客鉄道(JR西日本)紀勢本線(きのくに線)の駅である。
この駅は1936年12月、国鉄紀勢中線の下里駅から串本駅までの開通と共に開業したが、その約4年後の1940年には江住 - 串本・新宮 - 紀伊木本(現・熊野市)間開業により紀伊木本 - 和歌山(現・紀和)までが紀勢西線とされたため国鉄紀勢西線の駅となった。その後当駅は1959年、今の紀勢本線が全通し亀山 - 和歌山(現・紀和)間が紀勢本線となったのを受け国鉄紀勢本線の駅となり、さらに国鉄分割民営化を経て現在に至っている。
単式ホーム・島式ホーム混合の2面3線を持ち、単式ホーム(1番のりば)に接して駅舎のある地上駅である。ホーム間の連絡は跨線橋による。
新宮駅管理の無人駅。開業当時からの駅舎が窓が塞がれながらも使用されている。トイレは、改札外にある。駅舎内には駅ノートが設置されている。自動券売機は設置されていない。
年度 | 1日平均 乗車人員 |
---|---|
1998年 | 80 |
1999年 | 76 |
2000年 | 62 |
2001年 | 45 |
2002年 | 40 |
2003年 | 43 |
2004年 | 42 |
2005年 | 37 |
2006年 | 28 |
2007年 | 24 |
2008年 | 23 |
2009年 | 20 |
2010年 | 23 |
2011年 | 18 |
2012年 | 18 |
2013年 | 15 |
2014年 | 13 |
2015年 | 17 |
2016年 | 18 |
2017年 | 21 |
2018年 | 17 |
2019年 | 14 |
2020年 | 12 |
2021年 | 12 |
2022年 | 12 |
周辺では熊野灘のぎりぎりまでに山が迫っているが、駅のある田原集落は田原川が山を削った河口のわずかばかりの平地に開けている。古くからの漁港集落であり、駅は田原集落の西の端、あと少しで山という場所に位置する。集落には郵便局、小学校などがある。なおこのあたりの海岸では冬季の早朝に「田原の海霧」とよばれる現象が発生する。放射冷却により田原川上流にたまった霧が川を下りながら量を増し、暖かい海に出たところで濃くなって海が白く見えるものである。駅周辺には軽自動車一台程度しか通れないような狭い路地に古びた民家が密集している。
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